竹弓ワークショップその後は? (投稿23件)[1〜23]


1:ちんちくりんさん
一ヶ月ほど前、このホームページで募集のあった竹弓製作講座が行われたことかと思います。

参加された皆さんは、すでに自分自身で製作された弓を使って見えるのでしょうか?
感想や雰囲気などきかせていただけませんか?
また次回開催は予定が立っているのでしょうか?

次があるのであれば参加したいので、書き込みをしていただけるとうれしいです

2:デビ ◆5h7.ceJYさん
柴田さんからも無事に終了したとのご連絡をいただいています。

メール抜粋

「主催者としては満足出来る内容になったとお思います、少なくとも全員の皆さんが竹の小割から竹ひご焦がしと出来る限りの、竹弓製作のプロセスを経験して頂き、村こそ取ることは出来ませんでしたが、全員の弓に張り込み弦も張る事が出来ました。」

また参加された私の会社のOBの方に会い、色々お話を聞かせていただきました。(その方はこの掲示板はあまり見ていないので書き込みは無いでしょう)

また写真も大いにいただきました。又聞きですが竹弓製作の工程が少し垣間見えたような気分でいます。現在その工程手順などを写真と共に作成中です。ちょっと遅れ気味です。もうしばらくお待ちください。

OBに話を聞く際も本当に楽しそうに話していただけました。う〜ん、うらやましい。
参加者の皆さんお疲れ様でした。公開の際に何かコメント・修正などあればお願いしますね。

なお、次回の開催予定についてはまだ伺っておりません。こちらにも連絡があれば報告します。

3:三重の弓人さん
竹弓作成工程手順スゴく楽しみにしています。色々と忙しいとは思いますが、頑張ってください。
それにしても、羨ましい。

4:ちんちくりんさん
>デビさん

丁寧な解答ありがとうございます。
想像するだけでも楽しそうなので、ぜひ参加された方の参加された方の意見を聞きたいところですね。

また、製作工程の写真で理解を深める・・・すばらしいアイディアですね!
楽しみにしております。

5:如成さん
書き込みが遅くなりました。この度、参加した者の一人です。

丁度一ヶ月前は、ヒゴと側木を接着したり、外竹・前竹を削るのに精を出していた最中です。もう一ヶ月経ってしまいました。。 早いものです。

参加した方々は、造詣に深い人(≒マニアックな人。失礼!)から弓を始めて日が浅い人まで様々でした。また、年齢層については一世代くらいの幅がありました。が、皆に共通していたのは「弓好き」ということであり、趣味が共通な故、すぐに打ち解けて非常に和気藹々としたワークショップとなりました。柴田家挙げてのサポートにも感謝の念に堪えません。

ヒゴ作り、ヒゴ・側木選び、外竹・前竹の削り等、柴田さんの御指導の下、多くの工程を自分たちで実施しました。勿論、重要な作業については柴田さんに実施して頂きましたが、出来上がった弓は「自分で作った!」と実感できるものです。換言すれば、「そこまで手の内を明かして問題ないの?」とも云える濃い内容でしたが、それだけ柴田さんの自信の表れと解釈することができると思います。

自分達で作った弓については、現在、“しない弦”を張ったまま、安定させている最中です。個々の弓の性質にも依りますが、1〜2ヶ月間はこの状態とのことであり、その後、荒村を取る作業をします。したがって、自分で作った弓を使用している人は今現在殆んどいないのではないかと思います。

私自身は今月末に荒村を予定しております。非常に楽しみです。

6:novuさん
如成様:
京都ではお世話になりました。参加者の中の一名です。
今月末また京都でお会いしましょう。

そうなんです。もう一ヶ月も経ってしまったのですねぇ。。本当に“弓好き”にとっては夢のような日々でした。毎朝がこれから体験できる全てのことについて期待で胸一杯でワクワクで・・・。
参加する前は、どこまで弓作りを体験させてもらえるのかな?と思っていたのですが、竹取りこそなかったものの、まさか本当に一からとは!
本当に自分の竹弓が出来るのかどうか不安でしたが、これが出来ちゃうんですよねぇ。
私も含めて、普段手作業していない人は、初日から手にマメを作ったりなんかして、でも、楽しいからかこれが痛くないんです。
それと柴田さんによる弓打ち、弓張りのシーンは圧巻でした!さすが“本物!”といった感じです。
何はともあれ、目茶苦茶楽しかったです。出来ればまた行きたい。。

7:ちんちくりんさん
>如成さん、novuさん

雰囲気を伝えていただき、ありがとうございます。
「ここまで明かしていいの?」と思えるくらい竹弓の構造について学んでこられたんですね!
うらやましい限りです。

「弓を安定させている最中」・・・ということはお楽しみはまさにこれから!ということですね。
良い弓に育っているといいですね

「和気あいあいで、目茶苦茶楽しい」
管理人さんが公開されるであろう画像が出ると、実感というか臨場感が多少なりとも伝わってきそうです。柴田さんがまたワークショップなさることを期待したいものです

8:枕流@宮崎さん
如成さんnovuさんお久しぶりです。たった今福岡出張からかえってきました。出張先の福岡を10,11日と抜けだし京都で村取りをして参りました。明日にはあの弓が手元に到着するはずです。皆さんと一緒に是非またやりたかったのですが先日の台風で職場が水没し、明日から又復旧作業に行きます。是非又あのメンバーで時間を忘れた弓談義をやりたいものですね。

9:デビ ◆5h7.ceJYさん
竹弓ワークショップにご参加の方にお願いです。

竹弓ワークショップでの写真と、参加された方の説明を元に、「竹弓製作の流れ」としてページを作成・公開しました。公開しつつ修正を加えていきますので、お手数ですが、是非一度ご覧いただいてコメントをお願いします。(メールでもOK)

http://www.ecoecoman.com/kyudo/item/yumi_seisaku_01.html
http://www.ecoecoman.com/kyudo/item/yumi_seisaku_02.html

色々な誤解をしている所とか、他文献を参考にしたために今一言葉がおかしい所、おかしなイラストなどがあるかと思います。
また、写真として不適切な物(公開を取りやめたい物、顔を隠す必要があるもの)などもありましたら教えてください。

お願いばっかりになってしまいましたがよろしくお願いします。

参加されなかった方からのコメントをお待ちしてますよ〜

10:元さん
>デビさん
お疲れ様です。
予めのお断りで失礼しますが、質問、注文ばかりになりますが何卒御容赦をm(__)m

側木やヒゴ、打外竹は(元々生えていた根元、こずえ)方向を揃えて弓を組んでいるのでしょうか?もし把握してらっしゃるなら、関板の材質も教えて欲しいです。
また、切った竹を寝かす年数・時間に職人によって違いがあるのでしょうか。写真ももうちょっと大きいのが見たいです。。。

11:ちんちくりんさん
>デビさん
作業お疲れ様です。弓作りの断片が見て取れる画像の並べ方で、楽しませていただいてます。
参加された方々があれを生で体験されているかと思うと・・・
画像からでも楽しそうな様子が伝わってくるので、参加された方は本当に夢のような一時だったんでしょうね。

>枕流@宮崎さん
先日の台風で被災なさったのですね。お仕事も生活環境もしばらく大変かと思いますが、出来上がってきた弓を心の支えにしてがんばってください!

>元さん
側木・ヒゴについては木の方向性についてわかりませんので、わかる方にお任せして・・・
内・外竹は元弭から末弭方向に竹の元から末へ行っているのは、竹弓を持って見えるのであれば、じっくり観ていただくととわかるかと思います。竹の節は交互に芽が出る節、出ない節(裏側の面で出ている)という風になっていますので、芽の出方は通常は上に向かって出るので、それを考慮すればよいかと思います。

また関板の材質については、
デビさんの公開されている画像は、「黒柿」という材料でしょう。あと「桜」「黒檀」「紫檀」などの材料をみかけますね。もっとも側木に用いられる「黄櫨」や「楓」を共にして関板にしている弓も多いですね。

12:枕流@宮崎さん
>ちんちくりんさん

私も額木には黒柿を使いました。
後はミズメザクラ、黒檀の方もいらっしゃいました。黒檀も普通の真っ黒のものではなくさすが柴田の材料と思わせるものでした。

それからカエデは相当安物弓の側木にしか使用されませんので念のため・・・

>デビさん

ツッコミ入れさせてもらいます。
@ 弓の内竹外竹に目竹を使うのは丈夫だからではなく竹の繊維が真っ直ぐに通っているからです。
A 中打ちのヒゴについて。おそらく情報提供者の”oさん?”弓はそうであったと思われますが他にも色々なヒゴを作られました。
殆どの弓には割を入れていらっしゃいました。
B 村について。わかりやすいように一般的な村取りの名称が書かれていたようですが、柴田さん曰く荒村の後射込みをかけて小村を取り仕上げます。その後使用者によってさらに村取りされる場合がありこれは射手村と称すとのことでした。

13:如成さん
>枕流さん
お久しぶりです。今頃は自作のあの弓を手にしてニヤニヤされていることかと思います。(^ー^)
村取の様子を聞いてみたい気もしますが、自分が体験するまでの楽しみにとっておきます。

>是非又あのメンバーで時間を忘れた弓談義をやりたいものですね。
同感です。ぜひともまたあの濃い時間を過ごしたいものです。またいろいろご教授願います。(ひょっとしたら、そう遠くない将来に実現するかも。。ねぇ、novuさん?)

>デビさん
大変お疲れ様です。ご自分では実際には見ていないのにも関わらず、あそこまで作り込んでしまうとはさすがですねぇ。
コメント等については、別途連絡申し上げます。

14:novuさん
>枕流さん
ご無沙汰です。職場の方は如何ですか?心配しております。
しかし、枕流さんのことですから、例の弓に頬擦りしながら、笑顔で頑張られているのでしょうね。羨ましい〜・・。

>如成さん
「濃い時間」・・・いいですね〜。。
おそらくは、例のことだとは思いますが、それはちょっとお待ちを。
その前に皆で、自分の弓で都城の全国弓道大会に出場!というのは如何なもんでしょうかねぇ?
先ずは、ご検討を。

>デビ様
素晴らしい出来栄えですね。スゴイ!
参加した私でさえ、“羨ましい〜”と思ってしまいました。
今一度じっくりと拝見させて頂いて、気付いた点は都度「お問合せ」から連絡させて頂きたく思いますが、今一点だけ気付きましたので、ちょっと。
9の「台張り」ですが、柴田さんの場合は「台張り」とは言わなかったような気がします。「台張り」はまさしく「台」に何張りもの弓を置いて弓成りを整える張り方で、柴田さんの場合は一張りづつ「弓張り」をしています。
また、「弓の強弱」は中芯(「中打ち」が正解)と前竹、外竹との組み合わせで決まるもので、「弓張り」の段階では「弓成りの強弱」を調整しています。
といった感じです。ご参考まで。

15:デビ ◆5h7.ceJYさん
様々なご指摘ありがとうございます。

みなさんのお言葉を反映して、一部修正しました。ここで指摘いただいたモノはひととおり取り込みました。(はず)

http://ecoecoman.com/kyudo/item/yumi_seisaku_01.html
http://ecoecoman.com/kyudo/item/yumi_seisaku_02.html

見た目で分かりやすいのは裏反りを高くした事と、クサビの向きが逆だった事。。。

写真のサイズはすみませんがサーバサイドの関係などで小さめのままです。(一応クリックすれば320x240まで拡大しますが)

また何かありましたらお願いします。

16:蘇山さん
指をくわえて、いいなぁと思っております。
写真だけでも伝わる部分もありますが、やはり自分でも体験して見たいですね〜。

ところでみなさん何分何厘くらいの弓を打たれたのでしょう??
とても気になります。

17:novuさん
>蘇山様:
今回の参加者は全部で11名で、内9名は五分以上の弓を打ちました。
ちなみに私は五分八厘です。
一番分の厚い人で六分だったと思います。
しかしこれはキロ数とは簡単に換算できるものでなく、あくまで目安といった感じです。
外竹、中打ち、前竹の素材の堅さでキロ数は変わるようです。

またちなみに五分以下の弓は、一様に「分外」と言われるそうです。

18:元さん
>デビさん
お疲れ様です。よりリアリティある物になったと思います。

>novuさん
中打ちのヒゴと側木の(生えていた天地の)方向は揃えていたのでしょうか。

後、この写真に見える黒いカビ?のような汚れ、これは竹の乾燥時に付いたカビですか?
http://www.ecoecoman.com/kyudo/item/img/PICT1209.jpg

19:novuさん
>元様:
ご指名を受けてしまいましたので、回答させて頂きます。
中打ちに使われる、ヒゴ(竹)、側木の櫨について方向(生えていた天地)は揃えてはいませんでした。結果として揃っているものもあるでしょうが、“気にしていない”というのが回答です。
私も気になったので、自分の中打ちを合わせる時に、柴田さんに聞きました。
材料が元々あった状態の何分の一にも削られているので、竹や櫨の繊維の方向は気にならない状態にまでなっている、というのが回答でした。それよりももう見分けがつかない状態になっているというのが現物を見た正直な感想です。
こんな感じの回答で宜しいですか?

それと、“カビ”の件ですが、そうです。カビです。
しかしこれは乾燥されてから着いたものだそうです。
乾燥中にカビが生えると繊維の中まで菌糸が入り込むそうで、それは使い物にならないそうです。
乾燥後に生えたものは、表面に付いているだけで、問題にはならないとのこと。
実際に、削ってみると中はきれいなものでした。

以上です。

20:元さん
>novuさん
有り難うございます。カンペキです(笑)
疑問が晴れ、スッキリいたしました。というのもその昔我々の祖先が木から削り出した丸木弓を使っていた時代、長い引き尺と強い弓力を得んと長弓を使っていたそうですが、木の梢(末)側の方が繊維が若く根元(本)側よりしなりが大きいので、弓の真ん中を握っていてはしなりのバランスが取れないので弓の下側を握り上下のバランスを取っていた、という説があるからです。ちなみに「末弭・本弭」の由来もこの辺にあるとか。では現代の弓は相変わらず下側を握る弓ですが木の方向はどうなんだ?とずっと疑問に思っていたわけです。
職人の仕事を垣間見るのはほんと勉強になります。有り難うございました。

21:ちんちくりんさん
先日、柴田勘十郎さんのところにお邪魔し、皆様の仕上げ作業を見て、「よくある店先の売り物より数段すばらしい!」と感じられる出来栄えでますますもって参加したくなりました。

みなさん目の奥に星がキラキラとみえるかのような輝きを持てみえ、連休明けの日常生活大丈夫かな?などと勝手な心配をしてたりします。如成さん、novuさん、Fさん、Sさんお邪魔だったかもしれませんが、見せていただきありがとうございました。

いまごろ射込みに向けて頬擦りして見えるのが目に浮かびます。

22:novuさん
>ちんちくりん様:
お邪魔だなんて、なんのなんの。我々も楽しいひと時が過ごせました。ありがとうございました。

うん!確かにめちゃくちゃカッコいい弓が出来上がりました!
籐を巻いた後などは、ず〜と弓を眺めてました。まさしく頬擦り状態です。ほんっとに、引くのが楽しみです!
ちんちくりんさんが帰られた後に皆で話していたのですが、これだけの弓が出来て、これだけの楽しい時間が過ごせて、これだけの充実感が得られて、これでは参加料と等価ではないね、という結論に至りました。
めっちゃお得です。

が、移動手段の都合で、その可愛い私の弓は持って帰れなかったのです。
来週には手元に・・・・。それまで眠れない。社会復帰が遠のく・・・・。

23:如成さん
皆様こんばんは。京都では大変お世話になりました。

>頬擦りして見えるのが目に浮かびます。
頬擦りしたり見とれたりして、書き込むのが遅くなってしまいました!
弓そのものは勿論のこと、あの「烏帽子」の得も云われぬ曲線の柔らかさに陶酔しております。

>「よくある店先の売り物より数段すばらしい!」と感じられる出来栄え
全くそのとおりだと思います。我々素人が手を出してここまで素晴らしい弓が出来上がるとは思ってもいませんでした(勿論、柴田さんによるサポートの賜物です!)。
いやぁ、参加して大変よかった。来年も開催するなら、行っちゃおうかなぁ。。。って、ダメですかね?

ところで、私の不在中、心配していた出しっ放しの弓矢は無事でした。いやぁ、良かった。(勿論、一番心配していた(!)家内の具合は問題なかったようでこちらもホッとしました)(*内輪ネタで済みません)


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