会で肘が動く (投稿23件)[1〜23]


1:ツキさん
会に入り、会をもとうとすると妻手の肘が少しずつ前に動いてきます。自分で意識してはいないのですが鏡をみてみると動くのがわかります。そこで妻手を意識してひいてくると押し手に力がはいらず上押しが抜けて離れる瞬間に押し手が負けて上にいったりはけったり、妻手が強くなるので腕をうったりします。どんなときに妻手・押し手を意識してひけばよいのでしょう??両肘をはるようにして下ろしてきても会で妻手の肘が前にわずかに動いてきます。押し手だけを意識すると妻手の肘が高くなり、はけったり腕をうちます。長文失礼しました・・・。

2:深翠さん
身体を弓と弦の間に割って入るように引く!

3:ぺけさん
僕は大学から弓を引き始めて、今で九ヶ月強ですが、僕も最初の頃にそういうことがありました。
僕も深翠さんのおっしゃるとおり胸を割るように引くのが適当だと思います。
でも最初の頃って「胸を割るように?んん?」って感じですよね?
だから、僕はとりあえず馬手か勝手のどちらかだけが負けるようなことがないように左右均等に引き分けました。もちろん最初は手の内が潰れて、押しが利かなくなるようなこともありましたが、しんどくてもそこはやはり練習量でカバーするしかないと思います。そのうち握力等がついてきて、ちゃんと引けるようになると思いますよ。

4:松さん
ツキさんこんばんは。

それは単純に弓力に負けているような気がしますが、もう少し弱い弓を使ったほうがいいんじゃないでしょうか。

昔から、適当な弓力はやっと引き込めるキロ数の半分だと言われますが、大概の人はそれを大幅に超えるかなり強めの弓を使っています。現実的には、やっと引き込めるキロ数の60〜70%くらいが適当ではないでしょうか。

見栄や強制等、適切な強さの弓を使えない事情もあるでしょうが、急に強い弓を使っても害のほうが大きくなる危険もあります。

関節を痛めたり、余裕がないため変な癖がついたり。

射が固まる(ある程度の方向性が見えてくる)までは強めの弓は使わず、むしろ弱めの弓で余裕を持って引き、力の使い方や骨のあり方などを研究すべきだと思います。本当の使い手は弱い弓を使ってもそれなりの射ができるものです。

5:ツキさん
今まで使ってた弓で引けなくなるのはなんでだろうと思っていましたが意識してがんばって見ます。
松さん、ありがとうございます。今は調整の時期だと思っています。なんとか今の弓でがんばれるように特訓してみます。
ほかにもいろいろ教えてください。
本当に腕を打って困ってます。それも打つ場所が押しての手首の脈がわかるところらへんなので〜・・・。

6:松さん
なにしろツキさんの射を実際に見ているわけではないのであいまいなお話しかできませんが、それでもよろしければ参考になさってください。

ツキさんからの情報では、どうも弓力を体幹で受けず腕力だけで引いているように感じます。

あと、あっちがだめならこっちにしてみる的な対処療法ではどちらかに片寄ってしまいます。あくまで中立、均等を意識し、それに近づくように力の方向を向けます。

体幹で弓力を受けるというのは、体の中心近くにある骨で弓力を支えるということです。どこの骨かと言われれば、全ての骨なわけですが、特に肩甲骨を意識することが大切です。

肩は肩甲骨とつながっているので、肩甲骨を背骨にくっつけるように左右を引き合わせると位置が固定され、肩根が決まり、これに肘を乗せるように腕を張り伸ばすと、骨で弓力を受け止められます。

大三以降で胸(体)を割り込みながら引くというのはこのためです。

もうひとつ参考にしてほしいことは、ある段階の射形が悪くなるのはその前の段階に原因があることが多いということです。

つまり、会が悪いのはその前の大三からして力の使い方が悪いのです。大三でしっかりそれ以降の動きのための準備ができていれば引き分けが良くなり、引き分けでより良い会のための力の使い方ができれば、会もよくなるということです。胴造りが一番重要な理由はここにあるわけです。

なんだかよくわからない話になったかもしれません。長文失礼しました。

7:松さん
腕を打つ件に関して、次を参考にしてください。

http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200906tec/2007012723224645.html

8:ツキさん
みなさんの意見ありがとうござます!肩甲骨を背骨にくっつけるよに引いてみたところ、妻手の肘が今度は後ろにひいて横だ!と思っていても出来ませんでした。大三も両肘をはるようにやってみたのですが、やっぱり腕をうってしまいます。肘を横にのばそうと思ってやっていると肘の位置が高いといわれました。もう妻手が悪いのかも押し手が悪いのかもわかりません・・・。

9:はじめの一歩さん
腕を打つということについては、手の内の入りすぎということも考えられます。そこら辺も注意して見たほうが良いかもしれません。

10:ツキさん
手の内が入り過ぎないように控えめにするとはけってしまうんです・・・。

11:松さん
> 妻手の肘が今度は後ろにひいて横だ!と思っていても出来ませんでした。

ここ、よくわかりません。何が横で、何ができないのでしょう?
このあたり、文章説明の限界を感じます。

> 手の内が入り過ぎないように控えめにするとはけってしまうんです・・・。

それは、手の内を控えめにすると弓にねじりが加わり、上押しもよく効くため、矢が下にいくのではないでしょうか。

弓にねじれを加えず、ただ握るだけでは矢が上にいくのはあたりまえです。手の内も痛くなりますががんばりましょう。それと、弓にねじりをかけてないなら、会で矢が後ろを向いていませんか?上だけでなく前にも矢が飛ぶと思うのですが。。。

12:ツキさん
すいません・・・説明が伝わりませんでした・・・。なんか肩甲骨を背骨にくっつけるように引くと妻手の肘は体の一直線上になくてゃならないのに後ろに引いてしまうのです。横に、体の一直線上だ!と思っていても肘が後ろに引いてしまうのです・・・。
>>会で矢が後ろを向いていませんか?上だけでなく前にも矢が飛ぶと思うのですが。。。
矢は後ろというより前から的に向かってやるようにしています。
上には飛びませんし、いつもいくところは7時あたりなのです・・・。今日の練習では中押しを意識してやってみましたが7時にはける&弦で腕をうちました。妻手が強いのでしょうか??大三では両肘を張るように意識したのですが〜・・・。

13:松さん
実際に射を見ているわけではないので、推測でお話するしかないのがもどかしいですが。。。

結局こういう場では、情報が少なすぎて個別的なことではなく、一般論的なことしか書くことができません。最後にはご自分で研究し何とかするしかないのです。いろいろ試す中で道が開けていくものだと思います。

> 妻手の肘は体の一直線上になくてゃならない

それは誤りです。妻手の肘は背中側に回り込んで正解です。肩の線より肘半個分くらい45°下になる感じです。そうなることで、肘の力を肩根で受け止め、弓力を楽に支えられるようになるのです。教本の絵もそうなっていると思いますが、指導者によっては一直線上におくようにする人もいるかもしれません。

> 7時にはける&弦で腕をうちました

弦で腕を打つ最も大きな原因は弓にねじれが加わるような射をしていないことです。最低限、弓を斜め横から握っていれば弦は外回りに通るので腕は打たないはずです。あとは、そのねじれを補強するように親指の付け根で弓を押し切るように離れればいいのですが。。。

妻手の力の使い方も問題があるのかもしれません。離れで右拳の軌跡がちゃんと矢筋通りにまっすぐ動いていますか?上がったり下がったりしていないでしょうか。

イメージとして、押手の矢枕と妻手の弦枕が矢筋に動いて離れ、その間に体が割り込んでいくようにあるなら、矢はまっすぐに飛んでいくはずです。実際はそんな動きはできないですが、それに近づくように様々な工夫があるわけです。その工夫について個々の説明はできますが、それをひとつにして実践するのはご自分ですので、ほんとにがんばってください。

なんだか説教臭くなりました。すいません。

14:ツキさん
ありがとうございます!離れを意識して矢筋に向かって離れることを意識してみたいと思います。
話は変わるのですが私はもとから妻手がつまみ引きみたいな感じでしっかり握ってやろうと思うとおさめようとして離れると前にとびます。肘はしっかりとした位置にあるのになぜ前にとぶのでしょう??今はこの引き方では前に飛ぶのでしていません。

15:深翠さん
会で弦を握りしめ、離れで弦を引っ張って放すから。

16:ツキさん
確かにそういう風にやっているのかもしれません。今、つまんで引かないようにしているのですがそうすると妻手に力が入ります。今は、普通に妻手に力が入らないように自分のやっていたとおりにやっているのですが、
なんとかがんばってみたいと思います。

17:松さん
つまみ引きってなんでしょうか?よくわかりません。手首でたぐってるように見えることですか?

ツキさんは、かけ帽子の中の親指の力を抜いていますか?かけ帽子を中指と人さし指だけで押さえるようにして、親指をかけ帽子の中で浮かせるか反らせるようにすると、離れが軽くなります。結構恐怖感がありますが、右小指を上に持ち上げるようなひねりができていれば弦が外れることはありません。

> 肘はしっかりとした位置にあるのになぜ前にとぶのでしょう?

見た目にいい位置にあっても、内面の力の使い方や方向がだめな場合もあります。

ツキさんの書込みを見ていると妻手のことが多いですが、矢飛びや矢所を大きく左右するのは押手の使い方です。矢が弦から離れるまで押手でコントロールしているのですから。あまり妻手を気にしすぎると余計に妻手離れになってしまうようで心配です。

そういえば、最初の書込み
> 会をもとうとすると妻手の肘が少しずつ前に動いてきます。
っていうのはどうなったんでしょうか?

18:なんさん
ありがとうございます!今はテスト期間により弓を引いていないので肘が動くということでみなさんからいただいた意見を参考に引いていないので試してからまた質問をしたいと思ってました。
つまみ引きはたぐるのとはまた違いつまんで引くみたいな感じです。
中指はかけ帽子のどこらへんに添えればいいのでしょう??つめらへんですか??

19:松さん
テスト期間中にも関わらず返信ありがとうございます。事情了解しました。

> 中指はかけ帽子のどこらへんに添えればいいのでしょう??つめらへんですか??

爪らへん、正解です。素手で言うと、中指の真ん中の腹に親指の爪を立てるような感じです。

20:ツキさん
かけをつけると帽子の先端に中指の腹がくるということですか??親指の爪のところに中指の腹をつけていました。

21:松さん
帽子の先端から少し爪側です。中指をかけたとき、帽子の先端が隠れるか隠れないかといった感じでしょうか。

深く中指をかけると、持つのは楽ですが離れの邪魔になるのだと思います。

22:ツキさん
ありがとうございます!結構深めに握っていたようです。中指の第一関節が親指のつめくらいに握っていました。急に変えて暴発とかしませんよね??怖い〜

23:松さん
ギリ粉をしっかりつけて滑り止めしていれば、力を抜いても少しずつしか滑らないので加減が分かり易いと思います。

それと馬手のひねり方ですが、右小指を上に持ち上げるような感じで、小指側の筋(空手チョップで当てるところ)が伸びるようにひねっておけば、会で弦が外れたり矢が落ちることはないと思います。うまくできれば、かけの控えが手首に添うはずです。


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