生かす (投稿37件)[1〜37]



1:りんさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
審査時に、次のグループが入場し本座できざし、すぐに左足を生かしますか、それとも前のグループの落ちが引き終わった後生かすのですか? お教え下さい

2:天龍さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322)
すぐに生かします。出来れば全員が呼吸を合わせて同時に。
膝を生かすのは、き坐して静止した時です。
その後射位に出て審査員席に向きを変えて弓を立てた時ですが、これは弓を立てるまでが一連の動作とみなすからです。
次に甲矢を引き終わってき坐してすぐの時ですが、これは弓を立てるまで静止して待つ必要があるからです。

3:ワイン弓さん
DoCoMo/2.0 F906i(c100;TB;W24H17)
そもそもなんで膝を生かす必要があるんでしょうか?

いや、日弓連ご鞭撻の模範解答は知っていますが、意味のないことに思えるので。。紙一枚分とか誰が言い出したのやら。

4:りょうさん
KDDI-KC3I UP.Browser/6.2.0.14.1.2 (GUI) MMP/2.0
>日弓連ご鞭撻の模範解答

ってなに?
この「鞭撻」の使い方がよく分からない。

それから意味がないとは、
「膝を生かす」という動作?
それとも
「紙一枚分」という指導方法?

いずれにしても、具体的にどこがどう意味がないのか説明してくれないかなあ。
初中級者あたりの人から、なんで膝を生かす必要があるのかたまに聞かれてそれなりの説明をするのだけど、どうも納得できないみたいなので、どこが納得できないのか教えて下さい。

5:小笠原の日置流さん
KDDI-CA3D UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.349 (GUI) MMP/2.0
膝を生かすとは弓道が武道である以上、その場に居着くのを避ける意味があるからだと解釈して居りますが、これは誤解でしょうか?
もしそうなら宜しくお教えいただきたく存じます。

6:アップルさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB720; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729)
りょうさんへ

私も必要性が分らない者です。「なんで膝を生かす必要があるのかたまに聞かれてそれなりの説明をするのだけど」とのことですが、その説明をして頂けませんか。

小笠原の日置流さんへ

「武道である以上」とのことですが、私や周辺の仲間には、弓道+(少林寺拳法、居合、剣道、合気道)をしている者もおりますが、誰一人として膝を生かす事を納得する者はおりません。また、「居着くのを避ける」ならそもそも座らなければ良いと思いますし、座るにしても学生がやっているように割膝のように座るとか、座ってすぐに矢を番える方が「居着くのを避ける」目的に適っていると思いますがいかがでしょうか。

どうせしなければいけない事なら私も納得して行いたいのですが、そういった説明に出会った事がありませんので、よろしくお願いします。

7:矢流れさん
DoCoMo/2.0 SH01A(c100;TB;W30H20)
私も聞いた事があるだけで本当に正しいのかは分かりませんがお答えします。
連盟体配は小笠原礼法を真似て作られてます。
小笠原では膝をわざと少し浮かすのは、やや不安定な姿勢になる事で射手に程よい緊張感を与える為だと聞きました。
礼法に慣れてきて、だらけた感覚で行えないようとの事ではないでしょうか?

因みに、「割膝のような姿勢」は学生のみがやるのではなく流派の体配です。

8:麩さん
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6
http://ecoecoman.com/kyudo/bbstec/2009110318305430.html
でも少し書き込みましたが、小笠原の礼法は身体に、特に腰に負担をかけないものだと思います。
そして中世日本の普通に即しているでしょう。
現代の日本人は、椅子に座り、洋式便座で用をたし、歩けばほんの数千歩、地べたで休む事もなく、食事が良くなって体格は良いものの楽な生活で身体が弛んで負荷が大きくなっています。
そして弓を引く緊張(ストレス)も加わって跪座がつらいものとなっていると思います。
活かした膝は単に腰をきるときに、膝を下ろす事によって腰への負担を軽くするものだと私は考えます。
普段私たちは、
跪座・蹲踞       直立
つらい←        →楽
と考えますが、中世日本人の生活から想像すれば、腰への負担が
直立          跪座・蹲踞
大きい←        →少ない
となるように思います。

ちなみに前スレで空気椅子とか言ってるのは、それだと筋肉が固まって直ぐに動くのに支障があるし、膝の故障に繋がると思ってます。
 

9:一見さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
膝を生かす(活かす)のは次の動作に移るためのものです。
正確には不意の事態(敵に襲われる等)にもすばやく反応するための姿勢です。
膝を活かしていることですぐにでも立つ動作に移れるようにするのです。
実際にやってみれば分かります。膝を活かしている方がスムーズにその場から移動することが出来ます。

跪坐は待機するための姿勢ではありません。弓を引くための姿勢であるのです。
その為腰を下ろし、気が抜け、油断が生まれる、といったことがあってはいけません。

その様な考え方から「膝を活かす」という動作(?)があるのだと私自身は解釈しています。

10:麩さん
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6
誤解を招いたのであればすみません
>膝を活かしている方がスムーズにその場から移動することが出来ます。
もちろんそれが前提です。ゆえに腰をきる時に、よっこらしょっという働きにならないようにすれば、それは腰の負担を減らすと云う事になると思います。

>跪坐は待機するための姿勢ではありません。弓を引くための姿勢であるのです。
その為腰を下ろし、気が抜け、油断が生まれる、といったことがあってはいけません。
ゆえに跪座は足に危ないと書きますし、20分の体配であればそうでしょう。
では、一日では?
扶持を戴く侍が朝六ツ半に道場にやってきて、暮六ツまでいればどうだったでしょう。
疲れてきたからといって、若い侍たちがいる前であぐらをかいて休んでたんでしょうか。
まぁ、そうかもしれませんが、立ったり座ったりして生気体を維持したんじゃないでしょうかね。
もちろん、今の弓道には関係ないと言われれば、そのとうりです。

11:矢流れさん
DoCoMo/2.0 SH01A(c100;TB;W30H20)
戦場での弓術ならば「直ぐに移動出来る」は納得出来るのですが(日置流の姿勢とかの様に)、礼に使われる膝の生かしは関係ないのではないでしょうか?
紙一枚分膝を浮かした程度では動き易さは大して変わらないように感じます。

勿論、意味があっての事でしょうが、膝を数ミリ浮かす事が「射る為の姿勢」というのはやや理解し難く感じてしまいます。
宜しければ私も理由を詳しく教えて頂ければ幸いです。

12:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>>紙一枚分膝を浮かした

「手のひら一枚分の高さ位」と狂奔の記述にはあります。
ただ、昔の教本の写真見ると拳ひとつくらいは余裕ではいる高さなんですよね・・・
多分、見栄えの問題かな〜・・・

まあ、いずれにしても「即立ち」の為の姿勢のはず。 手のひら一枚の高さではちと辛いのは同感です。

でも、ちゃんと意味はあるんですよ。それは
「全日本弓道連盟の審査に合格する為」です(笑)
決められてしまった事なので、どれだけ文句言っても仕方のないことですからね。

13:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
あ〜・・・失礼、「教本」の変換ミスに気が付きませんでした。

14:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
跪坐で膝を生かすことは次の動作にすぐ移る為に行う動作ではありません。
教本第一巻69頁に記述がある通りです。
ちなみに、立つ時には生かしている膝を一旦床に付け、両膝を締めるようにしながら腰を切るので、生かしているまま立つ訳ではありません。

しかし、なぜ主たるものを持つほうの膝を掌が入る程度に浮かすことが「生かす」事につながるかは分かりません。

個人的には左右の膝の内、主たるものを持つほうの膝をそうで無いほうの膝と姿勢を変える事によって「生かす」ということを表現していると解釈しています。

>8:麩さん
>ちなみに前スレで空気椅子とか言ってるのは

自分の書いた蹲踞の姿勢を表現したものについてだと思いますが、まさしく蹲踞は空気椅子状態ではありませんか?
蹲踞の際は跪坐同様、踵にお尻を付けません。
跪坐の場合は若干浮かす程度ですが、蹲踞ではふくらはぎを水平に保ちます。
これは、体を痛めつけるというわけではなく、しっかりしゃがんでしまうととっさの場合に動けないということと、腰が抜け背筋が曲がらないようにするための姿勢だと思います。

15:アップルさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB720; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729)
御説明くださるのは有難いと存じますが、やはり理解できません。

「次の動作に備えて」「すばやく反応」するなら座る事自体がおかしいと思いますし、

「腰をおろし、気が抜け」るのが良くないのは分りますが、それは脚の緊張を持続するとか腰をおろさない事であって膝を上げる理由にはならないと思うのですが・・・。

「全日本弓道連盟の審査に合格する為」は大変ごもっともです。

また、皆さんの説明は次の動作に移れるという面を中心にされていますが、教本に書いてある「物を持ったときは〜生かす」をどうお考えでしょうか。そのまま読めば、持たないときは生かさないということになりませんか。物を持たないときは次の動作を考えないのでしょうか。

あと、「用具を体の一部と心得、生命が通っていなければならない」と「膝を生かす」がどうつながるのかも御検討いただけませんでしょうか。

16:天龍さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322)
跪坐とは、漢字の意味からは「ひざまずく」と言う意味で、無抵抗、服従の体勢になります。これの「礼を尽くす」という意思を保ったまま、武人としての反撃の心構えをも表すのが、膝を生かす所作です。
「生かす」の逆は「殺す」ですから、両膝が床について体重を支えていたのでは足の機能が死んでいると解釈でき、少しでも浮かしてフリーにしておくことを「生かす」と表現しているのでしょう。
「主たる物を持つ方の膝を生かす」の主たる物とは、打突の武器になる物で、この場合は弓になり、そちら側の足を反撃のため踏み出す足としているのだと考えています。

17:一見さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>>麩さん
すみません。麩さんの投稿は私が文を書いている間にされたもので私は麩さんのレスを読んで投稿したものでは無いのです・・・。

私自身古い伝書などを読んだ経験もなく、誰かに付きそういった特別な指導を受けているわけでもありません。
師範の先生に弓道の指導を受け、その中での日常会話などで教えていただいたことの解釈であることを言い訳させてください(情け無いですが)


弓を持つということは即ち弓を引くということです。つまり目当て物(仮想敵)に矢を放つ攻撃行為を行うのですから、そこに油断があってはならず、不測の事態でもすぐに動けるための「膝を活かす」だと思います。(ここは繰り返しになりますが)

アップルさんが仰る
「脚の緊張を持続するとか腰をおろさない事であって膝を上げる理由にはならないと思う」
これはまさにその通りで膝を活かすという行為は足、腰の緊張を保つ行為です。
教本ではただただ膝を浮かすだけのように書かれていますが、実際は腰からスッと上に伸びるように行うよう指導されます。(師範の先生にも、伝達講習会でもそうでした)

そして物を持たないときは膝を活かさないのかというのは、私はその通りだと思います。
道場にいるから気を抜いてはいけないのではなく、弓を引くという攻撃行為を行うから油断があってはならない、だと思うのです。
弓を持っていない、戦闘状態でない状況であるなら常に気を張り詰める必要は無いのではないでしょうか
私は弓を持たないときに跪坐をするよう指導を受けた記憶がありませんが。

18:一見さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
訂正です。
最後の文で
「跪坐をするよう」→「膝を活かすよう」
です。すみません。

19:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
何も持たない跪坐の場合はもちろん膝を膝を生かしません。
例えば第二介添が道場で跪坐する時は膝は生かしませんよね。もちろん第一介添も指建礼の姿勢で膝はついたままです。

弓道は道場では坐射が基本ですので、座った時に正座ではなく、すぐに次の動作に移る事ができる跪坐になります。
正座は定めの座で礼をする時のみですね。

そして、その跪坐の時に弓あるいは矢を持った時に、その道具を体の一部としてとらえて生命を通わす為に主たるものの膝を「生かし」ます。
膝を上げるのは、次の動作に移るためにするわけではありません。

20:りょうさん
KDDI-KC3I UP.Browser/6.2.0.14.1.2 (GUI) MMP/2.0
>5
高校1年生なのに熱いなあ。
武士道シックスティーンを思い出したよ。
昼休みに教本2、3巻あたりを読みながらゴム弓引いたりしてない?

>6
それなりの説明は次のとおり

Q:必要性は?
A:教本で定められているから
Q:なぜ教本でそのように定めているのか
A:全弓連体配の元となった小笠原流礼法でそのように定めているから。
Q:なぜ、小笠原流礼法ではそのような動作をする必要があるのか?
A:わからない。
市販の小笠原流礼法の書籍(大諸礼集は、途中で斜め読みになったけど)や現代弓道講座(6巻あたり)調べたけど、膝を生かす理由について見つけることはできなかった。
こんな理由かなと想像するものはあるけど、自分は小笠原流礼法を習っていないし、事実かどうかは判らないので、指導の場では言わない。

まあ、自分もこれで全員が全員、納得するとは思ってないけどね。

それでも、自分が実践してみせて、やって貰って、根気よく、あきらめずに繰り返し指導して、身につけて貰うようにしている。
教条主義とか原理主義とか言われるけど、教本に書かれているので、そのようにする。
それでいかんかなあ。

>私や周辺の仲間には、弓道+(少林寺拳法、居合、剣道、合気道)をしている者もおりますが、誰一人として膝を生かす事を納得する者はおりません。

室町の時代から何百年と継承されてきた礼法の一つ一つの所作の意味を、たかだか数年(数十年)、1日数時間の道場稽古で、簡単に納得したり、他人を納得させることは、審査を落ちまくっているような飲み込みの悪い自分には、多分できんなあと自覚はしている。

21:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>>全弓連体配の元となった小笠原流礼法でそのように定めているから

あんまり私も詳しくはないので、間違っていたらごめんなさい。
意外と、弓連独特の物があるみたいですよ。「そんなの小笠原にもないよ・・・」てのが。

22:麩さん
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6
跪座というのは別に弓道特有のものではないので、他ではどのようなイメージなのかちょっと調べてみた。
言葉そのものは跪くということなのだが(特に古代中国からある)、中世以降の日本では座る+動作で使われている。
膝行や襖をあける動作とか。
座るのは正座だが、動作のための跪座。
動作そのものは立って行ったほうが楽なのに座ってするのは、美観や身体への負担軽減があげられると思う。
というのは、礼法を医学的にみると、というか医者にいわせれば、小笠原の初代は腰痛持ちだったんじゃないかというくらい腰に当たらないようにしている。
逆転の発想でみればいざと云う時、足腰を使う為に座して待つ、待機(くずれない程度に休憩ととれる?)の意味合いとしてとらえられるようです。

23:麩さん
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6
追加
以上より自分なりにだせる膝を活かす理由はやはり、腰を使わずに立つ技法だろうと思います。
下肢の強さと風習は現代日本人と中世日本人では比較になりませんから。

24:麩さん
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6
もひとつ追加
映画とかで忍者とかが片膝をついた姿勢をとったりしますが、あれも跪座。
楽だし、活かした膝が高い位置にある。
ただしあれだと膝を下ろす手間が長くなるので、活かした膝を低くおさえたほうが動きがスムーズであるといえます。

25:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>忍者とかが片膝をついた姿勢をとったりしますが

すみません、字が合ってるか全く自信ないのですが、
「支体」とか言いませんでしたっけ?

26:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
跪坐と膝を生かすが混同されてきていますが、これらは全く別物です。

弓道では屋内では坐射礼、屋外では立射礼が基本です。
屋内での坐射礼での座り方が跪坐で、跪坐の時に弓具を持っている場合は膝を生かします。
「生かす」動作は立ち上がるためにするのではありません。立ち上がる時には両膝頭を一旦床に付けますので、「生かす」事とは立つこととは無関係です。

27:アップルさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB720; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729)
私も膝を生かすのは、立ち上がるためにするとは思えません。くどいようですが割膝の方が(忍者の支体?も?)すぐに立てるからです。「麩さん」は膝をおろすのに手間がかかるとおっしゃいますが、膝をおろすのなら初めから着けておけば(生かさなければ)良いのではないでしょうか。

跪座は動作しやすい座り方というのは分りますが、膝を生かす事はむしろその逆で、動作をしにくくすると思うのです。そこに「におちさん」がおっしゃるように別の意味があると思うのですがいかがでしょうか。

28:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
生かすについてですが、ここの過去ログに、以下の記述があります。

「跪坐で、物を持っている側の膝を生かすのは、物を持っている側の体勢を、わざと少し不安定にし、持っている物に常に気を配り、緊張をとぎれさせないようにするためです。

両膝をついて、どっしりと安定してしまうと、物を持っていることへの気持ちが薄くなり、物の扱いがぞんざいになることを戒めるための体勢、それが「物を持っている側の膝を生かす」です」

跪坐の時にも、「楽に座ってしまうと緊張感が無くなり気が抜けるので、大腿を緊張させ踵より体を若干浮かし、腰を入れる」と教わりましたが、「生かす」のも以上のような意味合いは納得できるなと思います。

29:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
師範の先生に聞いてみたところ以下の回答を受けました。

1.跪坐に於いて何も持たない時は、諸跪坐として、膝は生かさない。
2.道具を持っているときは、道具に生命を与える為に膝を生かす。
生かす動作は膝を上げることではない。

「生かす」という動作自体が膝の下に掌が入る程度浮かすということで、不安定にすることにより気を注ぐという訳では無いと言われました。
何故膝を浮かす動作が「生かす」事になるのかと思ったのですが、それ以上は突っ込めませんでした。

同席していた年配の方が、「すぐに次の行動に移れるようにするために膝を生かすのでは?」といった質問をしましたが、それは違うとのお答えでした。

師範の先生は小笠原流に学んだ範士の先生ですので、間違いは無いと思います。

30:天龍さん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322)
におちさんのご説明で、私は結構だと思いますし、勉強になりました。
ただ、この作法を最初に考案し世に問うた人が必ずいて、人々はこれを受け入れ後世に伝えてきたのですが、その始祖の説明が聞ければ、当然ながら唯一の正解なわけです。伝書によるものでも言い伝えによるものでも私たちはそれを聞きたい。
膝を浮かすとなぜ生きるのか。生命を与えられると道具はどう変わるのか。変わるはずはないが、それでも人々を納得させる権威ある論拠とはどんなものなのか、訊いて見たいものです。

31:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>30:天龍さん
そうなんですよ。自分も完全に納得したわけではないので、もう少し食い下がろうと思ったのですが、稽古の途中であまりゆっくり話すという雰囲気でなかったので、別の機会に再度聞いてみたいと思います。


32:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
「なんで?」に対して「決まってるから・・・」 だけでは確かに歯がゆいんですよね〜・・・

33:麩さん
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefox/3.5.6
おお、時間ができたので書き込もうとしたら次の答えが…
そうなんですか。
>楽に座ってしまうと緊張感が無くなり気が抜けるので、大腿を緊張させ踵より体を若干浮かし、腰を入れる
緊張感というより跪座のコツだと思うんですよね。尻と踵の骨がぶつかるような座り方だと5分ももたないけど、骨が当たらないようにすると40分くらい、正座の倍くらい長持ちする。その状態に於いて、膝をいかすのは全く不安定なんかじゃないので、「膝を浮かして不安定に…」の行は全然納得いかなかった。
では、さらに問題がでてくる。
定めの座の正座は深礼の為の正座なので、これは別にして、道具を持っているからこそ、道具をいかすための跪座なんですよね。さらに膝を浮かせる事もその為だとすれば二重の意味合いになってしまう。
別に意地悪で書いてる訳じゃないですよ?念のため。
礼法というのは、腰を捻らない為に左手で取るものが直ぐ目の前にあっても、身体の中心より右にあれば絶対に左で取らないというぐらい、愚直なシンプルさがあるように思う。
それがなぜ跪座+膝という過剰な表現がされるのか気になるところですね。

34:におちさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>33:麩さん

おっしゃるとおり、大腿を緊張させて踵に尻を乗せないほうが跪坐が持ちますし、矢番えの時も上体がぶれません。自分はさすがに40分はもたないですが。。。(汗)
中央審査でも錬士くらいだと跪坐がもたずにつぶれてしまう人が結構いるそうです。

定めの座の正座はおっしゃるとおり。
跪坐については、道具を生かす為ではなく、教本にあるとおり「次の動作にすぐに移れるよう」に跪坐をし、道具を持っている時にのみ膝を生かすとの事です。


35:小笠原の日置流さん
KDDI-CA3D UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.349 (GUI) MMP/2.0
お久しぶりです。
実は、私のペンネームの由来は、「小笠原流の先生のもとにありながら、日置流射法からも学ぶ者」なのですが、先生は膝を生かすことを教えて下さらず、日置流関係の資料で初めて知りました。
また、かつて教わっていた剣道の先生は「両足の踵をハガキ一枚分浮かす」ことの重要性を盛んに説いておられました。
これらのことから、膝を生かすことは小笠原の礼射のみならず武道一般の考え方に因るものなのではないでしょうか?


36:kurichaさん
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
>>「両足の踵をハガキ一枚分浮かす」

多分これは剣道のテクニックであって、真剣を持ったときのテクニックではないと思うのですが、いかがでしょうか?

37:小笠原の日置流さん
KDDI-CA3D UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.349 (GUI) MMP/2.0
あっ、はい、確かに剣道のテクニックです。詳しくは解りませんが、資料によると居合いなどでは言われてないようですね。つい早とちりしました。すみません。


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