極意「弓返り」 (投稿47件)[16〜16]


1:チョコレートさん
弓返りについて皆さんにお尋ねします。皆さんは弓返りしますか? 私は先生に、弓返りのことをよく言われます。私は離れる瞬間に握ってしまうそうで、およそ90度くらいしか回りませんが、みなさんはどうでしょうか? 一般的には、握らないように、ゆるませないように、角見で弓を支えるようにして押せば回ると言われていますが、いくらやっても180度さえ回りません。意識しすぎると、ゆるみそうで恐いです。皆さんの考えを聞きたいです。

16:紫弓さん
橙弓さんの言われているとおりですね。更に詰めた話が真尻さんの提示されたなかの私の示した矢羽の修正機能や弓の形状にもあります。
あくまで角見としての働きがあった場合ですので、なければ前にとぶと言う話ですね。角見の働きは矢と弓が分離する前におこりますね。

昔の打ち切り射法については小離れで現在より縮んでいる引き方ではないかと私は思います。角見はあったでしょうが射に関しては実際には憶測にすぎないですね。
真尻さんが言われる矢が必ず前に飛ぶというのはやはり捩り応力の発生しない角見の働きがない状態で高さを合わせたかと思います。確かに矢には安土に向かって見て、右から右上への方向に飛ぶ力が働きます(弓禅さんが語られてたことですね)が羽と角見の効用で修正がされます。結果は橙弓さんの示された結果になります。

しかしながら実際弓が矢を飛ばすのを数式に表すことは可能かも知れませんが、高機能なプログラムで弓の形(座屈)から様々なものを計算するのは一般的にも難しいと思います。
なので現象論で忠実に埋め合わすことが必要があるので段階踏んで考えないと難しいですね。


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