弓道の基本で、疑問に思うこと。 (投稿68件)[45〜45]


1:アチャチャさん
足踏みに就いては、外八文字に開いて、そのなす角が約60度というのが基本のようです。
勿論、教本には足を開く幅に就いての説明もありますが、何故約60度なのでしょうか。

角度が大きいと前後に不安定になり、角度が小さいと左右に不安定になる等の説明があります。

しかし、足を左右に矢束程に開いていれば、左右の踏ん張りには問題が無い筈です。
それでも、的の方やその反対側に胴体が傾くとしたら、それは上体の問題だ、と思われます。

つまり、左右に就いては足を開いて踏ん張れる状態になっているのですから、問題は前後ではないのでしょうか。

もし、私の仮説の通りだとすれば、足の親指と踵を結ぶ線どうしをほぼ平方になるように足踏みしたほうが、前後には強い状態になるのではないでしょうか。

そして、左右に就いても問題無しということです。

まさに、弓の初心者としての質問ですが、先輩諸氏のご教示を頂ければ幸いです。

45:アチャチャさん
最近、分かってきた事があります。
天龍さんがどこかで書かれていたと記憶しますが、形によって無駄な力を無くすという事です。

打起しから大三、大三から会へと移行する時、力任せに移行すると時間的に早くなりますし、出来上がった形には無理が生じていますね。

弓と体の形が変化するときには、力の大きさも向きも変わります。
それを時間で微分するかのように、刻々と変化するものを、その時々で最善の形に変えながら射を運行しなければ、最善の会の形は出来上がりませんね。

必然的に、緩・急・緩の流れで、相応の時間がかかります。

今のところ、何の癖も無い正直な矢飛びは、四分の一位です。
的前では、中りに気が行ってしまいがちですが、巻藁前では射自体の良し悪しが直接還ってきます。

私にとって、このサイトは実に有効です。


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