極意「弓返り」 (投稿47件)[1〜47]


1:チョコレートさん
弓返りについて皆さんにお尋ねします。皆さんは弓返りしますか? 私は先生に、弓返りのことをよく言われます。私は離れる瞬間に握ってしまうそうで、およそ90度くらいしか回りませんが、みなさんはどうでしょうか? 一般的には、握らないように、ゆるませないように、角見で弓を支えるようにして押せば回ると言われていますが、いくらやっても180度さえ回りません。意識しすぎると、ゆるみそうで恐いです。皆さんの考えを聞きたいです。

2:Y.K.さん
自分が高校のときは90度まわって体をぶたずに真っ直ぐ飛べばよい!っていう学校でした。

今の大学でも無理にまわさせることはしないです。

で、今の自分はどうかというと、回ったり回んなかったり気まぐれです。おそらく回るときはほとんどゆるんでるでしょう。

自分は無理に回さないほうがよいという立場です。かといって握るのもだめですが。
回るようになるまで気長に練習しようってスタイルです。

3:葵使いさん
手の内が上達してくればいずれ返るでしょう。
返ることを目的としても詮の無いことです。

弓は反時計回りに回って矢を飛ばすように出来ているのですからそれを止めれば返りませんし、止めなければ返るというだけのことです。
必要以上に握らないようにすることを先に考えることが上達への早道だと思います。

4:あさおさん [url]
弓返りは意識しない方がいいと思いますよ〜。
私自身、弓返りにすごい憧れてて、けど手の内をどうとっても角見を効かせても回らなくて・・・。
いつしか緩ませて弓返しをするようになってしまいました(´Д`)
弓返りは3段以上では必要ですが、それまでは自然に出来るようになるまで気にしなぃ〜がオススメです(笑)弓返しになってしまったら角見が効かなくて前に行きます↓↓

5:真尻さん
>弓返りは3段以上では必要ですが、それまでは自然に出来るようになるまで気にしなぃ〜がオススメです

なんかこの掲示板でよくこの手の書き込み見るのですが、日本弓道連盟が推奨している一般的な指導方針はこのような形なのでしょうか?

手の内、弓返り関連のたいていのスレッドで教えられている方が堂々と弓返りはしないでいいと言っているのが前々から気になっていました。

>>4
弓返りしなくても物理的に前にしか飛びませんよ。もちろん緩めても前に飛びますが

6:デビさん
きっと、昔「弓返り」ならず「弓返し」的な悪癖が流行って「弓返りは悪癖を生む」という話にでもなったのでしょうかね。

ぶっちゃけ、早気話はいくらでも経験談でも話せますが、弓返りは早々にマスターしてしまったので、何が難しいのかわからんのです。(すごいでしょ。中んないけど)

私は正直今でも角見(弓の右角を押す?)で弓返りがするという意味がわかっていません。支点を右側に寄せることは回転するのに有利だとは思いますが、そんな話なんですかねぇ?? 「捻る」とか「右を押す」とか書いてあるのを見るのですが、全然納得できないのです。

7:紫弓
さん
まず指導の上では両手の内と角見は一番苦労するので、最初におぼるべきだと思います。次に弓返りは手先次第ですぐついて来ます。
私としては段位は関係なく吸収すべきことはしたいところですね。私は全日弓の話ではその点の指示は聞いたことはありません。個人に任されてしまうのでしょうか、、。

真尻さんへ。気になったのですが弓返りしなくても角見が働けば、前上に飛びやすいもののだいぶ修正されませんか?言葉の意味そのままだと打ち切り射法は前離れになってしまいますが、どうでしょうか。

8:真尻さん
>>7
多少は修正はされるでしょうが、手首が折れないのであれば前にしか飛ばないのではないですか?

9:紫弓さん
修正されず思いっきり前に飛ぶのかと考えてしまいました。真尻さんの言われるとおり前にしか飛びません。
追記ですが弓を完全固定した場合は矢の形により的右上四十五度方向に行く為、先程、前上と表現しました。この点で混乱を招いたらすみません。返信ありがとうございます

10:Qちゃんさん
大学生の時(京都におりました)
昇段審査の時、審査員の先生(確か教七だった)が「弓返りの極意」を教えてやると言ってきたのです。射形が見事で、話すこともわかりやすく、尊敬していた先生なので、期待して聞きました。曰く
「ゆがけにギリ粉を付けた時に、ちょっとだけ余るやろ、それをな、角見の所にチョちょいと塗りつけるんや、すると、びゅんびゅん弓返りするで・・・・」
何かだまされたような気がしました。
それでもどうなるのか興味があったので、実行してみたら、そりゃあホントにびゅんびゅん弓返りしますわ。ギリ粉の滑り止め効果で、角見がやたら効きまくるんですから。返った弦が腕にあたるのが痛いくらいでした。
しかし、何射かしてたら、ギリ粉の滑り止め効果に、皮膚の方が耐えきれなかったようで、角見の先の親指の関節あたりが、ぱっくりと割れてしまいました。どんなに猛練習しても、皮がむけることも割れることもなかったのですが・・・
それいらい、練習量が増えると、割れそうになる体質になってしまいました。
件の先生を今でも恨んでます。

11:うにうにさん
弓返りは大事だたおもいますよ!!?弓返りをすると,本当にまっっすぐに飛ぶんです(>0<)中った感じが違いますよ!?注意すべきはヤッパリ天文線ですネ!!!!!

12:るんさん
>1:チョコレートさん
>私は離れる瞬間に握ってしまうそうで
チョコレートさんのいわれる「角見」というものがよくわかませんが、私は、一般的にいう(?)角見(?)というものを意識する手の内はあまり用いません。

弓返りについてはいろいろなお考えがあると思いますが、私の場合、早い弓返りが好きでしたので、ある時期の稽古では、痛い程打ち返っておりました。(うたないようにしろよ→へたくそなだけです)
そのときは、離れる瞬間に握って(締めて)一歩手前でうたない様にしていました。

>私は先生に、弓返りのことをよく言われます。
う〜ん、せっかく先生がいらっしゃるのならば、手の内は様々で、ご指導方針もあると思いますので、まずは先生のご指導を仰がれるのがよいのではと思います。ご指導の先生のもと、がんばって素晴らしい弓返りをマスターしてください。

と、私は考えます。(^o^)

13:橙弓さん
>弓返りは大事だたおもいますよ!!?弓返りをすると,本当にまっっすぐに飛ぶんです

となると、昔の弓返りをさせない射法ではまっすぐ飛んでいなかったのでしょうか?
たとえば、堂射などはどうでしょう?

14:真尻さん
>>13
弓の右に矢があって、弦は弓の中心に近い部分に向かっているので、必ず前に飛びます。

矢が真直ぐ飛ぶ原理(全25件)

http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200509/2004042805240914.html

こちらのスレッドで皆さん語られていますよ。

15:橙弓さん
>>14
ありがとうございます。

私は「弓返り」は矢と弦が分離した後、約0.3秒後になって生じるものであり、直接矢の的中及び貫徹力に足して影響を与えることはないという記述を信じていました。(弓道指導の理論と実際p182)
したがって、弓返りと矢所は関係ないものと考えています。

16:紫弓さん
橙弓さんの言われているとおりですね。更に詰めた話が真尻さんの提示されたなかの私の示した矢羽の修正機能や弓の形状にもあります。
あくまで角見としての働きがあった場合ですので、なければ前にとぶと言う話ですね。角見の働きは矢と弓が分離する前におこりますね。

昔の打ち切り射法については小離れで現在より縮んでいる引き方ではないかと私は思います。角見はあったでしょうが射に関しては実際には憶測にすぎないですね。
真尻さんが言われる矢が必ず前に飛ぶというのはやはり捩り応力の発生しない角見の働きがない状態で高さを合わせたかと思います。確かに矢には安土に向かって見て、右から右上への方向に飛ぶ力が働きます(弓禅さんが語られてたことですね)が羽と角見の効用で修正がされます。結果は橙弓さんの示された結果になります。

しかしながら実際弓が矢を飛ばすのを数式に表すことは可能かも知れませんが、高機能なプログラムで弓の形(座屈)から様々なものを計算するのは一般的にも難しいと思います。
なので現象論で忠実に埋め合わすことが必要があるので段階踏んで考えないと難しいですね。

17:真尻さん
>>16

>真尻さんが言われる矢が必ず前に飛ぶというのはやはり捩り応力の発生しない角見の働きがない状態

では、どのくらい捩りをかけるとよいか考えた事がありますか?弓は弦と握りを持っているので捩ろうと思えばどこまででも捩る事ができます。

経験上、弓返りをしないでも真っ直ぐ飛んでいる人は捻りが強いです。それで中て続けている人の弓は、弦の入りが内側に入るような変形をしていきます。買った時はだいたい弦が弓の右側にありますよね?それが内側に入るという変形をするまで捻るというのは弓の真理なんでしょうか?

私は弓返りを行うと最低限の捻りでよい為、それが理想的な捻りと考えますが、それ以上捻るのはどうかと考えます。

18:紫弓さん
私が弓返りを行う時は、ただ弓を受けて虎口が引き分けからただ巻き込まれるだけですね。その反発で弓返りがおこります。
書いていて抜けてましたが弓の捩り応力ですので誤解を招いたならすみません。
弓の捩りについては弓の自重によるものだけと考えます。それ以上だと確かに変形を招きます。変形するまで捻るのは私も真理ではないと思います。

弓返りをしなければするよりかはかなり弓に負担をかけるのは事実です。

後埋めになって悪いのですが角見が働けばだいたい四十五度から最大九十度までは弓が返ります。これは大三時に決まるベクトルによって決定します。まったく弓返りしないのであれば賛同しているのですが申し訳ないです。
一応確認したいのですが会まで引いてそのままの弓手で弦を戻しときどの位置に弦がありますか?上下から見た弓手と弦の内角が四十五度以下なら私とはまったく違うタイプの手の内にあたりますが。

19:真尻さん
>弓の捩りについては弓の自重によるものだけと考えます。

これはどういう意味でしょうか?自重がどう関係するのかわかりませんでした・・・

>会まで引いてそのままの弓手で弦を戻しときどの位置に弦がありますか?

最初に作った手の内が90度なのでそのまま90度です。

20:紫弓さん
私が弓返りを行う時は、ただ弓を受けて虎口が引き分けからただ巻き込まれるだけですね。その反発で弓返りがおこります。
書いていて抜けてましたが弓の捩り応力ですので誤解を招いたならすみません。
弓の捩りについては弓の自重によるものだけと考えます。それ以上だと確かに変形を招きます。変形するまで捻るのは私も真理ではないと思います。

弓返りをしなければするよりかはかなり弓に負担をかけるのは事実です。

後埋めになって悪いのですが角見が働けばだいたい四十五度から最大九十度までは弓が返ります。これは大三時に決まるベクトルによって決定します。まったく弓返りしないのであれば賛同しているのですが申し訳ないです。
一応確認したいのですが会まで引いてそのままの弓手で弦を戻しときどの位置に弦がありますか?上下から見た弓手と弦の内角が四十五度以下なら私とはまったく違うタイプの手の内にあたりますが。

21:紫弓さん
変な投稿になってる、、。
さて、弓の自重については部位の密度を含めた弓の形状の変化の仕方に関係し、弓自体の力で弓が周る理由になりますが、これがさっき述べたプログラムが必要になるので、現象論で言うしか無くなるのです。申し訳ないです。

なんと九十度ですか、手の内が本当にしっかりしていますね。
しかしながら角見が働いてまでも弓返りしなければ右に行くというのは分かりません。ちなみにどれくらい右にいきますか?先の本より精度が良ければ真尻さんの言われることはありえるのですが、、。

22:真尻さん
>>21

>これがさっき述べたプログラムが必要になるので、現象論で言うしか無くなるのです。申し訳ないです。

そうではなくて、私は紫弓さんが会における理想的な捻りについて自重を利用して決定しているかと文面を見る限り見えたのでお聞きした次第です。紫弓さんは会における弓も痛まない理想的な捻りはどの程度かご存知ですか?

>しかしながら角見が働いてまでも弓返りしなければ右に行くというのは分かりません。ちなみにどれくらい右にいきますか?先の本より精度が良ければ真尻さんの言われることはありえるのですが、、。

私の弓返りをしない際の矢所の位置は的の前に集まります。つまり的半分〜1個前に飛びます。中らない事はないです。

23:紫弓さん
断面で4対6から3対7の間の加え方で下向き八度から十度の方向に向いたかとおもいますが。
もし違ければ御指摘下さい。

矢所については驚きですね、、。初めてここまで考えさせられました。

では弓手肘関節について伺いますが離れの時、俗に言われる米一粒が伸びの結果により飛ぶように肘関節の空間が伸びますか?それとも肩から伸びて肘関節は動かないのですか?
どのような弓手の働きをされていますか?

24:真尻さん
>断面で4対6から3対7の間の加え方で下向き八度から十度の方向に向いたかとおもいますが。

どうも意見が食い違っているようです・・・
弓の捻りには、弓を真っ直ぐしたときに左右の捻りと、弓手中心とした上下の捻りがあると思います。紫弓さんどちらを言っていますか?私は左右の捻りの話だと思っていました。
理想的な左右の捻りは、先ほどの90度を会で180度にするような弓手の方向と勝手の位置のみで決まります。

>肘関節の空間が伸びますか?それとも肩から伸びて肘関節は動かないのですか?

空間が伸びてかつ肘が後ろに拳3分の1動きます。3分の1の動きは、胸が開いた結果そうなっています。

25:真尻さん
>断面で4対6から3対7の間の加え方

これはもしかしたら、弓の右側を押すという事を言っているのでしょうか?

26:紫弓さん
今の真尻さんの表現の結果、会で私の示した対比(弓に対して左右)と角度(弓に対して上下)の結果になりますね、、。同じことでも全く違うようにみえますね。
すみません両方書きました、、。

弓手の使い方は近いようですが私は拳一つ分でした。
まじめにこれは弓手の手の内の正確な形が知りたくなりました。失礼ですがお願いします。
会において中指爪をは親指で重ねるか、そのまま中指の上に親指を重ねるか?(私は後者)
中指先と親指基関節の空間は?(私は開けています)
爪揃は小指までするか?(私は小指はしていない)
親指は十文字か?(たまに引き方で下にわざと向ける方がいるので一応)
親指と人差し指でY字につくっているか?(私はしていませんがありますので一応)

よろしくお願いします。

27:真尻さん
>>26
>会で私の示した対比(弓に対して左右)と角度(弓に対して上下)の結果

なるほど、わかりました。それでは

>断面で4対6から3対7の間の加え方で下向き八度から十度の方向

こう断言するのはおかしいです。
なぜなら、握りの位置は弓によって違うわけで、例えば以前話題になった握りの位置が高い肥後蘇山と直心がどちらも下向き八度から十度の方向という枠で決められるのもおかしな話です。この部分に関しては五重十文字にある「弓と手の内の直角」が正解です。

それと、弓の形が入木であったりまた逆であったり違う状態で4対6から3対7と決めるのはおかしいです。弓に対して体力がない状態とある状態(弓を重たく感じるか軽く感じるか)でも変わってきます。なぜなら意識のとり方が強い弓になると大きくなるからです。

つまり、これらから考えると厳密に言うのはおかしなことです。道具によって違うというのが正解でしょう。

以下、質問に対する答えです。
・会において中指の上に親指を重ねます。
・中指先と親指基関節の空間は空いています。
・爪揃はする意味がわかりませんが、会では大体そろっています。(あくまで結果的に)
・親指は十文字というよりも、手の内の中筋の線が弓に対して直角です。その意識の結果親指と十文字です。
・親指と人差し指でY字につくっているかという事ですが、この点だけ違います。私はYを作っています。この部分をどのように紫弓さんは使われているのですか?

28:紫弓さん
さっきの比と角度に関しては偏心モーメントと言われる重心の問題ですが10センチくらいちがういちなら極端で別ですが、補正せずに概算ででるそうです。もちろん弓と手の内と直角ですが、正確に書きましたが納得行きませんでしたら微小変形理論まで御自身で学ぶしかありません。比に関しては弓の幅で決まります。
この点は力学論なので流石に否定されると超越論になってしまいます。ちなみに道具によって違うことは先のプログラムが必要になる場合です。懸まで定義した場合は更に偏心モーメントの方までまた考える必要があるので別問題にしておきます。


手の内に関しては私はY字に作らず人差し指を曲げて虎口が自然に巻き込まれるようにしています。真尻さんの言われる手の内で虎口が自然に巻き込まれるのは働き方が違い。全く真尻さんの言われたとおりになります。
ただし私に近い系統の引き方の人によっては見えない緩み離れと言う可能性がかなり高く。真尻さんからが実際見た私の印象は弓をすこし捻るように見えるでしょう。私より弓を捻る方は流石に弓を変形させますが、、。

私自身始めた当初から真尻さんと同じ手の内で的中も九割超えてましたが肩甲骨の点で気になる点があり今の引き方に変えました。
難しいものですね。

29:某大学生さん
>28
横から失礼します。
その引き方は強い弓でしかできないような気がしますが、何キロの弓を引かれていますか?
それと、毎日の練習量、的中率の安定性等聞かせて頂けると幸いです。

私の手の内は真尻さんと近いような感じですので、私も紫弓さんの手の内に興味があります。

30:ねこさん
こんばんわ。
過去のスレッドを見ました。
真尻さんの
@弓返り(弓返し)
緩めて弓を返す事を弓返しといいますが、弓返りでも弓返しでもどちらも後ろにやる要素です。最近は、段位を持っているにもかかわらず、弓返りができない未熟な射手が多いのも事実です。

と、ありますが、僕は、弓返りは、緩めるものでないと思っていますが。

31:真尻さん
>>30

よく文章を読んでいただくとわかると思いますが・・・

緩めて弓を返す事を一般的に「弓返し」といいます。緩めない普通のやつは「弓返り」ですね。語尾に注意してください。それで弓返りでも弓返しでもどちらも後ろにやる要素であると書いてあります。そして最近は、段位を持っているにもかかわらず、弓返りができない未熟な射手が多いのも事実だと嘆いているわけです。

32:紫弓さん
先に書いていないのは、大三で中指薬指を先から数えて第一関節が弓の外竹に触れるようにしています。
他には爪は白くならないとか、引くにしたがって虎口がただ巻き込まれるようにただ弓を受けるだけだとか、そんなとこかと思います。

練習は一日に十数射です。週三四回くらいかと思います。的中に関しては現在は皆束りもあれば残念の日もあります。ここを直すために狙いをこうすれば当たるというようなことはしません。中る時は治った時もそのままの正しい狙いで引いています。今は当たらなくても将来的に評価されるように考えています。
ちなみに弓は三十台まで引けますが今は十六キロです。ちなみに九キロでもしっかり引けますね。

33:Birdさん
中指の爪先に親指を重ねるタイプの手の内は、会の時親指は自的の一つ前の的を向いていて、離れで自的につくのが正しいのですかね?!ご教授お願いします

34:某大学生さん
>紫弓様

ありがとうございます。
しかし、その引き方は16kgのようなやや強めの弓なら問題ないですが、それ以下の例えば10kgとか13kgのような弱い弓で行うと捻りすぎだと思いますが、変形とかありませんか?弱い弓や竹弓では、弓が細く変形に弱いのでその引き方はできないと言われた事があります。(それは女の子の指導で言われていました。女の子で弱い弓ではやってはいけないと)

>今は当たらなくても将来的に評価されるように考えています。

これは、日本弓道連盟の方針なのですか?中らないでも評価されるんでしょうか?大学生の感覚でしょうかちょっとその辺が理解できません。

質問だらけになりましたが、お答え頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

35:朱里さん
こんにちは。私もいま弓返りについてわからないことばかりなんです。最近弓が返るようになりました。でも、みなさんにお聞きしたいことがあって、私は矢所が下の後ろばかりにいくのです。それはやはり自然な弓返りでなく自分で持ちかえたりして返してしまっているのが原因なのでしょうか?わかりません。他の人には持ちかえてるようにはあまり見えないけど‥と言われました。どうかアドバイスお願いします。

36:紫弓さん
某大学生さんの言われる点の盲点は、たぶん必要以上に虎口が巻くと考えていませんか?そうすると弓が変形します。
しかし弓自体力をただ受けるだけで虎口にかかる立体バネの弾力で弓力並び形に比例しますのでかわりません。多分微小変形理論だとか座屈だとかで分かるかと思いますが、、。

全日弓として先の点に関する指示はありませんが当たらなくても評価はされることはあります。それは体配も含めた全てのものをやることです。将来的に当るようにすればいいと考えます。中りはバランスなので狙いと引き方が分かればぽんぽん行きます。しかし同じ狙いを続けて自分の引き方がどうなる矢所により分かり、納得した時点で最後に自身の狙いを決めれば良いと考えています。

Birdさんが言われる点は他の条件も増えたりするので正しいとは言い切れないのが現状です、申し訳ない。

珠里さんへ。
他に狙いだとか、馬手だとか、ほか状態が分からないので文面からはわからないので手の内が悪いともなんとも言えないのです。すみません。

37:真尻さん
>紫弓さん

押し手の肘はどのように使っていますか?
よくよく読み返してみると、同じ射をしているかもしれません・・・曲げているか、肘の向き等、その部分を教えてください。
よろしくお願いします。

38:紫弓さん
弓手は弓構えの羽引きの張りのままの形で引いています。大三で少し伸びますが、会まで引き分けます。離れにおいては、ほんの少し残した空間を埋めるように先のようにつかいます。肘関節の位置は肩線みたいです。
肘の向きとは正確に肘関節のことを言われているのか分かりませんが内肘関節は会でほんの少し上方を向いています。会で前腕上腕をいうならば、今は上腕を肩線に合わせて、前腕が屈曲により矢に合わせた状態になり、離れで伸展し肩線に一直線になります。


真尻さんが言われた手の内でY字だと馬手の方が違うと思います。例えば肘関節か肩線と一直線だとか。(私は拳一つ分下げています)。何度も書いてますが弓構えの張りで引いてます。

あえて弓道用語は多用しないのは、誤解を招かない為と理解くださいませ。

39:お母やんさん
>>朱里さん
弓返りしていない状態でまっすぐ的を狙っていても、弓返りしていないために(普通なら)前に飛ぶそうです。(『絵説弓道』参考)弓返りしていない状態で的に中っている人は大抵後ろを狙っているので、弓返りしだして間のない頃は狙いはそのままになっていることが多く、後ろに抜けやすいようです。
間違ってたらすみません・・;間違いがあればご指摘ください↓

40:真尻さん
>>38
>親指と人差し指でY字につくっているか?
という問いに対する受け止め方が先日違っていただけで、ほとんど同じ射のようです。私は「Yの字になっているのか?」と受け止めていましたので、そりゃなっているだろうとYesと答えたわけで・・・紫弓さんの拳一つ分下げているという部分で確信しました。

この射をしててもやはり、前に行かないのが信じられません。関板に当たった瞬間に矢は外れると思うのですが、関板に弦が当たる位置は中心よりも左側です・・・

もしかしたら、離れの瞬間に紫弓さんは手首の角度が少し変わっているのではないかと思いますがどうでしょうか?私は会の時の手首の角度のまま胸の開きによる後ろ、それと伸びる方向の混合した方向にスライドしています。

紫弓さんも一度厳密に矢がどの程度の誤差があるのか本気で狙ってみて試してみてください。9割中てる事ができるのなら、半分くらいは正鵠に中てる事ができる筈です。もしかしたら、私が言っている矢所の話が厳密すぎる気もしてきましたので

41:朱里さん
>>お母やんさん

アドバイスありがとうございます。確かに少し後ろめのねらいのままやっていたかもしれません(^^;今日の稽古で確認してみます。
自然な弓返りでなく、にぎりなおしたりして返してしまっているから後ろに行くということではないんですよね?

42:真尻さん
>>41
>にぎりなおしたりして返してしまっているから後ろに行く

少なくとも、弓返りがしないままの離れよりも、握り返した方が真っ直ぐ飛ぶと思いますよ。ただ、弓返りは虎口が受ける捩りの力だけなのに対して、弓返しは自分で回すわけですから、やりすぎている可能性はないともいえません。ただしい手の内の働きを覚えたに越したことはありません

43:朱里さん
>>42

手の内確認してみます。ありがとうございます。

44:紫弓さん
真尻さんの言われる通りですね。手首の関節は基本的には動きませんが、会から残心にかけて親指が的に向くように伸びるのでほんの少しは動くでしょう。


私の、はの低い弓は関板の弦が中る位置は中心から右にかけて扇状に跡が残ります。弓をねじったらそうはならずかなり左側に跡が着くでしょう。
私の場合はインパクトが関板の中心で、角見の遠心力というか惰性により右側により中心に戻るように摩擦しているはずです。

その的芯的中に関しては昔、夜間照明を減らして、狙いを正確にしてやった時にほぼすべて入ってたかと思います。誤差に関しては真尻さんと変わらないかと思います。しかし私の方法は照明の明暗でどれ程的中が変わるかだったので、精度の対象が正しくないかも知れません。ちなみに明るくしたら悪くなりましたが、、。意識の問題で片付けられそうです(笑)

今の射が三、四年は覚悟していますが、更に落ち着いたらまたやりますね。

45:某大学生さん
>>36

>たぶん必要以上に虎口が巻くと考えていませんか?そうすると弓が変形します。

私も同じ考えです。文章で紫弓さんのイメージをうまく受け止められなかっただけのようです。申し訳ありません。

冷静に考えてみると、始めたばかりの人が、だんだん力が強くなっていくに従い、必要以上に弓を捻り込んでしまうようになるといけなから弓の強さを上げて耐久性のある弓にしないと弓が捻れるという事を言われたのだと思います。

実は私、真尻さんと紫弓さんの高レベルの会話読んでいて楽しんでいます(^-^)

46:真尻さん
>>44
>私の場合はインパクトが関板の中心で、角見の遠心力というか惰性により右側により中心に戻るように摩擦しているはずです。

これは憶測ではなくて、実際に分かる方法がありますよ。片栗粉を弦に塗り、そして引くと片栗粉が関板についてどういう動きをしているかわかります。最初に当たった場所は強い白い線、そして振動や滑った後がつきます。または、ゴルフショップでインパクトを見るシールを買ってきて関板に貼るのもよいです。

>弓をねじったらそうはならずかなり左側に跡が着くでしょう。

多少は捩る物なので、左に跡がつくのは構わないと思います。そもそも、何もしない状態の弓が関板のどこにあるかが関わってくるので一概にどこに当たるのが良いとはいえない部分があります。少なくとも最初の位置よりは左なら良いと思います。あまりに捩らないと右側に当たります。そうすると前矢が出ます。もちろんあまり捻りすぎるのも良くないですが

照明の話面白いですね。私も今度やってみます。

47:紫弓さん
即効性があっていいですね。私はくすねを大量に使用して跡が残るようにしています。そのうち弓に跡出て来ますが真尻さんの方法と同じようにでてきますね。あのシールを本当に使う人を初めて知りましたので驚きです。
勿論ねじりにしては多少は仕方はありませんが余り酷いと弓を壊すので適度にですね。
一応一般的な入来で話しました。
インパクトは楽しそうなので一石二鳥にシールと同時に鉄板挟んでやってみますね。


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