弓道の基本で、疑問に思うこと。 (投稿68件)[1〜68]


1:アチャチャさん
足踏みに就いては、外八文字に開いて、そのなす角が約60度というのが基本のようです。
勿論、教本には足を開く幅に就いての説明もありますが、何故約60度なのでしょうか。

角度が大きいと前後に不安定になり、角度が小さいと左右に不安定になる等の説明があります。

しかし、足を左右に矢束程に開いていれば、左右の踏ん張りには問題が無い筈です。
それでも、的の方やその反対側に胴体が傾くとしたら、それは上体の問題だ、と思われます。

つまり、左右に就いては足を開いて踏ん張れる状態になっているのですから、問題は前後ではないのでしょうか。

もし、私の仮説の通りだとすれば、足の親指と踵を結ぶ線どうしをほぼ平方になるように足踏みしたほうが、前後には強い状態になるのではないでしょうか。

そして、左右に就いても問題無しということです。

まさに、弓の初心者としての質問ですが、先輩諸氏のご教示を頂ければ幸いです。

2:scarletさん
安定条件で言えば足を平行に踏むのが最良でしょう。でも弓を引くことを考えると安定だけの問題ではないと思います。
具体的にはこの踏み方だと出尻鳩胸になります。
また各関節の違和感も相当なものです。
上体が正しく保てて、脚が自然に伸びる範囲で、前後に広いのが最良かと思います。
すると60度くらいになるのではないでしょうか。

3:月下さん
安定と言う点であれば足踏みの角度において一番安定するのは色々試した結果、内股でした。空手等であるような立ち方です。
色々な人に試してもらいましたが内股が一番上体の安定、前後左右の安定があると意見をもらえました。
では、なぜ足踏みの角度は約60度かと言うと、私は座って立って足踏みを行うから約60度になると思います。
足を開いていくと足首の力を抜いた状態で有れば足踏みの角度は少しずつ開いて行きます。
それが肩幅くらいまで足を開くと足踏みの角度が約60度になる事から弓道の基本となったのではないか?と私は思います。

まだ若輩者ですので他の人の意見も聞いてみたいです。

4:アチャチャさん
scarletさんへ
お教え頂いて、ありがとう御座います。

>具体的にはこの踏み方だと出尻鳩胸になります。

性差や個人差で骨格の構造が多少異なるのかもしれませんね。
私の場合は、出尻鳩胸には成りませんでした。

>また各関節の違和感も相当なものです。
確かに、scarletさんがおっしゃるように、長い間60度だったのですから、違和感は感じますね。

あと、興味をひかれた言葉がありました。
『自然に』ですが、教本にも自然体という言葉が出ていたような気がします。

他に、左手に弓を持ち右手にかけを付けて矢を持つ立ち姿を、教本では執かけの姿勢として、基本体と表していますね。

私には、基本や自然の使い方やその意味が難しく感じられます。

また、お願いしますね。

5:アチャチャさん
月下さんへ
実際に調査をされてのお話ですね。
ありがとう御座います。

私も、両脚を伸ばした状態で実験をしてみました。

両踵を付けてつま先が開く限度は、約130度でした。
両つま先を付けて、踵の開く限度は約90度でした。

次に、両つま先の距離を矢束にとって、つま先が開く限度は、約180度でした。
同様に、踵の開く限度は、約90度でした。

この結果から言えることは、両脚を閉じている時より脚を開いた時の方が、つま先が開く限度の角度が大きくなるということです。

ちなみに、足踏み時の角度の平均を求めてみると、(180+90)÷2=135
    135−90=45(度)となります。

恐らく、私の場合は、矢束の幅で自然に開いた角度は45度かも知れません。
まあ、個人差がありますから。

>足を開いていくと足首の力を抜いた状態で有れば足踏みの角度は少しずつ開いて行きます。
それが肩幅くらいまで足を開くと足踏みの角度が約60度になる事から弓道の基本となったのではないか?と私は思います。

有力なお考えのような気が致します。

後、もう少し疑問なのが、45度と60度の差を個人の体格などの差と考えて良いのか、という事です。

もしかしたら、体に自然な45度に、弓を引くのに必要な15度を加えてあるのかなぁ、という・ハテナが残ります。

6:scarletさん
こちらこそよろしくお願いしますm(__)m

平行に踏むと尻の筋肉が緩んで骨盤が前傾気味になるんですが、腹筋に力を入れればいけそうですね。
物理的安定をとるか、身体的(体感的?)安定をとるかって感じでしょうか。
人は立つのが仕事で平衡感覚は鋭いですから、案外平行も60度も変わらないかなとも思います。
それなら腹の負担を尻にも分けたほうが楽かなと考えます。

違和感については、なんと言えばいいのか…膝を伸ばしておくよりも曲げたくなっちゃいます。

正しいとか自然とか基本とか、、使い勝手がいい反面、曖昧ですね。
反省(>_<)ん〜難しいですね。
かなり私的な意見ですが、教本の言う自然は達人個人の自然(体型、感覚、考え、射形等含めて)でしょう。
それに限りなく近付ければ(本人に成りきれば)理解できるものと思います。
また別の自然もあるでしょう。(流派の違いや避けられない個人差など)
要は自然かどうかを決めるのは自分であって、その決め方にレベルがあるってことじゃないでしょうか。

7:scarletさん
度々失礼します。

前から興味があったんですが、股関節のゼロポジションみたいのはあるんでしょうか?
どなたかご存じないですか?
調べてもなかなか(^_^;)

8:紫弓さん
 面白そうな話題なので取り合えず間接の見分け方をちょこっと書き込みましょうか。

 最初は足底と脹脛が同じ方向として考えて(膝が外向けば幾らでも回るので、、。)、「太腿:脹脛」を内転(内八文字方向)・外転(外八文字方向)・中立 で見分けてみます。すると、

内転:内転 内転:中立 内転:外転
中立:内転 中立:中立 中立:外転
外転:内転 外転:中立 外転:内転

と言う風に分けられるでしょう。このうちゼロポジションとなるのが中立:中立でしょう。鳩胸にするにはどれを選らぶか・使用上困難なのはどれか?なんて問題もあると思います。

 上の分け方が出来た時点から私は矢束(股関節の角度)を考えて、足の角度(回外・回内)を考える事にします。最後には何を目的として足踏みをするかとなると思います。

9:紫弓さん
 続けて、
 何故角度が六十度か言われたら慣例的にと言うのもいいでしょうが、片足ずつ考えた場合はどうでしょう。45度以上に開こうとすれば、足が骨格に従ったところまで回らず足底に従うことになり、屈反の方向で安定性を欠く事になります。その代わり、中胴を保ちやすくなります。逆に45度未満で足に従うにせよ屈反の方向に強くなり、退胴・懸胴を保ちやすくなるでしょう。
 すると、限界は丁の字或は約90度ってまでと成ってくると思います。この角度を基準として0〜90度の内、矢束に踏み出している時点で、効率的に働くのは60度と考えても良いのではないでしょうか。(サインコサインは誰かに任せます)

 ここら辺を考えると教本の足踏みの記述は良く書かれていると思ってしまいます。

10:アチャチャさん
scarletさんへ

次のレスで、紫弓さんから興味深い投稿が届きましたね。

11:アチャチャさん
紫弓さんへ

研究成果を、ありがたくお読み致しました。

確かに骨格にニートラルな角度で無い場合は、足の裏が床に引っ張られるような感じがしますね。

>最後には何を目的として足踏みをするかとなると思います。

弓の場合、特に足踏みでは、横よりも縦軸の形成が重要だと思うのですが・・・。
その為には、脚を含めた下半身にも、詰め合いと伸び合いが適用されるのではないでしょうか。

そうすると、弓手の肘を内転させて、腕の骨をきめて伸ばすように、多少違和感のある脚腰の状態がかえってしっかりとした土台作りに役立つかもしれませんね。

実は、足踏みにもう一つ自信がないのです。
よろしく、お願いいたします。


12:scarletさん
いつも参考にさせて頂いております。
今回もよろしくお願いします。

大腿の内転外転、ふくらはぎの内転外転がちょっと分かりません。
大腿の方は股関節の回旋と思うのですが、ふくらはぎは膝関節の回旋でしょうか?
膝を伸ばした状態だと外旋に固定されてしまうという認識だったので疑問です。
それとも足底とふくらはぎを同じ方向に考えるってことは、足踏みの角度が小さい=内転、大きい=外転ってことですか?

ん〜浅学のため質問ばかりですがどうぞよろしくお願いしますm(__)m

13:紫弓さん
 アチャチャさん、scarletさんありがとうございます。
 やっぱり気づかれましたか、実に便宜的に回る方向を示した結果、内転外転で表しました。この点は体の中心に近づける方向を内転遠ざける方向を外転と考えています。回旋動作でもあるので、外旋内旋を示した方が良かったかもしれません。ご指摘ありがとうございます。
 ふくらはぎは膝が曲がっている状態でもないので回旋でも良いのではと思っています。

>>足底とふくらはぎを同じ方向に考えるってことは、足踏みの角度が小さい=内転、大きい=外転ってことですか?
 はい、そう考えてもよろしいかと思います。私は足底回内→脹脛内転内旋・足底回外→脹脛外転外旋ととらえますね。

 この言葉の問題は私にも勉強するところがありますのでどうぞご指摘ください。(本当は上腕も回外回内・内転外転で言えたら楽なんですが、、。)

>>下半身にも、詰め合いと伸び合い
 すると、三重十文字っていい言葉だと思います。
>>弓手の肘を内転させて、腕の骨をきめて伸ばすように、多少違和感のある脚
 そうですね、それも一つの手だと思います。私は足が弱い方なので、中立の状態にしたり、他のもごまかしながらやってます。(でないと、呼気で横隔膜が下がって、、、以下省略します)

 このスレがどんな方向に向かうか楽しみにしています。こちらこそよろしくお願いします。

14:scarletさん
>アチャチャさん
膝詰め、腰詰めを連想しました。
脚の詰合、伸合、いい表現ですね。

紫弓さん、ありがとうございます。

脚を閉じる力を入れると外旋、脚を開く力を入れると内旋てことですね。
やっぱりふくらはぎ部分が今ひとつ理解が難しいです。
脛骨は膝を伸ばした状態で回旋するんでしょうか?
それとも足首部分の動きなんでしょうか?
あと足底回内とは内がえし(捻挫のときみたいな)ってことですか?

また質問ばかりになってしまって申し訳ないです。
よろしくお願いします。

あと横隔膜と聞いて重心を思いました。
重心は前後左右だけじゃなかったですね。

15:アチャチャさん
弓さんへ

もし、紫弓さんが答えをお持ちなら、貴方にとって余り有益な話し合いにはならないと、と思います。

でも、何らかの疑問が残る状態なら、是非時間より期間をかけて、少しでも弓道の深みに、共に近づいていけたらと思います。

ところで、紫弓さんから、下半身を部分に分けること、更に回内・回外や内旋・外旋というように、機能的な分類方法も提示して頂きました。

私の住む北海道は、と言うより、我が家の庭での巻藁前が私の練習ですので、寒くてまだ本番とはいきません。

弓道にも、理論と実践の両輪が大切だ、と思われます。
少しずつ射で試していかなければならない、と思います。

最後に提案ですが、朝目覚めたときに「アー」等の声を上げて伸びをしますよね。
私は、明日の朝伸びをする時に、矢束に足を開いてやってみようと思います。

その時の両足の角度、ひしがみの様子、脚のひねり具合、それにお尻の筋肉の力具合や腰と背骨の関係など、なるべくナチュラルに感じてみたいです。

でも、こんなに沢山のチェックは、一度では無理でしょうね。

それでは、また。

16:アチャチャさん
前レスで、宛名の紫弓さんの紫が、抜けてしまいました。
申し訳ありません。

17:アチャチャさん
scarletさんへ

>膝詰め、腰詰めを連想しました。
 脚の詰合、伸合、いい表現ですね。

この表現は、scarletさんのオリジナルですよね。
今後、使わせて下さい。

紫弓さんにもお書きしたんですが、出来ればじっくりと腰を据えて、テーマに取り組めるような仲間が居てくれれば、最高ですね。

お顔も声さえ知らない同士ですが、弓を通じて友達になりたいです。
まー、軽めに考えて頂いて、よろしいのですが・・・。

よろしく、お願い致します。

18:scarletさん
アチャチャさんへ

オリジナル!?勘弁してください。
アチャチャさんのお話をちょっといじっただけですよ^^;
詰合、伸合というと横ばっかりしか頭になかったので、縦横にあるっていうのは新しい視点でした。
どうもありがとうございます。

是非色々な方と一緒に弓引いて一緒に悩んで成長したいです。
でも僕の場合は若輩ですので、弓友というより先輩という認識になっちゃいますが。

どうぞこれからもよろしくお願いします。

19:アチャチャさん
scarletさんへ

ありがとう御座います。
私も色んな方と色んなお話が出来れば嬉しいです。

今朝のお布団の中での伸びですが、寝ぼけていました。

大きく息を吸い込んで、からだ全体が伸びる感じが実感されました。
ただ、鳩胸出尻になるので、弓道ではお腹をへこます必要が有りそうです。

さて、押手の詰合いと足踏みの膝詰を比較してみたい、と思います。

押手・・・肩・肘を内転・手首を外転となって詰合っています。

これと同様に、足踏みを考えると、
腰・膝を内転・足首を外転となります。

つまり、腕や脚の詰合いとは、両端の部分が同じ向きに捻らされていて、その間の部分は反対向きに捻られているということになりそうです。

しかし、押手とあしでは、手首と足首また肘と膝の回転の自由度が異なるようです。
脚の方が不自由・・・回転の角度が小さいです。

膝関節を伸ばしふくらはぎに力を入れると、脚全体は一体となり、足首が独立しては回転しません。

ん・ん・ん・難しいです。
また、考えて、実験してみます。

20:紫弓さん
>>scarletさん
>>脛骨は膝を伸ばした状態で回旋するんでしょうか?それとも足首部分の動きなんでしょうか?
 筋肉に従えばと変化はあると思います。現実的に内転外転で考える方がいいです。ただし、力の方向として考えるといいかもしれません。
>>あと足底回内とは内がえし(捻挫のときみたいな)ってことですか?
 そうです。内がえしは内反だったと思いますが、実際足は連結しているので回内と書き込んでいました。
 取り合えずこんな感じです。


>>アチャチャさん
 私はどの問題にも疑問が残るまで考えています。なのでどの話題にも可能性を信じていますのでどうぞよろしくお願いします。
>>鳩胸出尻
・癖と判断せずに、有効に扱う手立てはないでしょうか。

>>沢山のチェックは、一度では無理でしょうね。
>>朝伸びをする時に、矢束に足を開いてやってみようと思います。
 逆に両足同時に重心をずらさずに閉じてみてください。チェックを一度にする方法はここにあると思います。
>>腕や脚の詰合いとは、両端の部分が同じ向きに捻らされていて、その間の部分は反対向きに捻られているということになりそうです。
 いきなり私の考えている部分がでてきましたね。
・全部同じ方向では駄目なのか。
・互い違いに成ったら、震えたり安定しないのではないか。また、それを止める方法は?
 私はこんな感じの点に考えが及びます。

 

21:scarletさん
>アチャチャさん

朝起きての伸びやってみました。僕の感想としては、大腿の前面の筋肉をかなり使ってるイメージでした。僕は胴造りでは膝小僧を上げないように言われていて、そこが少し違うなあと思いました。

>紫弓さん

整理させてください。
大腿内転=脚を閉じる力=股関節外旋
大腿外転=脚を開く力=股関節内転
ふくらはぎ内転=足踏みの角度小=膝関節内旋=足底回内
ふくらはぎ外転=足踏みの角度大=膝関節外旋=足底回外

といった感じでしょうか?
あとちょっと思ったんですが、足の回内の場合は足底の小指側に重さがかかる、回外は親指側って感覚は正しいでしょうか?

僕も少し考えてみます。
・出尻鳩胸を癖と判断せず、有効に扱う手立て

縦を湾曲させている分、重心を低く保てる?あと初心者に横の伸びを覚えさせるのに使えると読んだことがあります。

・全部同じ方向では駄目?
大腿とふくらはぎを内回しにするのは腰が抜けるばかりで微妙。逆は力が一線になって集中しやすいと感じました。

・互い違いでは震えたり不安定?またそれを止める方法

脚がぴんと張った感じ。脚が固定された分、腰がふらつくかな?止める方法は…もうちょっと考えてみます。

22:アチャチャさん
紫弓さんへ
今後とも、よろしくお願いいたします。

scarletさんへ
足踏みの角度のお話から、胴作りまで入ってきましたね。

お二人へ
弓道の場合は、弓構え・打ち起こし・引き分け等、体の前で手や弓などを操作しますので、前に強い姿勢、つまり若干の前屈みが妥当なのだ、と思われます。

そうすると、なるべく体の前後に伸びた支え、足の裏の使い方が重要だと思われます。
つまり、足の踵から小指ではなく、踵から親指の方に主に体重がかかる・内旋のように思われます。

さて、鳩胸出尻の時は、足首から大腿までを内転させるのですが、そうするとスキーで言うところの内側のエッジに当たる足の裏に主な力が加わり(内旋)、反には弱いのですが、屈の姿勢の時には非常に安定した姿勢がとれそうです。

ところが、scarletさんが言われたように、お尻がしまっていないので、腰がふらつく感じが致します。

それで、これを解決しようと腰を入れ、臍を上に向けようとすると、この動作と脚の内転は一つながりのものを、反対方向に捻る動きのようで 、無理が生じます。

そこで、脚を外転させると、お尻がしまり腰が安定するのですが、脚の外転によって足の外側のエッジに主な力が加わり、屈反には若干弱くなります。

これを解決しようと腰を入れてみました。
そうしたら、外エッジにかかっていた主な力が内エッジの方へかなり移行して来ました。

結果として、足の裏の外と内の両方で重心を支える感じになってきました。

今日は、こんなところです。
よろしく、お願いいたします。

23:scarletさん
なかなか考えが進展しないでいます。(そもそも考えてないだろってのはなしでお願いします^^;)

>アチャチャさん
スキーですか。僕はいつもころんでばっかりでダメです。。
内回しで内エッジ、外回しで外エッジは体感できました。
しかし、ふくらはぎ部分に注目すると内回しは外エッジ、外回しは内エッジって感覚なんです。
これどう思いますか?
僕の感覚がおかしいのかなって思ったもので…

エッジの話は最近、スポーツ生理学?関係の本で目にしたので興味深いです。

あとちょっと思ったんですが体の前に重量があったら、胴は少し後ろにあったほうがバランスとれるとは考えられないのでしょうか?
例えば極端ですが綱引きをイメージしていただければよいと思います。
どうでしょうか?

24:アチャチャさん
scarletさんへ

こんばんは。
私の住む北海道では、まだ最高気温が10度に満たないのです。
それでも9度のときは、弓道やってます。

さて、ふくらはぎに就いてですが、私が思うに、筋肉であるふくらはぎは、それ自体は緊張するか、弛緩するかで、その上下が腱で骨につながれているだけだ、と思います。

よって、ふくらはぎがそれ自身で回るような動きは考えにくく思いますし、ぞの実感もありません。

次にバランスの件ですが、弓道の弓や自分の腕の重量と綱引きでの相手チームの綱を引く力の大きさには、根本的な差が有ると思われます。

綱引きでは、相手の引く力に出来るだけ大きな反対向きの力を出さなければいけません。

ところが、弓道の場合は、弓や腕の重量に対抗しようとすれば、体の反の姿勢から生ずる力は、小さな角度の差でも比較的大きすぎると考えられます。

しかし、バランスをとろうとすれば、八節の各状況において、体を反・屈させる必要が有り、射は不安定になると考えられます。

それよりは、多少前体重で、比較的小さな弓や腕の重量を足の裏で吸収してしまう方が、常時同じ姿勢をとり得て、射が安定するように思われます。

こんな感じでしたが、よろしくお願い致します。

25:紫弓さん
ますます面白い方向になりそうですね。
>>scarletさん
>>大腿内転=脚を閉じる力=股関節外旋〜
 私もその考えと同様に考えています。
>>足の回内の場合は足底の小指側に重さがかかる、回外は親指側って感覚は正しいでしょうか
 私は逆に考えています。
>>大腿とふくらはぎを内回しにするのは腰が抜けるばかり
 腰が抜けるという事は内転方向なので、出尻にできますよね。すると、足が弱かったら腰骨で重心をを取るのに有用と思えるところもあります。
>>しかし、ふくらはぎ部分に注目すると内回しは外エッジ、外回しは内エッジって感覚なんです。
 膝を曲げるなら、その動作になるのと思います。(内転外転であらわした理由がこれです。)
>>体の前に重量があったら、胴は少し後ろにあったほうがバランスとれるとは考えられないのでしょうか?
 重さや釣合に対応した重心がありますから同様に思います。
 なるほどと、わかりやすくなっていますね。「脚がぴんと張った感じ。」今回の問題のネックかもしれませんね。

>>アチャチャさん
 思っていた以上にスレがまとまっていて楽しみにしております。やはり、スキーの例えはわかりやすいですね。まとまりがよさそうなので、次の思う所を。
>>筋肉であるふくらはぎは、それ自体は緊張するか、弛緩するかで、その上下が腱で骨につながれているだけだ、と思います。よって、ふくらはぎがそれ自身で回るような動きは考えにくく思いますし、ぞの実感もありません。
 その通りです。なので、間接で曲げないと方向が変わらないので先の書き方にしておきました。ただ、筋肉量の問題で1つはどうしてもできません。ただし、1つは間接が曲がっているので、感触を得られると思います。
 ここで、私の思う疑問をひとつ。

・内転外転を選んだ際の懸退方向の選択はどうするか。

 この問題こそ、互い違いの方向に働く場合の選択を得られるのではと思います。

私はこんな感じの事を妄想してしまいます。どうでしょうか。

26:紫弓さん
すみません補足です。
>>足の回内の場合は足底の小指側に重さがかかる、回外は親指側って感覚は正しいでしょうか
 角度によって逆になりますね。としたほうがよさそうですね。

27:scarletさん
アチャチャさん、紫弓さん、どうもありがとうございます。

やっぱりふくらはぎがクルクル回るわけはないですよね。
単純に閉じるか開くか=内転外転で考えた方がいいんですね。
あとちょっと勘違いしてたみたいなんですが、足首で足の底を外に向けた場合は足底は回内ってことですか?
それだったら回内でインエッジ、回外でアウトエッジは納得です。

ん〜まだあんまり飲み込めてないです。
すみません、もう少し考えます。
今後もよろしくお願いします。

28:紫弓さん
>>足首で足の底を外に向けた場合は足底は回内ってことですか?
 いえいえ、惜しいけど違います。まず、例のごとく内側に向けたら回内で考えていいと思います。私が考えましたところは、重さがかかる部分についてです。
 まず、片足で考えた場合で、45度以上ならば親指側・45度以下ならば小指側と考え増す。その後に前傾を加えて考えた方が可能性が生きるのではと思い指摘させていただきました。
 前傾になれば、足の形上親指に重心かかりますよね。
 
 こんなことを考えています。

29:アチャチャさん
紫弓さんへ
こんばんは。

>内転外転を選んだ際の懸退方向の選択はどうするか。

さて、左足は内転、右足は外転ですね。
これをやってみますと、どこかの流派が唱えるように、左は足先に、右は踵に体重がかかります。

感じとしては、押手の肩が入りそうな気がします。
しかし、前後左右にも、バランスの良い感じですね。
いわゆる、クロウズ・スタンスのような気持ちです。

どちらかと言うと、押手主導での離れ向きではないでしょうか。

私の場合は、四部の離れスタイルの射なので、両足の捻りが異なる点は、違和感が有ります。

しかし、腰の収まりも良いようですし、離れのスタイルと合致すれば、これもナチュラルな胴作りではないでしょうか。

それでは、またです。

30:アチャチャさん
scarletさんへ
こんばんはです。

どうやら、足踏み・胴造りと離れのスタイルとは、関係が有るように思えてきました。

scarletさんは、どんな離れのスタイルなのか、お聞きしてみたくなりました。

例えば、押手主導で角見或いは綿肉で押していく、そして離れる。
馬手で切るように離れる。
左右均等に、分かれるように離れる。
両手で、雑巾を絞るようにして、離れるなど。

適切な表現ではなかったかもしれませんが、みなさんの離れのスタイルも聞いてみたいですね。

それでは、またです。

31:scarletさん
夜分失礼します。

>紫弓さん

了解しました。ありがとうございます。
ちょっと混乱中です。
回内の場合、45以上は足が前後に狭いから小指側接地でも重さは親指側、45以下は小指側接地が効いて小指側支持だけれど、重心を前にすると小指より前にある親指側にシフトする。って感じでしょうか?

>アチャチャさん

逆にオープンスタンスは妻手固めの押し主体の小離れって感じがします。
これは少し懸かりそうです。

やっぱり疑問なんですが、内転外転は閉じる開くではなく、ここでは主に内回し外回しの意味なんでしょうか?
それと互い違いは左右でってことですか?
てっきり大腿ふくらはぎでかと思っていたので。
どうも飲み込みが悪く申し訳ございません。

32:scarletさん
離れのスタイルについてですが、下手っぴながら述べてみます。
形としては弓手は少し開いて肩線付近、弓はあんまり倒れない、妻手は中から大離れの感じで肩線付近、掌は前向きって感じです。
正面によくある感じです。
体感としては会で角見!爪弾き!胸を割る!とかは頭になく、特に何もしてないですね。
強いて言えば、力が左右にはけるのだけ感じてます。なので、離れは左右にほぼ同時に開く感じでしょうか。
あとは重心がゆらゆらしてるのを感じて、会ではずっとバランスをとっています。
最近はこんな感じです。
是非みなさんの離れについても聞いてみたいです!
それでは失礼致します。

33:紫弓さん
ご返信ありがとうございます。
>>45以上は足が前後に狭いから小指側接地でも重さは親指側、45以下は小指側接地が効いて小指側支持だけれど、重心を前にすると小指より前にある親指側にシフトする。
 ざっくりとそんな感じでよろしいと思います。足踏みの角度と前傾を別々に考えるって事です。

>>さて、左足は内転、右足は外転ですね。
 俗に言う丁の字だとしたら、、左足外転・右足内転だと思います。そうすれば整合性があるのではと思います。思っていた事が先に出てきたようですね。
>>それと互い違いは左右でってことですか?
>>てっきり大腿ふくらはぎでかと思っていたので。
 今回の問題はご指摘の通り、大腿と脹脛についてです。私としては、
・足踏みの角度の広狭による懸退方向
を主として考えていました。なので、左右同じ角度で大腿と脹脛それぞれの外転内転を考える事で、次の丁の字等も論じえるのでは考えています。(近的だけが弓じゃないですよね)

>>みなさんの離れのスタイルも聞いてみたいですね。
 そうですね。十人十色でしょうから、ぜひ聞いてみたいですね。私は堅帽子をはじめ道具に従った引き方をし対と考えています。残心は今で言う大離れと中離れの間ぐらいだと思います。芽を摘まない様にこの先は控えておきます。

 ぜひとも楽しみしております。

34:アチャチャさん
scarletさん:紫弓さん
こんばんは。

お二人を初め、多くの方々のご教示とご協力を頂いて、レスも積み重なってまいりました。
お陰様で、足踏みや胴造りを元から考えるための方法論が沢山出来ました。

さて、ここでは当初の疑問に対して単に解答を出す事が目的ではなく、各自の目指そうとする射に合ったものを作り出す考え方を学ぶ場と思っています。

そのような意味合いで、北海道も寒さが和らいでまいりましたので、理論重視から実技重視に移行しようと、考えております。

私は、今までの思考過程を射でじっくりと検討し、その小文節毎にご報告をして参りたいと考えております。

よろしく、お願い致します。

35:アチャチャさん
腰を入れて、お臍を斜め上方に向ける姿勢では、上半身が縮まります。

やはり、縦軸は天へと伸びてゆかなければ、射が小さいものになってしまいます。
私の目指す射は、一文字の様な大離れですから、縦軸も出来る限り伸びて、バランスがとれるのです。

つまり、脚を外転させて腰を入てるのは、私向きではないようです。

ちなみに、本日は雨模様で庭での練習は天候任せですね。

まずは、報告まで。

36:アチャチャさん
同時進行で、この一年間手の内の研究を続けていましたが、やっと一区切りが付きました。

三角とか中押し等の手の内は承知していますが、基本的に親指の爪が上を向くのには、納得がいかないのです。

そうすると、親指根で内竹の右を押せないからです。

それを解決するために、親指の爪は、やや前方向を向かせ親指の腹側を弓に巻きつけるようにしました。
そうすることで、親指根できっちりと押すことが出来ます。

ここでの注意点は、虎口を下から弓に巻き付けてはいけないという事です。
また、親指の先から一つ目の間接は曲げるようにすると更に効果的です。
薬指と小指は柔らかく添えます。

次に、人差し指は、弓に巻きつけます。
中押しの手の内でリングを作る状態です。
ついでに、中指でもリングを作ります。

つまり、今までそれなりに遊んでいた人差し指を使い、五本の指で手の内を作ります。

こうする事で、回転力は倍増し、離れに於いて弓の回転軸はより安定します。

まだまだ、細かい点の説明は有りますが、概要はこんな感じです。

確かに、現今までの常識とは逆行しますね。
私も将来審査を受けるつもりですが、さて、中貫久や弦音、射形・気息等で判断して頂ければ良いのですが、・・・。
しかし、これも私の信念ですから・・・。

ポイントは、しっかりとした角見の押しと二重リングによる回転力の倍増と回転軸の安定した弓返りです。
今夜は、ここまでです。

37:アチャチャさん
今日は夕方には雨が止み、巻藁前を練習しました。

足踏みは、幅が引き尺程度で、角度は45度程です。
ひしがみを張ると、ちょうど両脚が内転する感じになり、背骨の付け根から上半身が上へ伸びる感じですね。

両足の内エッジに体重が乗り、拇指球の辺りに重心がかかって、からだ全体が少し前にかかって、姿勢が安定します。

一手(巻藁矢2本)ずつ、3回の射でしたが、やはり会は射楽斎さんが仰る様に、熟成が大切ですね。

筋骨の詰め合い・伸び合い。
そして、自己を追い詰める弓力との詰め合い・それと対峙する胆力の伸び合い。

次第に余分な力を入れる余裕が無くなり、雑味が抜けて、骨太な射だけが可能になっていきます。

飾りや小細工や無駄の無い、胆力が剥き出しになったような素朴な射です。
そして、足踏みで定めた狙い通りの、真っ直ぐで矢勢の乗った射が出ました。

その後の成果など、お聞かせ頂ければ幸いです。

38:アチャチャさん
最近、アーチェリーのサイトを覗いています。
的中に就いては、精度を含めて弓道以上の拘りが有るスポーツだ、と思います。

競技人口も多いでしょうし、関連事項の研究や開発も経済がらみでより盛んかも知れませんね。

ところで、足踏み、つまりスタンスですが、肩幅かそれより幾分狭くだそうです。
膝の関節は伸ばしますが、特別な脚の捻り等は無いようです。
また、体重はやや前にかける、これは弓道と同様のようです。

ここでの、アーチェリーの考え方ですが、出来るだけ使用する筋肉の種類を少なくし、骨格で加重を支えるようにするということです。

もし、力を入れるとすれば、細かな筋肉を多用せず、出来るだけ少数の大きな筋肉を使い、Simple is the best.を目指すのだそうです。

この考え方は、足踏みだけではなく、例えば会・離れのような時にも適用されるようです。

人は、そこに余分な力が入らないように意識すると、その意識が筋肉の緊張に繋がるのだそうです。

それで、アーチェリーでは手首に余分な力が入らないように、そこから出来るだけ遠くの例えば僧帽筋(の中部辺り)を意識するのだそうです。

ここまで来ると、足踏みのレベルではなくなりますが、無駄な力=筋肉への意識作用を排除するために、骨に意識を持っていく。

つまり、骨で弓を引くということですね。
今日から、足の裏の踵から呼吸しています。

私の目指すのは四部の離れですが、骨に意識を持っていくと、無駄な力を使わないためでしょう、酸素の消費量が非常に減少して呼吸が楽で、しかも、会での揺れが激減しました。

目から色コンタクトが落ちる思いでした。

39:アチャチャさん
報告です。

前レスの通り、足踏みの幅は矢束より狭く取ると、安定しますね。
筋肉の負担や捻り等の意識も不要なので、土台作りを忘れて射に集中できます。

テクニックというのは、その目的が十分に図られた上で、それが何の気にもならないというのが、最上ではないでしょうか。

こういった視点から考えてみる時、足踏みの角度は、その幅に対応するニュートラルものになりますね。

足を閉じれば0度、矢束程に開けば丹田と両つま先を3頂点として正三角形ができますが、この時のニュートラルな角度は60度ですね。

確かに教本の記述には意味が有りました。

ただし、教本の推奨する幅では、筋肉自体への負担とそれに意識をとられるという二重の負担がかかります。

また、姿勢の安定性に於いても二つの意味合いで問題が有ります。

一つには、幅を広くする事で、前後が不安定に成り易いということです。
二つ目は、使用する筋肉の絶対量や筋肉の緊張の強度などの関係で、疲労状態による姿勢の不安定を誘発することですね。

この点、アーチェリーのスタンスには、納得しました。

40:アチャチャさん
報告です。

足踏みですが、ひしがみを張る事で踵が大地に食い込む感じが出てきました。

踵の上にその上の骨格が積み上げられている感じです。

ここまで来ると胴造りですが、ポイントは仙骨のようです。


仙骨は人の大黒柱である背骨を支える土台で、全身から見た仙骨の位置は人体のほぼ中心です。
また骨盤の真ん中にあり、いわゆる足の付け根に位置しています。

仙骨を前後左右に可動させることで、関節面に掛かる重力を分散させ、周辺組織の柔軟性を保つと共に、二本脚でのバランスを調整しているようです。(車のサスペンションに似ていますね。)

さて、この仙骨には古来より臍下丹田と言われ非常に重要視されているエネルギー球体が有るそうです。

身体の波動はこの球体の中心から仙骨を介して発振され、背骨から脳へと伝わるそうです。
勿論、脊髄神経などもこの仙骨とつながっていますが・・・。

脳脊髄液の運動、水圧変化によって、頭蓋骨の内部にあって脳を包んでいる硬膜が動き、それが頭蓋骨に伝わって動きが出てきます。

脊椎、仙骨にも脳脊髄液と硬膜の延長が行っているので、脳と連動して脊椎、仙骨も同じリズムで動いています。それで両者を一体の頭蓋仙骨系としてとらえる考え方があるようです。

その動きとは、一分間に通常6から12回だそうですが。

いずれにしても、仙骨は姿勢の要であり、脊髄や脳とも深い関係が有りそうですね。

41:アチャチャさん
最近は呼吸法のことを考えておりましたが、それに関連して新たな疑問が浮かびました。

射法八節では、会・離れ・残身と区別されておりますが、これは如何なものでしょうか。

教本にも、一つの節にも各々残身が有る様に記載してあったと記憶しております。

つまり、一つの動作とその収まりです。

会での詰合い・伸合いが離れを通過して残身に至るのですね。

ここで、離れを“通過して“と記したのは、離れが意図的な一動作で無いことを考慮しての表現です。
少なくとも、離れを自然なものに近付けようという思いですが・・・。

現実的に考えてみた時、適正な会で図星を狙っている状態では、これ以上もこれ以下も無駄な動作は避けたいですね。

そうした意味では、離れは本来の一節としての動作では有り得ない様に思えるのです。
すると、会・離れ・残身が一つの節となります。

さて、ここからですが、これらの3節が一節ならば、呼吸法も異なりそうです。

つまり、会・離れ・残身で息遣いが変わらない、ということです。

私の場合、会では息が微かに抜けていき、離れの瞬間から残身では止まっていましたが、これでは離れが一節となって、適正な会の流れを変えてしまいます。

でも、相当な胆力がないと会のままの息遣いを残身まで維持できません。
まあ、それほど離れの瞬間というのが、一大事なのでしょう。

その一大事を吹き飛ばすのが、これからの練習です。

42:瑠吽$鸚鵡さん
アチャチャさんへ

私は足踏みばかりではなく、全般に渡りさして深く考えもせず引いてきました。参考になるかどうかわかりませんが、そんな私の脱線話です。

よい例えが浮かびませんが、スキーをなさるとのこと。

では、ウェーデルンの場合は足をどうしておりますか。雪面から板に受ける力を利用して膝を使い、体を使いませんか。雪面の変化に自然と体が反応しませんか。雪温は山の上と下では違い、すべりも違いますから、板にそれなりの対処をしませんか。

弓もそれでよいのではないかと思っております。私の場合ですが、足踏みの角度・向き・幅は、時々に応じて自分のよいようにしていますから、自然にまかせ逆らわず特にどうという事はありません。

私が稽古したのは、例えば床の上ならば百度踏んでも的に向かっている事。ただそれだけです。

稽古の方法は、先生をみて習い、自分で強い胴となるよう工夫しました。

こう考えてはどうでしょう。
足踏みを考える時、足が無い場合はどうしましょう。馬上ではどうしましょう。

あと、たまには十五間、三十間、五十間を実際に引かれてはどうでしょう。

脱線話ですが、なにかのヒントになれば幸いです。

43:瑠吽 ◆qdwxl9.6さん
失礼致しました。

名前のイゲタマーク以降を訂正し変えました。



脱線話の追加です。

スキーでもうひとつ思い浮かびました。

高速ですべる時、かなりの風圧がかかりますね。

姿勢はどうしますか。

屋外で強風の時、足、胴が弱いと安定しませんね。

よろしければ、こいらへんも含めて考えてはいかがでしょうか。

なにかの参考になれば幸いです。

44:アチャチャさん
瑠吽 ◆qdwxl9.6さんへ
肩から無駄な力が抜けて、物静かな口調の中に多くの示唆を含む文章は、私には程遠いものです。
貴方のレスからは、弓道の深さと広がりが感じられます。
有難う御座います。

足踏みの百度踏んでも的に向かっている。
この基本さえ、私にはまだまだです。
ただ、一節毎に決して訂正をしない事を心がけています。
そのお陰で、気を抜かずに一射を大切にする習慣だけはついてきたようです。

さて、最近まで肩幅より幾分広い程度の足踏みで安定していたのですが、やや広めにとって業射をしてみましたら、引分けから会にかけて、足の裏でも弓を引いている感覚を覚えまして、今ではそうしております。

どうして、そうしょうと思ったのか不明ですが、体の休んでいる部分が私に耳打ちしたのかもしれません。

そうですね、時として、急にラーメンやカレーが食べたくなる事がありますが、実は体がその恒常性を保つためにある種の栄養分なりを求めているのだそうです。

その時の状況に応じて、臨機応変に射が出来るというのは、素晴らしいことですね。

私は未だ巻き藁前でさえ十分ではありませんが、瑠吽 ◆qdwxl9.6さんがおっしゃるように、色んな射にも挑戦しますよ。

どうも、スペシャル・ワン・パターンというものに気が取られていたようです。
胴造りについても、幾つかのパターンを身に付けて、使い分けが出来るようにもしたい、と思います。

ところで、最近は某範師十段の会をPCの背景にしております。
日が経つにつれて、その魅力と難易度が伝わってきますね。

私の目指すものがそこに有るのですが、・・・。
射のイメージは湧くのですが、数十年の研鑽をいっきに飛び越えようもありません。

45:アチャチャさん
最近、分かってきた事があります。
天龍さんがどこかで書かれていたと記憶しますが、形によって無駄な力を無くすという事です。

打起しから大三、大三から会へと移行する時、力任せに移行すると時間的に早くなりますし、出来上がった形には無理が生じていますね。

弓と体の形が変化するときには、力の大きさも向きも変わります。
それを時間で微分するかのように、刻々と変化するものを、その時々で最善の形に変えながら射を運行しなければ、最善の会の形は出来上がりませんね。

必然的に、緩・急・緩の流れで、相応の時間がかかります。

今のところ、何の癖も無い正直な矢飛びは、四分の一位です。
的前では、中りに気が行ってしまいがちですが、巻藁前では射自体の良し悪しが直接還ってきます。

私にとって、このサイトは実に有効です。

46:アチャチャさん
前レスの続きです。

矢の刺さる位置が会での矢筋で、しかもほぼ十割に近く真っ直ぐに刺さるようになってきました。

ただ、筈の溝は4本に一本の割合しか、真っ直ぐではありません。
これからの精進です。

最近の成長の原因は、やはり前レスの内容です。
弓と体が一心同体になるとは、このファクターが大きな働きを示しているように思います。
力の足りないところへ水が流れ込むように力を補うと言われますが、心を静め、射自体に成りきっていくと、会に辿り着いたときには、作為的ではなく自然とベストの状態になるようですね。

47:こんたさん
よくわからないのですが、矢は回転しながら飛ぶのに筈の溝がまっすぐ刺さる必要ってあるんですか?

48:アチャチャさん
よくわからないんですが、矢は回転しながら飛ぶものなんですか。

49:ぴーすけさん
甲矢は時計回り、乙矢は反時計回りに回転します。
回転により矢の軌道は安定します。(ジャイロ効果)
ピストルの弾丸、独楽と同じ原理です。

50:元学生さん
使っている巻き藁矢には羽根は付いているものでしょうか。
羽根が無ければぴーすけさんのおっしゃる回転は無いかもしれませんが、かけで弦を引く限り、無駄な力を入れないには捻りがありますので、異論があるかもしれませんが、若干の回転は生まれると思います。

また、溝がまっすぐでも半回転、1回転していたら判別できませんがいかがでしょうか。

51:アチャチャさん
私の巻き藁矢には、羽が付いていません。

矢の回転には姿勢制御の効果があるようですが、それを出現させるのは射自体ではなく、あくまでも羽の表と裏の空気抵抗の差によるものだ、と考えます。

例えば、右へ10度回転したのか、(10+180n)度回転したのかは、やっているうちに判ってきます。・・・nは自然数
感覚的に判らなければ、チョトした工夫でOKです。

いずれにしても、一方向だけに回転するものなのか、時によって反対方向にも回転するものなのか、回転の大きさはどの程度なのか等、私には、射の精度を高めるための重要なファクターです。

もし、射自体によって甲矢の時に反時計回りの回転力が働くとしたら、姿勢制御のジャイロ効果は乱されそうにも思います。

事実、4分の1の確率ですが、筈の溝が真っ直ぐになるのですから、それがいつも出来れば問題はありません。

文面からして、レスを頂いたお三方は、こうしたことは経験されていないのかもしれませんね。
興味がお有りでしたら、まずやってみて下さい。
お話は、またその後で・・・。

52:膨矢さん
>51
>文面からして………まずやってみて下さい。
お三方の事をバカになさっていらっしゃいますよね、確かに・・しっかりと!

53:アチャチャさん
前レスさんへ
ばかにしてなどいませんよ。

馬鹿にするというのは、
例えば「膨矢?坊やは、ママの所にでも、お帰りなさい。」という様な表現です。

因縁をつけるのなら、もう少しお勉強でもしてらっしゃい。

54:百夜 ◆WR1hQljoさん
どうか喧嘩はご勘弁願います。

>こういったトラブルの生じた場合、一方だけが全て良いも、また悪いもありませんね。

55:元学生さん
アチャチャ様は掲示板を荒らしたいのでしょうか。どうか建設的な表現で矛を収めていただけませんでしょうか。

回転について感覚でわかるとおっしゃられますとあちゃちゃ様の矢が回転したかしていないかについて議論の余地がございません。ご自身がご納得されておられましたらそれ以上立ち入る気はございません。

私が巻き藁をすると、弓一張りの距離なら常に90度回転して刺さります。
溝がまっすぐに刺さることと、回転していることについてあちゃちゃ様と私の目指す目標の違いですからそれぞれが目標に向かってがんばればいいことです。

もし議論いただけるなら、私は溝の角度よりは、いつも同じ角度で刺さる再現性の方が重要と考えています。あちゃちゃ様も4分の3は回転していますから、射自体で何らかの回転する力を与えております。私ならむしろ回転する方が自然で、回転せずに溝がまっすぐの時は回転を殺す逆方向の無駄な力が加わっているのでないかと思います。

あちゃちゃ様はいかにして回転を止めていますか。かけの種類によっても離れが違いますから、皆様の勉強のためにも離れ方や使用さr手入るかけなどご指導にご協力いただければ幸いです。

56:元学生さん
あわてて書くと誤字になってしまいました。

使用されているかけなど教えていただければもっと議論ができそうです。

よろしくお願いします。

57:kurichaさん
>>こんた様
>>ぴーすけ様

よ〜く考えてみてくださいな。28mの距離で矢は何回転位すると言われてますか?
もちろん、羽のピッチの問題もありますが、
巻き藁の距離ではあまりに距離が短すぎます。矢の回転は、そんなにありません。

今回はあまりに分が悪い。

回るなら回るで、一定の角度ならば、一定の離れをしているということで一理あるけれど・・・

やっぱり、理想は真っ直ぐだと思いますよ。
矢が回転を始めるには距離が短かすぎです。

58:アチャチャさん
百夜 ◆WR1hQljoさんへ

余りに受け流しておきますと、長引きます。
百夜さんがこのタイミングで書き込まれたのは、私の狙いにさほどくるいの無い証拠です。

今度は早期に、必要に応じて、管理人様が対処される事と存じますが・・・。

何時でも弓を戻す準備は出来ております。

59:アチャチャさん
元学生さんへ

先の投稿は、短慮の為したものではありません。
ご心配無く。

問題が有れば、管理人様の適切で迅速な処置が有る筈です。

さて、射自体による回転ですが、現今まで余り話題にされていないのでしょうね。
私の場合は、180度を越える回転は有りません。
大概90度前後が多いようです。
色々な引き方を試していますので、時計回り、反時計回りの両方が有ります。
どちらかと言えば、時計回りの回転の方が多いようです。

現状なら、甲矢の回転を促進させますが、乙矢なら打ち消す働きになりますね。

kurichaさんが言われたように、この短い距離でこの回転ですから、近的に換算すると、約4.5回ですね。
記憶がはっきりしませんが、近的での矢の回転もこの位ではなかったのでしょうか。

回転の方向が異なる二種類の矢を用いた場合には、無視できないような気が致します。

その原因につきましては、現在考慮中ですので、私の方がこういった事の経験者の方から、お話を伺いたいと思っております。

60:紫弓さん
アチャチャさんへ
 やはり今までの通り見ている人が疑問を抱く様な書き込みがあるのではないでしょうか。しかも、ご自身のの分からない事や折角の批判も後回しで、ほかの方の書き込みの意識が薄れる様に思います。
 実は、この最初で折角の議論をまだ先があるにも拘らず、「理論重視から実技重視に移行しようと、考えております。」と言われ、私は書き込みをとめました。そんなふとした言葉のを繰り返しが以前のスレッドだったのではないでしょうか。

 議論が合わない人が出てくるのは仕方ありませんが、まだ余地のある状態で気を損ね態度は注意ください。確かに考える力や知識はあると思います。もう少し話しやすい雰囲気や順序を立てていただけるとありがたいです。
 その時は、弓主体の話になるでしょうから、いくらでもお付き合いします。羽についても考えるところはありますが、控えさせていただきます。

61:百夜 ◆WR1hQljoさん
>今度は早期に、必要に応じて、管理人様が対処される事と存じますが・・・。
>問題が有れば、管理人様の適切で迅速な処置が有る筈です。
どうやら私にはアチャチャさんを説得するだけの言葉を持ち合わせてないようです。とても残念に思います。

ただ、管理人さんの手を煩わせると分かっていながら敢えてそうなることを回避しない方法を選択するということは、管理人さんにとってもまた他の多くの利用者の方々にとっても望ましいことではないことだけはご理解ください。

62:アチャチャさん
紫弓さんへ
お久しぶりです。

どうも誤解があるようですが、34のレスで申し上げたとおり、その後37から40のレスを中心に足踏みに就いては、ご報告いたしております。

未知の部分を次々に理論展開しても、弓道では射によって検証しなければなりませんが。その検証が理論に追いつかなければ、お話は空転してしまいます。

どうぞ、ご理解下さい。

63:アチャチャさん
百夜 ◆WR1hQljoさんへ

管理人様はこのサイトをご自身の意向でデザインされる権限と、それを維持する責任とをお持ちだ、と考えております。

私の判断に反対でしたら、ご自身で解決を図られたら如何でしょうか。
さもなくば、単なる第三者の意見に留まります。

この際、このようなことが起きない解決策をお持ちなら、ご披露下さい。
このような事とは、ひとつには、誰からも誹謗や中傷を受けない投稿の仕方です。
二つ目は、誰にも誹謗や中傷をさせないための方法です。

百夜さんは仲裁に入られたようですが、仲裁に入るには只ならぬ覚悟が必要です。
姿を現されていない多くの方々が負うことの無いものを、実感されておいでですか。

64:紫弓さん
そう言われると、自分が空転しない様に分かれば、それで良い様にも取れますよ。流れとしても、弓引き同士の本音を言うにも踏み止まりますよ。

>>その検証が理論に追いつかなければ、お話は空転してしまいます。
 表現とタイミングが余りにも逆撫でしすぎです。scarletさんは話についてこれましたが、アチャチャさんに理解できないところがあった。これは、最初は仕方ないと思います。そこをどう詰めるかが問題です。
 だから、その時の対応がまずいと言っているのです。スレの流れの中で本当にそんな言葉を言う必要があったのか。「分からんこと言うな、黙れ」とさえ感じる所はありますよ。 
 確かに、40までの報告する事はいい試みだと思いますよ。でも、あの報告の流れで私が返しやすいように見えましたか。先の太腿脹脛の区分けには言及せず、それより安定要素の少ない話題を提示してましたよね。本当の所、「種類ごとにやってから言いなさい」とまで私には言えません。すると、他の見ている方が読みやすく書き込みやすくなる様を考えると踏み留まざるを得ないのですよ。

ここでの私の発言はここまでとさせていただきます。失礼致しました。

65:百夜 ◆WR1hQljoさん
いや、申し訳ない。何かを期待してしまった私が馬鹿でした。

66:アチャチャさん
百夜 ◆WR1hQljoさんへ

私がレス58で、
<何時でも弓を戻す準備は出来ております。
と言ったにも関わらず、貴方こそ喧嘩をお売りでしょうか。

ただ、呆れた呈を示して退散とは卑怯ですね。


67:アチャチャさん
紫弓さんへ
まあ、細かい事ですが、レスの15で、
<是非時間より期間をかけて、少しでも弓道の深みに、共に近づいていけたらと思います。
とお話致しましたとおりです。

家内との長い付き合いの中にも、山在り,谷在りです。
縁ですね。



68:百夜 ◆WR1hQljoさん
確かに、勝手に首を突っ込んでおいて途中で投げ出すような形になってしまったのは申し訳ない。呆れたのではなくて、自分の無力さを痛感したのです。

私は弓の道において、建設的な論争をのぞいて、争うことを一切望みません。喧嘩を売るつもりなど毛頭ございません。以前のスレッドで私のスタンスはご理解いただけたものと思っていましたが・・・本当に残念です。
これ以上の発言は私自身に自己矛盾を生じるだけですので、勝手ながら退散させていただきます。


ホーム > 弓道座談会 > 2009/06まで 雑談・その他 > 弓道の基本で、疑問に思うこと。 (投稿68件)[1〜68]

(c)デビール田中 : 問い合わせ