引き分けで妻手中指がすべります (投稿6件)[1〜6]


1:エンディさん
私は三つカケを使っていますが、大三から引き分けにかけて、妻手の中指がすべって困っています。

取り掛けでは中指の第2関節と第3関節の間に親指があるのですが、会に入るまでに第3関節を超え、はずれそうで指先に力も意識もいってしまいます。だんだん恐怖心も芽生えてきました。

一週間ほど前に急になったのですが、大三で妻手肘を高くするようにした他は、何も変えてないつもりで、原因が分かりません。何方かアドバイスをお願いします。

2:Y.K.さん
その大三の型は手先の力が抜けやすいので、手首でグイグイ引いてしまうときのフォーム矯正に役立ちます。しかし、今回の場合は力が抜けすぎてしまったようです。

大三はそのままで良いですから、取りかけを見直すことで手先にかかる弓力の負荷を軽減させましょう。
以下の過去ログの11番レスを見てください。
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200509/2005030800494077.html
この取りかけ方法なら、手先の力みが抜けていても強い弓力に対応できます。

3:天龍さん
>エンディさん
推察するに、人差し指は浮かせて中指だけを親指に掛けていると思います。しかもその中指は伸ばし気味にして、中指の腹部分と親指との摩擦だけを頼りに、弓力に耐えている状態でしょう。
思い切って大幅に改造してみませんか。親指に掛けるのは人差し指と中指で、二本平行にして両指先端を釣り針のように曲げ親指にガッチリ掛けます。もちろん接触面はギリ粉が効いて白くなっていること。
安心感は格段に増し、離れでの勝手の取れの精度も上がります。どうでしょうか。

4:sainomiさん
おそらく,魁つかいさんの友達は,左目で的を見ているのだと思います。
後ろ狙いの射癖の場合は,せいぜい弓の右側に的が見えるくらいまでです。
(それ以上の後ろ狙いだと的付けができませんから。)
矢乗りを見て,後ろの的に矢が付くくらいの時は,利き目が左目であることが疑われます。

もしそうであるならば,魁つかいさんが後ろや斜めから見たときの違和感も,またその友達が,一度,矯正された時に覚えた違和感も、どちらも正しい感覚です。
どちらも,相手が,大三で的が肘の辺り,会で的が弓の辺りと射法八節の図解にある狙いから外れた事,間違った事をしている,言っていると思うからです。
何故お互いの言い分が違う事になるかというと,その友達は「左目」で狙っているからです。(図解をよく見ると右目から線がでているのですけどね。)

左目で見ているときに,右目での狙い(図解のとおり)に矢先を向けようとすると,本人には,前の的を狙っているように感じられます。(右目をツムって行射するとよく判ります。)
日常生活において,利き目を意識する機会はほとんどありませんから,自分がどちらの目で狙っているか,自覚していない人あるいは認識していない人は結構います。
利き目が右目だったら自覚していなくても問題ないのですけどね。
(利き目が左目であること。これは,「異常」でもなければ「変」でも「普通じゃない」でもありません。ごくごく当たり前に見られる差異や特徴です。たまたま自分の周りでは少数というだけで,それらの違いをあげつらうような事はしないで下さいね。と,自分は適当に受け流したけど,繊細な人ならかなり傷つく様な事があった経験から,念のため書き加えます。)

(長いので続く)

5:sainomiさん
すいません,書き込み場所を間違えました。

6:エンディさん
ご返信ありがとうございます。妻手中指はしっかり掛けているつもりですが、そのフックの形のまま指先方向へずれていきます。説明不足ですいません。


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