キチキチ・・・・ (投稿15件)[1〜15]


1:サブローさん
弓道教本第二巻の「離れ」のところで浦上先生が書いている「キチキチ」と言うのは具体的にはどうすればそういう音がするのですか?僕は今、会をどれくらい持てばいいか悩んでいます。これを参考にして離れのタイミングを掴みたいです。皆さんどうか教えてください。

2:印西さん
そもそも、離れってタイミングではないと思いますよ。
教本に答えは載っていますよくよく読んでみてみましょう

難しいですが頑張って下さい

3:射楽斎Uさん
>サブローさんは、印西派で修練なさっているのでしょうか?
もしそうなら印西派の師匠にお伺いするのが良いのでしょうが、私の過去の愚を繰り返してほしくないので、ちょっとだけ・・・老婆心です。

問題はキチキチ・・・・ではなくて

浦上先生は、最初の2秒くらいで「キチキチ・・・・」が5回ほど、中盤の2秒ほどで「キチッ、キチッ・・・」と3回ほど、最後の2秒ほどで「キチーッ、キチーッ」と2回ほど締まってゆき2回目(最後)のキチーッの直前で、すなわち一番締まった状態で離れよ、と説いています。
ポイントは、連続的に音が出ることではなく、一番締まっている最後の音の出る直前の状態から離れることの重要性を説いているのです。
かつて、かなりの期間修練した時期がありましたが、この最後の状態を理解せずに修練したため数年を無駄にした覚えがあります。
(いわゆる、カケほどきの修練をしてしまいました。)
音を出す事や回数にこだわることより、一番きちんと矢筋を育てた最終段階で、カケも締まり角見も十分利いた状態で緩み無く射よ、と考えるべきですね。

4:サブローさん
サブローです。印西さん射楽斎川さんありがとうございます。残念ながら僕は印西派で修練していません。とりあえず、僕は射楽斎川さんのコメントの最後にあった「音を出す事や…射よ、」と言うのを目標に修練していきます。射楽斎川さん、もしよろしければ、カケほどきにの事を話していください。

5:射楽斎Uさん
>サブローさん

浦上先生の云う、伸び合いからカケが締まってゆくときにでる「キチキチ・・・」音とカケほどきの「ギリギリ・・・」音については、教本第2巻155p〜157pにくわしいのでお読みください。
あえて論じるとなると、「弓返り」と「弓廻し」の比較論のようになってしまいます。
大切なのは、正しい「弓返り」を求めて修練するように、「カケも締まり角見も十分利いた状態で緩み無く離れる」ことを求めて修練するに尽きると思います。

6:ミケランジェロさん
チッチキチー

7:サブローさん
サブローです。射楽斎川さん、また書き込みありがとうございました。もう一度教本二巻のP155〜157を読みなおしてみました。やはり、カケほどきにおける締めがわかりませんでした。なので、無理に音を出さず、カケを締め角見をきかせて伸びあっているうちに「チキチキ」という音が出たら、しめたものと思い修練していきます。

8:射楽斎Uさん
あまりに微妙でうまく表現で来ません。
でも、サブローさんの取り組みでいいと思います。
「引かぬ矢束」なのに「伸びあい」が実現することが大切です。
角見がきいて、かけに過剰な力が加わらず、必要な力だけで締まってゆくとき「キチキチ・・・」という音が確かに出ます。
でも、繰り返しますが、切れる直前の状態をきちんと分かることが一番大切なのです。
ここを、探る日々の修練には決して「早気」はありませんし、「刻々と充ちてくる」という充実の修練があります。
楽しみです。
工夫してください。
もっとも、「意図的な伸合」と、熟成を待つ「筋反射的な伸合(澄まし)」の違いがありますが・・・。
かなり深い要素もあるのです。
言葉を尽くせませんが、サブローさんの模索の日々を応援しています。

ところで、射楽斎Uは2代目という意味のUなのです。
もともと矢楼堂射楽斎というペンネームを持つ私の大先輩の、後半の名前を受け継いだ未熟者の2代目なのです。
でも、気にしないでくださいね。
真剣に試行錯誤することが最高に尊いのですから・・・。

9:ちゅぅさん
勝手にレスにヨコヤリを入れるような形になってすいません。
自分は大三から会に至るまでの間に『ぎりぎり』とカケの中指と親指がこすれる音(ギリ粉がこすれる音?)が勝手に鳴ります。そして目通りを過ぎたあたりですごく離してしまいそうになり、不安になって少し握ってしまいそうになります。(実際、多少握ってしまっている気がします)→

10:ちゅぅさん
引き分け時に少しでも気を抜くとひじが背中にまわりこんでしまい、ひねりが甘くなることがあるので、『ひねりが甘い』という因子もあると思うねですが、このこと以外にもまだ原因があると思うのですが、何が考えられるでしょうか?
ご指導よろしくお願いします。
最後に度重なりますが、乱文・長文になってしまいすいません

11:射楽斎Uさん
>ちゅぅ さん 返信遅れてすみません。

カケの形は、高いところの引き出しを引く時の三指(または二指)と甲の形を基本として会に至るまで極力変化させないで下さい。
これが、「がっちり」引ける妻手の手の内のこつです。
引き分け途中で、何がしかの音がするのは普通ですが、基本的には組み上げた形に変化が出てはいけません。
肘が後ろに行ってしまうのは、左右の上腕三頭筋を均等に使っていないからです。
会に入っても、形を変えることなく両肩の張りのみでじっと持満に努めて下さい。
力の働きに、みずから変化をもたせると会は保てません。
また、力で会を保持したのでは、会は熟しません。
手の内が利いてくるのにしたがって、徐々にカケの力が整理され「手の内」と「カケ」の2点がピーンとつながる手応えを味わい尽くしてください。
きっと、「ああ、これだ」とか「ああ、来た来た来た・・・」とかの熟成感を味わえます。
この手応えが離れを成功させてくれるのです。このとき、「キチィーッ」という音のでる直前の一番締まった状態だということがわかります。
この手応えを課題に取り組んでほしいのです。
きっと「ゆるみ無く」「きっちり」切れる離れを体得できると思います。

12:サブローさん
サブローです。ペンネームを誤っていた事をお詫び申し上げます。今日の練習前の素引きで会の時に、確かに弛めずにギリギリにも似たキチキチという音がしました。しかし、いざ、矢をつがえて巻きわらや的前で引いてみると音はしませんでした。度々で申し訳ないのですが、アドバイスお願いします。

13:射楽斎Uさん
>サブロー さん

残念ながら、文面だけではアドバイスのしようがありません。
再度繰り返しますが、カケも締まり角見も十分利いた状態で緩み無く切れるためのすべての条件が整ったときの手応え、すなわち離れ直前の状態がきちんと分かることが大切なのです。
サブローさんの模索の日々を応援しています。

14:ちゅぅさん
返信ありがとうございました。
メテの力のかけたかた、抜き方をもう少し考えてみようと思います。

15:Pilroさん
横レスすみません。カケの締まった状態とはどのような状態なのでしょうか?


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