優秀な手の内を考え合う2 (投稿179件)[147〜147]



1:矢流れさん
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角見を効かせた結果:http://ecoecoman.com/kyudo/bbstec/2010081319134762.html
優秀な手の内(角見)を考え合う:http://ecoecoman.com/kyudo/bbstec/2010081918523273.html

から派生した第3段のスレッドになりました。2段スレッドが300に近い投稿を頂き、内容の整理も含めて以後はこちらのスレッドに書き込んで頂けますよう宜しくお願いします。

147:真如さん
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その2
その他、弓手の手の内の部分で、重層的に写っている弓を観察すると、第1から第4段階まで、凡そ弓の厚さ分、弓が裏的方向に徐々に押し戻されています。
また、弓手が多少脇正面方向に緩んでいるのが確認できます。

尚、この画像は、FAXビュウーアで、拡大等しながら観察しました。

さて、これらのことから考えられることを書きますが、あくまでも一つの事例として参考程度と考えて下さい。

第1段階で言える事は、頬付けが離れている事から、前離れの可能性が非常に高いと言えます。
第2から第4段階では、前離れのせいでしょうか、典型的な矢のしなりの繰り返しと脇正面方向への矢の重心移動が見られます。
これが、矢の水平方向での並進運動です。
明らかに、会で的に付けた矢筋と、矢の進行方向が異なることが確認できます。
また、この場合、角見が利いて矢の直進のために弓が道を開けたということは、無いと言えます。

次に注目するのは、各段階に於ける弦の弛みです。
第1段階・離れ直前は、上弦と下弦がともにピンと張られています。
ところが、第2段階では、上弦だけがたるんでいます。
また、第3段階になると、上弦と下弦の両方が僅かにたるんでいます。
矢の推進力は、弓の形状復元力が元で、その力が弦を通じて矢筈を押して成されます。

離れ直後に上弦がたるんでいるのは、上鉾の復元力が矢の推進力に活かされていない証です。
つまり、弓の上鉾に比べて下鉾の復元が速い為に、この時点の矢の推進力はほぼ下鉾によるものであろうと、考察できます。
その後・第3段階になると、下鉾の復元速度が落ち、上鉾と同程度の速さになっているようです。
しかし、矢筈上下の弦にたるみが有るということは、既に上下の鉾の復元力が矢の推進力として活かされていない事を意味しています。

これらのことから言える事は、少なくとも矢のトップスピードが、弦離れから引尺の半分までの距離を進んだ範囲にある、ということです。


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Re:優秀な手の内を考え合う2
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