優秀な手の内(角見)を考え合う (投稿271件)[40〜40]



1:矢流れさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729)
角見を効かせた結果:http://ecoecoman.com/kyudo/bbstec/2010081319134762.html

から派生しました。

他流儀を理解し合う姿勢の中、自らの流儀の手の内(角見)の長所・その根拠を自慢し合えるスレッドになれば幸いです。

私個人としては参考文献・動画を積極的に出し合い、視覚的にも有意義な意見を出したいと思います。(理想は自分の動画・写真)
その点、参考資料の詳細なページ等も教えて頂ければ助かります。

40:躬行さん
DoCoMo/2.0 P905i(c100;TB;W24H15)
ryuzouduさん、真如さん、満州さん
何か大変勉強不足なようなので浦上栄先生が指導する紅葉重ねと角見の働きを載せます。よく読んで下さい。

手の内で自然に捻るように、また上押しは離れの際に軽く押す(つまりは詰合まで中押しの手の内でという意味。別の浦上栄先生が書いた本に中押しで引けとあったの読みましたが、現在探索中)。手の内で捩れば、手の拳の形が手首から上下左右の角度を維持できて非常に強い力となるとありますね。これを読んでも手の内で捩って拇指が残身で的を向くようにすることが間違ってますか?これは斜面の紅葉重ねの手の内の説明ですよ。


「無理に弓を右の方に捩る力を強く加えなくとも、弓に密着する皮が弓絡み付き、手首(脈所)の左に返らぬ限り[註・もどらぬ限りの意]強い力を以て弓を右に捩っているのである。これが紅葉重ねの特長である。

紅葉重ねに整えた手の内は詰合に及んで、拇指根が自然、弓の前竹右角に接することとなり、離れに際しては、それに軽い上押し(うわおし)を加味しつつ弓の右角を的の中心に突っ込むように努める(練習の間は突っ込む気持ちで、熟練の暁には無意識に離れても尚この力が働いているようになるを要す)。
この捩り上押しとを加味することは、手の形(手首より拳の右左、上下への角度)を維持することができて非常に強い力となる。これを角見の働きという。 

上押しは射に最も必要な条件の一つである。この上押しの力により矢の上下に波打つことを防ぎ弓の反発力を助け、矢の力を増大せしむる重大な役目を持つのである。なお紅葉重ねに整える時、七三の割合にあてることは引き込むに際し、手の形を維持することにより段々弓は右に捩られ、離れにおよんで捩られた力により、矢は弓に摺れられて右にカーブすることを防ぐのである。この捩られつつある力と、上押しを加えられつつある力と、この二つの力が合力となって働けば、離れに際しこの力は四十五度即ち左下の方向に働く。元の[註・押手の]位置からこの広さをおよそ四寸とする。 浦上栄著『紅葉重ね・離れの時機』15頁〜16頁より」


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Re:優秀な手の内(角見)を考え合う
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