くすねって何ですか?? (投稿10件)[1〜10]


1:☆saya☆さん
こんにちは!質問なんですが、くすねって何ですか??
私は高Aなんですが、部活でくすねというものを使った事がないので知りません><
教えてください^^;

2:名無しさん
くすねって・・・何ですか??!私も知りたいです

3:佐野さん [url]
松脂に油を足したもの、のはずです。
松脂に油を足さずに、焙って油分を飛ばすとギリ粉になります。

麻弦の保護に、くすねを付けたわらじをかけます。
カケの弦枕の保護に、くすねをなじませます。

大事な試合の時に、中仕掛けの筈を番える位置にくすねを付けて、筈こぼれ予防にしたこともあります。

4:ゆうたさん
質問なんですけど、麻弦以外の合成繊維の弦(龍鳴、弓神、ひのくに翔美弦など)にもくすねを付けたほうがいいのでしょうか?

5:佐野さん [url]
私は合成弦にわらじをかけると繊維が切れるのでよくない、と思っています。
ただ、もともとくすねが付いている合成弦(稲妻)の場合は別でしょうけれどもね。

6:国体選手さん
くすねって、マツヤニを煮たもので切れ弦などで編んだわらじにつけて弦を擦ります、すると弦に初めからついているものとなじんで弦がより切れにくく頑丈になるらしい

7:ポン酢ファンさん
少々脱線ですが

草鞋(わらじ)
→鼻緒履物類のひとつ。一般に稲藁(いねわら)で作る

そして弦にくすねを均等につける道具はまぐすね(わらじのように麻繊維もしくは切れ弦を編みこんだもの)ですね。

俗によく「わらじ」と言われますが、聞いていて気持ちのよいものではありません。
高尚にとは言いませんが、自分自身の向上にと思われるのであれば正確に言葉は使われたほうがよいかと

さて一般に合成弦といわれているものは高強力・高弾性繊維が用いられています。宇宙服の材料ともなるものもあるので、まぐすねでくすねをつける程度のことでは弱るということはないのでは?というのが最近の私の考えです。

そもそもまぐすねをかける行為は、くすね(松脂加工品)で弦をコーティングし、構成している繊維の束を収束させ撚りの解けるのを防ぐことです。使用のさい摩擦による熱は発生しますが、せいぜいクスネを溶かす程度にしか昇温せず、繊維自体を直接摩擦する形にはならない(くすねがかんでいる)ので、この行為自体弦を傷めることはないかとおもいます。
金属を掘削する際に油剤を咬ませることで掘削機の刃の痛みが少なくするのと似たものがありますが
もちろんまぐすねにくすねを付けずにただ擦るだけでは、弦を痛めつけるだけですので注意してください

8:るんさん
ご参考までに、検索してみるって方法もありますよ〜。

基本的にくすねは麻弦に対してのものです。
あとはそれぞれの工夫、応用でしょうか。
(てぐすねひいてまつ、という言葉もありますね)

ギリ粉
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200509/2003111320341843.html

弦と中仕掛け
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200509/2003110709312781.html

麻天鼠、薬煉→ご自分で調べてみるのも面白いと思いますよ。(^o^)

9:笹岡さん
 合成弦でも毛羽立つ場合は、くすねをかけてやるといいそうですよ。
 弦も折れにくくなりますし。

10:佐野さん [url]
合成弦が毛羽立った時は、ライターでさっと炙っています(^^)


ホーム > 弓道座談会 > 2005/09まで > くすねって何ですか?? (投稿10件)[1〜10]

(c)デビール田中 : 問い合わせ