ギリ粉!! (投稿11件)[1〜11]
- 1:要さん (2003/11/13(Thu)20:34:18, ID:??? [4482])
- 私が使用している松脂のギリ粉が少しベタつくような気がするのですが、これは油分が多いせいなのでしょうか?また、杉脂のギリ粉はカケが黒くならないと言われますが、本当ですか?
私は現在、弓具店で買ったギリ粉を使用していますが、もし可能ならば自分でギリ粉を作りたい気もします。(そうすれば自分の好みに近いものが出来るでしょうから…)どなたか知っている方、教えてください!
- 2:射楽斎Uさん (2003/11/13(Thu)21:41:05, ID:??? [4486])
- まず、薬局で「松脂(ロジン)」を買ってきます。
500g600円くらいです。
これを、小鍋で3〜4時間煮ます。
割り箸などを入れると、小さな泡が安定して出て調子がいいです。
火力は、ごくごく弱火です。
私は、鍋にガラス板をかざして、蒸着した成分で判断しています。
はじめのうちは、冷めてもベトッとしていますが、そのうち指で崩してもサラッとしてきます。
まったく、粘りを感じなくなってきましたら、完成です。
冷めてから、崩します。
でも、湿気を避けるため、あまり粉末にしないほうがいいですよ。
なお、揮発成分が煙るときかなりの刺激臭になります。
配慮してください。
私は、川原でキャンピングガスで作っています。
細部は、研究してください。
- 3:要さん (2003/11/13(Thu)22:43:21, ID:??? [4496])
- 油分はどのようにして調整するのですか?また、杉脂のギリ粉は作れないのですか?
- 4:るんさん (2003/11/13(Thu)23:18:57, ID:??? [4502])
- ベタ:今の時期に少しベタつくという事でしょうか?
もしそうなら仰る通りと思います。
黒:杉脂のギリ粉は、私的に杉脂は好きです。でも大差は無い様です。カケの手入れにもよると思います(^_^;)
好み:そりゃあご自分で好きな様にやるんですから、バッチリです!
油分(私の場合):見た目は黒水晶というか、色ガラスの様なというか、冷めてから砕いて潰した時(カケにつける時)に乾燥感&丁度よい滑り止め感があるのを(引いてきた時、キチキチと音がするような)目安として作ります。これこそ好みです。加減が解らなく一度で足りなければ、もう一回やればいいのです。(そのギリ粉よりは、ベタつかないと思います)
杉脂:入手できるのであれば、作り方は松脂と同じです。射楽斎Uさんの仰る通り加熱が基本です。
また、この逆が天鼠ですね。なんでもそうですがそのうちコツも解ってきます。ああだこうだと工夫し、話しながらやるのは面白いかも知れません
なを、相手は松脂と火です、取扱には充分注意してやって下さいね(^^)
- 5:要さん (2003/11/14(Fri)00:36:17, ID:??? [4512])
- 杉脂は松脂のように市販はされていないのでしょうか?もしくは市販品ではなく、杉から杉脂(または松から松脂)を取り出すことは出来ないのでしょうか?(山の中に住んでいるので杉や松ならいくらでもあります。また、家が大工なので杉材・松材も沢山あるのですが…)さすがにここまでとなると難しかったり、面倒だったりするのでしょうが、もし出来るのなら100%自作というのも面白いかなぁ?と思ったので…
度々ワガママ言ってスミマセンm(_ _)mよければ教えてください!!
- 6:射楽斎Uさん (2003/11/14(Fri)06:12:14, ID:??? [4515])
- 松も杉も、樹木から直接採取して作ったことがありますが、不純物が多くて、自慢できるものにはなりませんでした。
薬局で市販されている松脂は、おそらく乾留して取り出しているのだろうと思います。
引火性が高いので、危険を伴いますが、アルコールで溶かした上でろ過してからアルコールを揮発させ、その後煮詰めればよいかもしれませんが、やったことがありません。
未知への挑戦は、危険を伴いますがとても楽しいものです。
もし、危険回避と成功への手順が読みきれるならやってみてください。
射技向上への取り組みと、手法はまったく同じですから。
- 7:るんさん (2003/11/14(Fri)23:14:25, ID:??? [4552])
- 「杉脂の・・言われますが」とありますが、どのような方が言われているのでしようかね('_'?)
知る限りでは、そう多いものではないと思っています。(不思議な感じです)私の場合は、もうほとんど残っていません。手軽な入手は難しいのではないかと思います。只、便利な世の中ですので、このHPをご覧になって入手できる所をご存知の方はお教え頂きたいと思います。
m( _ _ )m
100%自作:重複しますが、相手はヤニと火です。これだけは、こころしてください。
珍しい方ですね。きっと弓も研究なされているのでしょう。労を厭わなく、探究心があれば、大抵の事はできると思います。お互い勉強しましょう。(^^)
- 8:要さん (2003/11/17(Mon)20:37:55, ID:??? [4702])
- 早速、松脂を買ってきてギリ粉を作ってみました!なんとかギリ粉にはなったのですが、カケに着けて使用してみると、引きおわった後にギリ粉が帽子の部分に固まって残ってしまいます。何がいけないのでしょうか??
ちなみに、煮込みぱ蝋燭の火でやったので、5〜6時間ほど煮込みました。
どなたか教えてくださいm(_ _)m
- 9:射楽斎Uさん (2003/11/18(Tue)08:15:54, ID:??? [4734])
- おそらく、揮発成分が抜けきっていないためだと思います。ろうそくの火力で・・・おそらく煮詰めた量も少量なのだと思いますが・・・私は500g全量で、入れた割り箸から常時細かな泡が出続ける状態で3〜4時間です。煮すぎても、黒いギリ粉になるだけで、失敗はありません。何度も挑戦してみてください。
- 10:要さん (2003/11/18(Tue)10:44:29, ID:??? [4736])
- 作ったのはごくごく少量です。おそらく10c〜20c程度かと…
煮詰める前と煮詰めた後では、量的にはどのくらい変化があるのでしょうか?
- 11:射楽斎U さん (2003/11/18(Tue)15:04:40, ID:??? [4747])
- 早期に揮発する成分の含有量は10%以下、おそらく5〜7%前後かと思います。しかし、煮詰めて行く中で、比較的高温で気化して行く(煙状になって)成分も相当量あろうかと思います。測定したことがありませんが、ほぼ1割ていどは煮詰まっていると思います。テレピンのような揮発成分や軽油相当成分の気化に伴って、沸点が上がりますので、完成点を特定するには、むしろ温度で管理するのが正確だろうと思います。いずれにしても、ご自分で研究してみてください。
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