射型について (投稿63件)[31〜31]


1:半平太さん [url]
前からこちらで書き込みを拝見していてよく思うのですが、特に高校生に射型に拘る人が多いような気がします。
射型を整えることはそれ程魅力的なことなのでしょうか?恐らく指導者に口酸っぱく言われ続けているのだと推測しますが、ここに何か勘違いはありませんか?

私は、射とは「基本体」「基本姿勢」「基本の動作」などを含めた「体配」と、射法八節に代表される「射技」から成り立っていると思うのです。
見た目に「射型」として映るものは、体配と射技が合わさった物であり、それは結果であって目的ではないと思うのですが。

つまり、射型を整えようとして形から入るのは大きな間違いではないかと思うのです。それに見た目の射型が良いことが「正射」であると理解している(させられている)高校生が多いような気がしてなりません。

ある範士の先生が最近仰っていたことで、「なぞる弓は引くな」という言葉がとても印象に残っています。つまり形をなぞるような射は本末転倒である、という意味だと私は理解しています。

良い射、正射とは、執り弓の姿勢を取ったときから退場するまでの行射全てを指すべきだと思うし、正しい体配への理解なしに射技、ひいては正しい射型は成り立たないと思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?

是非色々なご意見を聞かせて頂きたいと思います。

31:真尻さん
事態を沈静化させようと思ったのですが、火に油を注いでしまいましたね。

>>24
教本に関しては、ごまかしに関しては、最大公約数的な捕らえ方で構わないと思うのですが、最大公約数ではなく絶対という部分に関しては明記しておいても構わないといけないと思います。

この掲示板を最初に見た時、驚きました。同じような質問が何度も登場するからです。精神論に関しては語りつくせない部分があるのでいいと思いますが、絶対といえる部分の代表といえる道具について、どうしてここでこんなに質問事項として繰り返し登場するか、それについて疑問に思いませんか?

例えば、最近あった話で
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200509/2004051301195385.html
の弓ハ(漢字が・・・)の件ですが、上級者にとっては弓によって違いますし、若干の範囲以内であれば人によって違うという事は当たり前のことです。しかしこのような質問があるという事は、初心者はこの事を学ぶ機会がないわけです。この事だけに関して言えば、誰でも最初に疑問に思う事です。誰がこのことを教えるのでしょうか?

教本の間違いをという事ですが、一番誰でもわかっている間違いが八節をやってえいる図の間違いです。会から離れに関してありえない動きですよね。これは有名な笑い話として有名なのでここに書いておきます。

他にも狙いのやりかたが書いてありますが、骨格(首の位置、肩の位置)によって違うのに堂々と図で半月が誰でも正しいような表記がされています。これは誰が考えても最大公約数でごまかしている部分ではなく完全な間違いです。最大公約数であればこの図は載せないのが正解です。

教本の間違いは指摘される事ではなく、自分で気がついていくものだと思うのでここではこれ以上述べません。他の方もここの書き込みを見られているので詳しく述べる事が悪影響になりますのでご理解ください。


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