何が違うのか・・・>< (投稿22件)[1〜22]


1:弓道二年生♪さん
今日、私の県では総体が行われました!
そこで疑問に思ったことがあります。
強い学校は一体どんな練習をしているのかです。
うちの学校はやる気のない人もいますが、最後まで熱心に練習していた先輩が総体で結果を残せなくて・・・。努力しても強い学校のように、半矢以上が当たり前にはなれないんです(;_;)
技術的な問題なのかなんなのかわかりません。
来年先輩の分もリベンジしたいんです(^o^)
強い部になるには何が必要なのでしょうか?
答えにくいことでしたらすいません!!

2:ファイさん
私は高校の弓道部で主将をやっているものですが、中学のとき弓道部の強い条件で『顧問7割、生徒のやる気3割』と聞いたコトがあります。たしかに私の県の上位入賞校は指導がうまい先生や実力がある先生、厳しい先生などが必ず一人はいます。顧問がしっかりしていれば生徒は実力主義の中で技術的にも精神的にも強くなり、試合にも勝つようになると思います。
ちなみに、私がいまの高校に入学する前、私の高校は県下でも強豪でした。しかし、私が入学した年に弓道部の正顧問と副顧問が移動してしまい、実力が落ちてきたと他校から言われています。

3:Y.K.さん
高校じゃなくて大学での話なのですが、しかも一部に又聞きの話も含まれますが、

全日本とかで入賞するような強い大学で、みんな射形が同じでロボットみたいなところがあるのだそうです。
で、自分が今まで見た感じでは、あまり強くない大学はみんな射形がバラバラになっているような感じがします。

ということは、強い学校というのは弓の引き方も一通りに統一されているのではないか?しかもその引き方はすごく中るものであると。
だとしたらやはり強い指導者がいるのだと思います。

4:弓道二年生♪さん
返信ありがとうございます(^∪^)♪
強い指導者ですか・・・私の学校の先生は生徒の方から相談してから指導するという感じですね。先生からというのもありますが、他校に比べると少ないと思います。
一度他校の先生に見ていただいたことがありましたが、その先生は細かく何度も指導されていた印象があります。(その学校は強いです!)
教え方には色々あるでしょうが、私としては口うるさいかんじに指導されたいかもしれません。
言われないとわからない事はたくさんあると思うので・・・。

5:Y.K.さん
強い学校は部員全体のアティチュードがもの凄く高いものです。

ある大学のかな〜り強かった昔の時期は、道場の中の空気がとてもピリピリと張り詰めていたそうです。かといって部員の仲が悪いという訳ではなかったそうです。
立ち練習の合間にも、何かすることはないかなと言って、その辺を掃除したりとか、とにかく時間を有効に使って無駄を出さなかったのだそうです。
そんな凄まじい部活の雰囲気っていうのはそう簡単にできるものではありませんよね。スゴイなぁ…。

そういえば、試合で外すと殴られる学校もあるそうで…。本当なんでしょうか。

6:カフェオーレさん
私もその疑問に前々から気になってました。
私の高校は、強い高校より練習量はかなり、多いと思います。ですが、なかなか上にいく事が難しいのが、現状です。
昨日、私が一番信頼している先輩に同じような質問をしました。その先輩の答えは【取り組み方】という一言でした。確かに、練習量が多い分一本に対する執着心が無いように感じました。

7:sunaさん
 はじめまして。

 東海地方の大学で弓道をやっていましたが(もう何年前なんだか…汗)、Y.K.様のおっしゃるとおり、強い大学でロボットみたいに同じ射形のところって、ありました。
 でも決して憧れるような射形でもなかったかと…。

 そういう強いチームを見ていると、よい指導者がいるといううより「指導内容がコロコロ変わらない」っていうのも大きいのではないかと思いました。

 一つのクセの直し方でも、先輩よって全然違うことを言われ、その都度あわせていると結局練習も成績も堂々めぐりになったりしませんか。
 皆が同じ射形のところは、先生や先輩からの指導もばらつきがないのでは。(そして、先輩達の射形が結果を出しているから、それを信じて練習できると…)

 私の大学の先生は「その人にあった方法」を言うタイプの方だったので「言われたところは絶対直すぞ」という本人の意志が大きいと思いました。

 皆が同じ形かはともかく、堂々巡りの練習にならないこと(指導体制とか)が大切では。味気なく言えば効率化。集中もその一つですね。
 学生時代は短いですよー!

8:ヒロさん
まず、顧問や指導者の指導力不足でなく自分でやれるべきことをすべてやった結果強豪校に負けてしまったのですか?僕は高校2年から弓道を始めました。個人で入賞したことも何度かあります。大前で引いて団体で入賞したこともあります。別に自慢で言っている訳ではなく、何年も引いている人がいなくてもやれることだけのやれば結果は出せると言うことです。何故強豪校は強いのか?確かに指導者の指導力もあるでしょう。しかし、それは個人の努力や指導に応えるだけの練習を積んだから身につけられた。そう思いませんか?なにも誰かに教えてもらうだけが上達の道ではないでしょう。自分で教本を読んで工夫することも大事だと思います。ただ矢数をかけるのでイイのではなく、常に番えた一本が試合を決めるなどイメージし、一本にたいする執着心など差があるからではないのですか?偏に誰かのせいにせず、素直に自分の力量不足を認めましょうよ。完璧な人なんていないはずです。みんな発展途上なのですから。

9:真尻さん
>>8
まったくその通りだと思います。ヒロさんは才能があったんですね。
しかし、高校生が短期間で出すという事を客観的に見たらそのやり方では個人は伸びても、才能がある人がそろわなかったらだめだという事になります。試合での常勝軍団を作るには私は3つの要素があると思います。

1.部員の数
部員の数が多ければ、才能がある人間が見つかる可能性があるのはわかると思います。試合は6人、20人の部活よりも50人の部活の方が見つかる可能性が大きいでしょう。サッカーで有名な某長崎の高校は部員が100名を超えているという話を聞いたことがあります。

2.チームの意識ができているか?
1年生の時に、2,3年の雰囲気が自分達は当然のように勝つチームで、当然のように中てていれば1年生は初めてはじめる人ばかりですから、何の疑いもなく先輩の努力を真似します。先輩達が一日100本余裕で引いていたら1年生はそれが普通だと思うでしょう。伝統があるチームにはこれがあります。

3.指導者のカリスマ
先生が変わって突然強くなることってありますよね。それは指導者のカリスマがものを言います。マスゲームご存知ですか?あの国では絶対的な指導者がいて崇拝しています。同じように皆の意識を「やるぞ!」という風に変えるようなカリスマ的指導者の影響は大きいです。

私はこの3つが、個人ではなくチームとして勝つ集団を作る絶対条件だと思っています。

10:お母やんさん
>>9
真尻さんのはなしにとても興味があります。
私は兵庫の人間で、今年高校を卒業しました。この間インターハイ予選に後輩の応援に行ってきました。
今年は数年ぶりの団体戦男女予選通過で、去年私達が15年ぶりにインターハイに団体出場したのに続いてくれると期待していました。しかしリーグ戦の立ち数の多さ(6チームの総当りなので5立ち)に疲れが見え始め、昼休憩後の立ちはぼろぼろの結果。午前中は一位圏内だったのがウソのようでした。
このときに思ったのが、『練習量』と『精神力』です。ウチの学校は3立ちしてそのあとは自主練習です。ですから熱心な部員は遅くまで残って練習をしていますが、冷めている部員は遅くならないうちにさっさと帰ってしまいます。通常3立ちしかしていない人間が急に5立ちすると当たり前疲れていつもの射は出来ません。私たちまでは自主練習して当たり前だったのですが、私の後輩はマイペースというか・・真尻のおっしゃる『チームの意識が出来ているか?』の部分が出来ていないのです。
そして精神力のほうですが、試合中意気込んでるのはいいのですが、「絶対勝てる」つ余裕綽々だった高校に負けたのをみて、問題があるな・・と思いました。
また、顧問はいますが練習にはきません。しかし最近インターハイや国体に出場するようになってきたので、ろくに部員の名前も知らないし、弓道をかじったくらいでなにかと口出ししてきます。『指導者のカリスマ』もないのです。唯一コーチに来ていただいている先生が私達の支えで、コーチがいなければインターハイや国体など行けるはずもない学校だったでしょう。
現在個人と団体あわせて三年連続インターハイ出場していて他にも選抜大会や国体のも出場している『黄金期』なのでこの波をつかんで常連になって欲しいと願っているのですが・・いち卒業生がやいやい言っても仕方ないのですが、真尻さんの『3つの要素』はかなり感銘をうけました。長い独り言になってしまいましたね;;真尻さんの考えを後輩に伝えてみようと思います。

11:やぶれ足袋さん
弓道に才能はいらないと思いますよ

12:真尻さん
>>11
中てる才能を持ち合わせているかは人それぞれで、無い人は努力で補えばいい話です。努力できるかどうかも才能です。ちょっとうまくいかないとすぐに投げ出す人は、努力するという才能、自分の可能性を信じる才能がないと思います。それらを含めて才能を書きました。

13:ヒロさん
真尻さんの『試合での常勝軍団を作るには私は3つの要素』には大変興味を持ちました。僕は将来高校の教員になりたいと思っていました。そんな時に弓道部に入って弓道を経験して顧問として弓道を教えてみたいと思っています。『試合での常勝軍団を作るには私は3つの要素』目指してみます。しかし1つだけ真尻さんの考えと合致しない部分がありました。それは1つ目の部員の数についてです。僕は男子部員6人の学校でした。また総体の弾指優勝校は弾指部員7人、準優勝校は5人。僕は少人数でも少数精鋭の射手を目指してもらいたいと思います。まだ『夢』の段階なんですけどね

14:ヒロさん
訂正
弾指ではなく男子です。申し訳ありません

15:春樹さん
>>13
真尻さんは、この3つのどれかという事を書かれたのではないでしょうか?私にはそう見えます。部員が少なければ、別の要素で補わないといけないのではないでしょうか。

16:佐久間隆さん
>真尻さん
このホームページにきて、短期間でこれだけの人の心をつかんだあなたみたいな人をカリスマがあるというんでしょうね

17:真尻さん
>>13
春樹さんが言われる通りです。
どれかの要素があると思います。いろいろなスポーツの監督が書いた本等を読んでいくうちに、上のような共通点が強いチームにはあるように思えました。

>>16
私にカリスマ・・ですか?
自分ではよくわかりません。

18:ヒロさん
スイマセン・・・。僕の読解力不足でした。春樹さん真尻さんご指摘ありがとうございます。
春樹さんも仰っていますが、真尻さんはカリスマ性があると思いますよ。実際に真尻さんの射を見たことはありませんが、勝手に目標にさせていただいてます。自分との実力の差は十分承知です。やはり目標は高くないと!大学に進学して4年間の間に1度でも王座を勝ちとってみせます。こんなこと言うと、絶対無理って言う人がいますが、未来の事に絶対なんて有り得ないと思っているので。

19:弓道二年生♪さん
とても勉強になる返信ありがとうございます(^0^)!
何が欠けているのかわかった気がします。
誰かに教えてもらうだけでなく、自分で研究するのが大事というのはその通りです。いつか努力が報われると信じて頑張ります!
しかし総体を思い出すと、あんなに努力していた先輩がいつもの実力をだせなかったので悲しいです;これはメンタル面の問題ですかね?

20:ヒロさん
メンタル面が原因だと断言は出来ませんが、それも含まれているのでわ?場慣れという問題もあると思いますけど、強豪となるとそれ相応の修羅場というか激戦を潜り抜けた経験が少なからずあると思うのです。そこからくる自信やメンタル的な強さでも、差が生じるのかもしれませんね。いかに緊張感のある練習が出来るかが大会と練習での違いなのではないかと僕は思います。

21:真尻さん
>>19
別にその先輩を否定するわけではないことを先に断っておきます。一般論として読んでください。

一言私から努力について言わせてください。
試合で結果を出す為の努力は、練習量だけで決められるものではないと思います。

・何も考えずに数だけこなす練習
・目標もなくただ、上手になりたいという練習
・試合で中らない自分から逃げる為の練習
・不安を消す為の練習

というのが一番典型的にいけない練習(試合で結果が伴わない練習)です。私は高校生を教えたりした時にそう確信しました。(もちろん例外もありますよ)

目立つ為の練習や、ライバルを蹴落とす練習、チームで頑張る練習、プライドの為に頑張る練習・・・いろいろあると思います。何が正しいかは本人の性格との相談です。まずは自分と対話してどうあるべきなのかを考えるべきだと思います。

不安から逃げる練習は、とても高い位置に乗り越える壁があります。超えると強いです。中らないと罰を与えるような練習をさせていて、それでも強い高校はこの壁を越えているんだと思います。こういうものすごく高い壁を超えるのだから、精神力も高いです。

ヒロさんが言うように、修羅場を越えて来た人たちも精神の壁を越えているでしょう。

自分の限界にある部分を越える精神力を身につけるのが試合で活躍するコツです。超える場所は弓道以外の場所でもいいと思います。何事にも妥協しない事の繰り返しが精神力を強くすると私の持論ではそう考えています。

22:弓道二年生♪さん
練習も色々あるんですねぇ・・・。
弓道は奥が深いんだなぁと改めて思いました!
今私はスランプなんですが、妥協のない練習をして行こうと思います!
不安を消す練習は普通にしていたので気をつけます(^^;)
皆さんのおかげで、たくさんの事を学ぶことができました☆感謝です!!


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