伸び合いでの力の入れ方 (投稿24件)[1〜24]


1:炎さん
会での伸び合いについてなんですが、どのように伸びたら良いのでしょうか
1、一定の力をかけ続ける
2、だんだん強くする
3、だんだん弱くする
4、その他
を教えて欲しいです。
よろしくお願いします。

2:たぶんおやじさん
1番

3:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
4番。

4:弓遊び2号さん
弓遊びの携帯より書き込みしています。

4番。

5:ぼくもさん
4です。たぶんおやじさんはなぜそう思ったの?

6:Y.K.さん
さすがに3番はないですよ。
ちぢみ、ゆるみ、早気の原因になります。

7:ヒヨコV3さん
4。

8:炎さん
みなさん返信ありがとうございます。
4番のその他が多いようですが、どのようにすればいいのですか?
できれば詳しく知りたいです。

9:たぶんおやじさん
あれ?

10:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>どのように伸びたら良いのでしょうか
すみません、横から失礼致しますが、伸合いに付いて便乗させてください。

1)伸合いを始める時期は何時でしょう
2)伸合いは何処の力を主に使うのでしょう
 言葉として不適切かも知れませんが、何処と何処で伸合うのでしょう
(実際に力を掛けるものなのかどうかについても・・)
3)伸合う方向について

宜しくお願い致します。

11:たぶんおやじさん
明鏡止水さま
ちょっとぼやけてるかもしれませんが
私の感覚から述べてみます。
1)引き分けからずっとです。
2)左右の2の腕の下筋が反発しています。それを足と腰と丹田で切るという感じです。
3)矢筋と天地
私の特徴としましては弓手が強い。引きに対して崩れないと言われます。
薄く入ります。
参考になりますでしょうか

12:ミスド好きさん
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200906tec/
過去ログにこのような書き込みがありました。

13:ミスド好きさん
すいません、貼り付け方が分かりません。
上のじゃいけませんよね。
log3の「離れでの押し手」というスレッドです。

14:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>8
炎さん

私の場合です。
会では1をしないように、2もしないように、3もしないようにしています。

だから4です。
では、私は何をしているのか?
体の動作以外の事をしているようです。


>10
明鏡止水さん

それ、私も興味があります。
これも、私の場合は。
という前置きになりますが…
1)伸合いの仕方という動作を知りませんので始まりの時期はありません。
2)何処も伸ばさないし力もかけない。
3)伸合いの方向ではありませんが、気の方向は腹から四方八方へ。

という感じですか…

15:弓遊び2号さん
炎さま

私の感覚です。そのへんはご了承下さい。

会での伸び合いのやり方・・・
何かをしたい気持ちを必死でおさえる、ということをしています。
どこにも新しい力を加えず、何もせず、なおかつ引き収めた形を維持する・・・簡単に書けば、そんな感じです。


明鏡止水さま

1)伸合いを始める時期
意図的に始める、ということは私にはできません。自然に移行するのを待つという感じです。なので、実際には、伸びあいに入る以前に離してしまうことが多々あります。

2)伸合いは何処の力を主に使うか
どこ、と決めて使っているのではないような気がします。自分では、どこかに強く力をかける意識がいく、ということがない(というか、いきたいのをいかせないようにしています)ので、全身満遍なく使っているのではないでしょうか。

3)伸合う方向について
球形です。方向という感じはありません。あえて方向というならば、中心から同じ強さの力が放射状に切れ目なく出ている感じです。

あくまで私個人の「とても良くできたとき」の感覚ですので、実際の私は・・・そうなるように、努力しているという段階です。

16:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>たぶんおやじさま・弓遊びさま・弓遊び2号さま
ありがとうございました。
答え難い問い、答えのない問い・・とは重々ご承知の上で、丁寧なご返事大変に感謝致しております。

僕の場合、高校以来の早気から(見た目)会があるような射になって数年と行った処でしょうか。
(自分自身の感覚とすれば、いまだに早気を引きずっています。)

この変革の一つの大きな要因として‘詰合い’を習ったことと実践しようとして来たことがあげられると思うのです。
(因みにもう一点は、胴造りの改善と身体で引くことの習得です。)

いまだ、詰合いの段階で離してしまっている・・と云う状況だろうと自分では思っています。
従って、まだはっきりと‘伸合い’なるものの正体を把握出来ていない状態です。

17:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
明鏡止水さん

責任転嫁をするわけではありませんが…
近年の所謂中堅指導者と呼ばれる方々が「伸(延)合い」と「伸ばし合い」を混同して指導している事が原因では?と私は思っております。
中央から見えられる講師の方々は、『伸ばしなさい、押しなさい』とは言われません。
残身へ移行する直前の最後の最後まで『腹へ、腹へ、腹から、腹から』とだけ仰られます。
腹に気が入らねば気力の充実は望めないものと思います。


詰合いは射法射技射術の完成型を意味しているのかも知れません。
射法に従って射行し気力の充実を得るまで詰合いをし続ける。
これが、会において重要な事は『詰合いと伸(延)合いである』と明記されている所以じゃなかろうか?
と考えている次第です。

18:てらてらさん
横から失礼いたします。ご教授下さい。
>「伸(延)合い」と「伸ばし合い」を混同して
とのこと、この両者は具体的にどのような差異があるのでしょうか。
また、
>中央から見えられる講師の方々は、『伸ばしなさい、押しなさい』とは言われません
とのことですが、僕は「的の中心に向かって押し続けろ。」と指導頂くことがよくあります。(僕自身がまだその程度のレベルである、とのことかもしれませんが)その「伸ばす・押す」の代わりの指導の言葉としての「腹へ」「腹から」の後にはどのような言葉が続くのか、よろしければお考えをお聞かせ下さい。

19:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>てらてらさん

ご質問の件ですが…
弓道教本第一巻 P.117〜P.122を参照されて下さい。
下手に私が解釈をするよりずっと分かりやすいではないでしょうか?


その後の言葉について…
今一度、レス17の書き込みをよく読んで欲しく思います。

しかし、もし続く言葉があるとすれば…
『腹で引け』『腹から離れを』という言葉が続くのでは?
と思います。

20:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
弓遊びさま
僕自身は、詰合いは止めること!と確認する作業と理解しております。
勿論其れは外見上のことで、力を止めてしまうと、外見上動いてしまうので其れは問題外ですね。

従って、伸合いも次の段階として、其の延長線上で在ることを考えれば、外見上は止まっていて然るべきだろうと思っています。
(当然ですが、縮まないように内面では力を掛け続けること・・頑張り続けること・・・が必要不可欠なことでしょう。)

>近年の所謂中堅指導者と呼ばれる方々
先日の講習会で、ちょっと悩ましげな指導がございました。
「会で止めるな!」当り前のようなことですが、僕が伺って受けたニュアンスでは、会に入っても‘引き続けろ!伸ばし続けろ!’・・と云う感じでした。

最近、ネットや掲示板でよく目にするようになった「会は永遠の引分け」と云う言葉ですが、なにやら文字通りずーっと引(分け)続ける!と考えたり指導されたりしてるのでしょうか?
(若しくは、↑ 此れが本当の正解!?でしょうか。)

>てらてらさま
あくまでも私見ですが、言葉上のことやイメージ的な考え方(伸ばす!押せ!)と、実際的な止まって見える外見上での内面的な考え方(伸び!膨らみ!)の違いではないでしょうか。

喩えて云えば、弓を始めたばかりの人に弓手を‘押せ’とか‘伸ばせ’と教えれば、実際に其の通りに遣ってしまうでしょう。
(勿論、身体の中心線や胴造りは全く無視して、実際に弓手の拳を的方向に動かしてします。)

其処から稽古して上記の違いが解り始めた人には、弓手が負けているから〜延ばせていないから〜〜‘押しなさい’‘伸ばしなさい’と云ってしまっても、概ね正しく実行に移せるから宜しいのではないでしょうか。

>指導の言葉
言葉と云うものは、指導する側と受け手の意識やイメージが同じや似通っていないと、一つの同じ言葉と云っても、とんでもない誤解や錯誤を生む基にもなりかねません。

僕が以前指導に携わっていた時期には、初期の段階ではなるべく言葉での指導や受け渡しはしないようにしていました。
例えば‘押せ’‘伸ばせ’‘肘で引け’などの誤解を生み易い語は使わないようにしておりました。

21:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>詰合いは止める事。

よくわかります。
私が教わった言葉に置き換えますと各関節をキチン噛み合わせる事。
と同じ意味だと思います。

横線の構成に於いて、弓手手の内にかかる弓力は妻手肘先へ伝えねばなりません。また弦枕にかかる弓力は剛の脈に伝えねばなりません。
そのためには各関節に隙間が有っては伝わらぬもの、その関節の隙間を無くすのが詰合いであり、弓手手の内から入った弓力と妻手弦枕から入った弓力が体内でのバランスが等分になるまで弛まぬ様、詰合い続けるのを伸合いと、それが会であり離れであると…
それには気息を土台とした体構えも弓力がかかるにつれて詰め合い続けねば維持不可能。
と今は考えています。

この状態に、押す、引く、伸ばす等の弓力に逆らった動作を加えるだけで、縦横・四方八方に流れ繋がっている弓力の輪は歪み、勢い、手先の技術に頼った射となるのではないかと…
思います。


>悩ましげな指導…

そうですね!
はて?と思うよく有る事のようです。


明鏡止水さんがお考えになられている、詰め合いから伸び合いへ、そしてヤゴロへ、離れへ(残身へ)…

私は同感です。

22:てらてらさん
弓遊び様、明鏡止水様。
大変丁寧にお書き頂きありがとうございました。
会における外見上の動きと内面の働き、それらを統合するイメージをどうリンクさせて考え、射行するべきなのか、僕自身も試行錯誤、稽古したいと思います。

23:Y.K.さん
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200509/2004111110125032.html

詰合い、伸び合いの指導法に関してはこのような過去ログがあります。

24:黒灰さん
みなさん、たくさんの書き込みありがとうございます。
「伸合い」というのが、思っていたのと大分違うことがわかりました。
本当にありがとうございました。


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