弓把について (投稿8件)[1〜8]


1:法師さん
弓把の高さについて質問です。
普通は15センチを基準に弦を張りますよね?
でも自分は15センチ以下で関板と弦の間を
2〜3ミリぐらいに保つ方がよく中るのですが
やはり低すぎでしょうか?
ちなみに自分は今、直心Vの16`を使っています。

2:エセアーチャーさん
15cmというのはあくまで目安ぐらいな意味だと思いますよ。あまりにズレてると弓に悪影響かもしれませんがちょっとやそっとでは竹ならともかくグラス・カーボンでは問題ないと思います。
ちなみに私は16cmで伸の直心2です。
うちの部活の人だと安定性を上げるために16.5で射ってる人もいます・・・

3:阿波人さん
14cmぐらいがいいですよ
あと関板との間隔はあまり気にしないほうがいいです

4:真尻さん
15cmというのは目安であって、その弓にあった高さをしなければなりません。それはこの掲示板で聞く内容ではありません。
どうしてかというと、胴抜けという現象ご存知ですか?逆もありますよね。そのような両極端な弓をどちらも15cmにして同じ矢飛びが達成されると思いますか?答えはNOです。
直心と翔でも高さはまったく違いますし、とにかくその弓にあった適切な高さがあるのは理解してください。高くすると安定性が上がるのではなく、回転が遅くなり鈍くなるので細かい感覚がわからなくなるからそう感じるだけです。
基本的に低くなると前下に矢が行きやすくなります。高すぎると矢所が散りやすくなります。関板の間の間隔は適度にあけておかないと弓が壊れます。もしついていたとすると、離れの際の振動を関板が過剰に受けて、しかも矢が飛ばないですから無意識に弓に負担をかけるように引き出します。だから、何かしないと飛ばない弓になっていき、それが飛ばなくなる原因になります。
弓の成りをよくみて、適切な高さを詳しい人に掲示板ではなく見てもらってください。
答えようがないのが私の答えです。

5:法師さん
皆さん返信ありがとうございます!
真尻さんのおっしゃる通り人に見てもらう事にします。

6:弓禅さん
弓把(正確には「月」偏に「巴」)の高さは何センチ、もしくはこのくらいだと一般化できるものではありません。なぜなら弓にはそれぞれに『成り』というものがあり、一本一本すべて微妙に違った形をしているからです。成りというと竹弓を連想しがちですが、グラスやカーボンの弓にも成りはあります。弓把の高さはその弓の成りに最も適した高さにしなければなりません。しかしこれは言葉では説明できないので、成りの良い弓を沢山見て感覚で覚えるしかありません。高すぎても低すぎても弓の性能は最大限に発揮されませんので注意が必要です。研究してみましょう!

7:弓禅さん
弓把の『把』の字ですが、「月」偏に巴ではなく、正確には『弓』偏に「巴」でした。訂正して、お詫びいたしますm(_ _)m

8:syouさん
僕は昔師匠にに聞いてみたところ返ってきた答えは下記のような物でした。
「師匠、弦高は関板からと握りからどちらを基準としたほうがいいのですか?」
「んーと、…好みかな?」
この答えをもらってから考えたのですが(うちの師匠はよくこんな事を言って考えさせられます。)別にどちらを基準にしてもいいけど、常に一定の状態であればいいかと。一定ではないとそこで変になってしまいますから。一定であれば射技に集中できますよね?
でも低すぎると首が折れますよ。高すぎると真尻さんがおっしゃるように胴が抜けてしまいます。それぞれにあった高さじゃないですか?適切な助言が出来る人に聞いてみてはどうでしょうか?
ちなみに関板からを基準にしてますよ、ぼくは。(首が折れたら嫌ですので。)


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