目標 (投稿25件)[1〜24]


1:ポテチさん
高校三年生になったポテチと申します。

自分は弓を引き初めた頃から早気で、ずっと悩んでいました。

こちらの多くの過去ログも拝見させていただいていたのですが、どれも早気を直すには至らなかったので、投稿しました。

現在会まできて一、二秒ではなしてしまう状態です。
先生には、会さえあれば綺麗で良い射だ。と言われていますが・・・。

馬鹿にされるかもしれませんが目標は十秒以上と決めています。
と言うのも自分が尊敬している先輩が十秒以上会を保って皆中しているのを見て、いつか自分もあんなかっこいい弓引きになりたいと
思っているからです。

なので皆さんの早気克服方法など教えていただけたら光栄です。

お願いします。

2:にゃあさん
わたしもポテチさんと同じような状況です。
弓道を始めたころから早気に悩まされてきました。
会さえあれば綺麗なのに、と周りから言われてしまいます。
悔しいですよね。

私の場合は精神的な早気です。プレッシャーが少しでもかかると会がなくなります。
ポテチさんはどんな状態ですか。

3:パパンプさん [url]
自分は早気の原因の大部分は技術的な事だと思っているので、会を持てなくさせている技術的な原因を探るようにしています。ほとんどそれで解決しています。

会の長さはその人によってまちまちだと思うので、会の延長で離れれば問題ないかと思います。ポテチさんの先輩の射を否定するわけではありませんが、決して会を十秒以上持つことが正しいことのようには僕は思えません。残心に射の集大成が現れるような、中身のある会でなければ長く持ってもなんの意味もなさないと思います。

また、ポテチさんは何キロの強さの弓を引いてらっしゃいますか?キロ数によっては対策が立てられるかもしれないので。

4:ポテチさん
にゃあさん、自分もプレッシャーがかかるとより早く離してしまいます。

ババンブさん、今15,5キロの直心Uカーボンを使用しています。

引き続きご指導お願いします。

5:パパンプさん [url]
了解です。

それでしたら、8キロ辺りの弓で矯正されては如何でしょうか。無ければ出来るだけ弱い弓で。それで会が持てるでしょうか?

持てるようでしたら、そのキロ数の弓を引いている時と元の15,5キロの直心Uカーボンを引いている時とで何が違うのかを良く比べてみてください。弱いので何が出来ていて、強いので何が出来なくなっているのかや、負荷が大きくなることで顕著になる癖等をノートなどに書き記してみてください。

またご自分の射を基本と照らし合わせて、基本に忠実に引くようにしてみてください。見た目が綺麗でも手で引いて合わせている様な射や、色々がちがちに固めて引くような引き方(例えば極端に直線的な射)では最後の集大成でしっぺ返しが来るので、今一度基本に返ってみてください。

そうして弱い弓で引けるようになったら、いきなり戻すのではなく、普段の弓上げの時のように、少しずつもとの強さに戻す様にしていってください。いきなり戻すと再発の可能性が高いです。

6:ポテチさん
ババンブさん、
実はその方法去年試しているのです。

変え始めは会がより早くなってしまい駄目かと思ったのですが、徐々に良くなっていき射も褒められるようになっていきました。

そしてキロ数も上げていきやっと元の弓を引けるようになったのですが、また早気に逆戻りです。

先生に見て頂いても、射に変わりはないのに会が無くなった残念だ。と言われます。

自分でも違いはないと思うのですが・・・

7:パパンプさん [url]
了解しました。キロ数を落とした状態で弓を引くというのは選択肢には入れれないでしょうか?

またどのようなタイプの早気でしょうか?会を持つのがつらすぎてなってしまうのでしょうか?的を狙うと早気になってしまうのでしょうか?単に早気といっても色々とケースが考えられるので教えていただきたいです。普段の的中がどれくらい出ているのかも差し支えなければ教えていただきたいです。

8:ポテチさん
残り少ない期間ですので弓のキロ数は変えたくありません。

早気のタイプは会をもつのがつらい方ですが、稀に的を見ると離したくなる衝動が出る時もあります。

的中は恥ずかしいのですが三、四割程度です。

9:にゃあさん
私の早気になった根本的原因は会の重要性を分かっていなかったことでした。
そこで会の意味、会の中でしなければならないことを考えてみました。
例えば詰め合いや伸び合いについてです。
会に入ったら胸の中心から詰め合いをしていき、限界まで伸びたら離し(離れ)ます。
上手く出来たときは矢とび、的中率もよく、これを癖づけできたら早気も克服出来るのではないかと思います。
一度心がけてみてはどうでしょう。

10:ビーのさん
>ポテチさん
残り少ない期間だからこそ会をしっかり取れる強さの弓を引くべきだと思います。

ちなみに私も早気で射を矯正するために弓力を4キロ下げましたが以前より矢勢が上がりましたし、的中も伸びました。

11:パパンプさん [url]
>>8

了解しました。

でしたら、おそらく引き方に問題があるかと思います。十文字がそろっていれば五割は切らないと思うので。肩線を胴作りから会に至るまでの中で変にいじってはいませんか?手だけで引こうとはしていませんか?また、弓具の整備はこまめに行っていますか?

具体的にどこがおかしいのかという点に関しては、ここに挙げられている情報のみでは判断しかねます。すみません。

ビーのさんも仰っているようにキロ数を下げて勝負するのも一つの手だと思いますよ。

12:ぬふぬふさん
中りを捨ててみてはいかがでしょう?
的を外し何もない安土に向かっての稽古は有効だとおもいます。  プレッシャーで早くなるのであればなおさら有効だと思いますよ。 的に捕われず目標の無い安土にひたすら自分の射を繰り返す。 これでも早く放してしまうのであれば道具を見直す事を考えた方がいいとおもいます。

13:ポテチさん
皆さん、返信が遅くなり申し訳ありません。

キロ数を下げたくない理由がもう一つありまして、今使用している弓は自分で購入したものなんです。親にお金を出してもらったにもかかわらず、あまり使用していなかったのでどうしても最後のこの期間で使用したいのです。

にゃあさんのおっしゃった会の重要性を意識したら4秒保てるようになりました。ありがとうございました。ですが4秒はまだ早気だと言われもっと伸びようとするのですが4秒で伸びきってしまいます。

ババンブさん、
肩線は胴造りから変わっていなく綺麗だと言われました。自分は手先に力は感じないのですが・・・。それと弓具の整備は毎日しています。

ぬふぬふさん、
自分は的中は求めていません。中らなくても素晴らしいと誰からも言われるような射を目指しています。
安土に向かって引くというのも試したのですがあまり効果は見られませんでした。

14:偽社長さん
では、ボクが友達にやっている方法をお教えします。
巻き藁の前に立って会の時に矢の先に手を出してもらいます。
そんで、会を保ちたい目標時間になったら手をどけてもらうのです。
一応万が一のために手を開いて、指の間に矢先がくるようにしてやってみてください。矢先に指は無いと解ってもかなり怖いです。
手を出す方もだいぶ怖いですが、信頼関係を築いた仲間なら受けてくれるはずです。
もしくは会の時に弦越しに肩に手をおいてもらってください。これも離すと置いてもらった腕にジャストミートです。

どちらも危険な方法ですが、会を保てるようにするには仕方がない気がします。
がんばってください。

15:デビ@管理人 ◆5h7.ceJYさん
>>14
>どちらも危険な方法ですが、会を保てるようにするには仕方がない気がします。

仕方なくないです。他人を傷つけるリスクを負ってまで早気を治す必要はありません。殺傷などのリスクなしにも早気は治ります。
仮に会の状態で指の間だとしても瞬間に振り込んで手に穴を怪我をさせでもしたら…、という想像力を働かせてください。

射抜かれた人の人生も、射抜いた人の人生も大きく狂ってしまうでしょう。射抜いてしまうとなると、廃弓するしかないでしょうし、怪我に対する補償も行わなければなりません、部活だったら廃部となり多くの仲間の弓の機会を奪う可能性もあります。

弓は殺傷力のある危険な道具です。
安易に危険行為を煽るのは慎んでください。

16:パパンプさん [url]
了解しました。

そうなると、これ以上のアドバイスはできそうにないです…。お力添えできず申し訳ございません。射技に関しても文章のみでは限界がありますしね。また、会が四秒ほどでも十分に中身のある射は出来るのでは、と思います。

ちなみに自分は、今村先生の著書の「弓執る心」の「終わりに」に書いてある、「どんな気持ちで弓を引くか…」という様な言葉をさらっと言える格好いい弓引きになりたいと思っています。

17:パパンプさん [url]
>>14さんのレスに蛇足な気も致しますが…

怪我をしない方法としましては、射手の人に「会に入ったら、馬手肘の近くにナイフの刃を近づけるから。目標の秒数になったらどけるよ。」と伝えておきます。ですが、実際にはナイフなど近づけませんし、会の時に秒数を数えたり、離れの許可を出したりするくらいで、ほとんど何もしません。

射手に「ここで離したら、怪我をするぞ。」と言うことを意識させておくわけです。そうすればネタばれしていない限り大体は持てるかと思います。万が一途中で離してしまっても怪我をする可能性は低いかと思います。

ですが、そいういった方法の問題点として、「本当の意味」での早気の克服に至っていないと僕は思います。弓道教本末尾についている付録の「射法八節図解」の会の所に、「心身を合一して発射の機を熟せしむ。」と書いてありますが、恐怖心等から生まれた「会のようなもの」では、会の本来の役目が果たせれていないと思うわけです。

また、その恐怖心等で更に射が崩れる恐れもあります。そうなると、もうどうしようもなくなります。

今ある状態から会を持とうとするのではなく、原因を探り、元から一つずつ確実に解消していくのが一番の射癖克服の近道だと僕は思います。

18:ポテチさん
偽社長、
デビさんのおっしゃる通り大事な仲間を傷つけるかもしれないのでそれはできません。ご指導していただいたのですが申し訳ありません。

ババンブさん、
数々のご指摘、ご指導本当にありがとうございました。大変勉強になりました。これからもご指導をお願いする事が多いと思いますが、その時はよろしくお願いいたします。

19:ポテチさん
申し訳ありません入力ミスで偽社長さんを呼び捨てにしてしまいました。
不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありません。

20:パパンプさん [url]
>>18
僕自身まだ弓を引き始めて十年も経たないような若輩者ですが、頑張って勉強して視野を広げて行きたいと思っています。

こちらこそよろしくお願い致します。

21:無極さん
痛いから・危険だから離してはダメと、脳から命令をだすやり方は根本的な治療とは言えないと思います。弱い弓にしてもそう。的をみないようにしたり、狙いを換えてもいっしょ。会を持つだけなら必死に意識をすればどうにでもなるでしょう。けれど、それは会とは言えないし、長続きはしないはず。結局は甘えと馴れからくる自分自身の問題が大きいはずです。いつもと違う事をしてただ持てたとしても、馴れてくると元通り…っていうだけなら問題ないけれど、さらに悪いクセがつく可能性が有ることは知っていてほしいです。小細工をせずに、基本に忠実な射を目指して、基本体型から詰合い伸合いを最低限行えば、自分なりに深い会に近づけると思いますよ。今の自分の射を見つめなおし、何が足りないのかを自分で知る事が、早気克服への近道ではないでしょうか?

22:天龍さん
>ポテチさん
試しに、次の事をやってみてください。すぐには出来ないと思いますが。
@会に入ったら、どんな息でも良いので2回確実に呼吸をしてください。その間に体の上下左右のバランスを確認します。
Aその後、弓手に見えている的の画像を固定してください。ふらふらしないように。
Bその後、決断。「ケツ・ダン」で躊躇なく離します。
この@、A、Bをスムーズに出来るように繰り返して練習します。すぐに出来なくとも、この努力で色々なことが分かってきますよ。

23:まゆさん
初の投稿です!
私は今二年生なのですが、一年生の夏休みにやった夏合宿が終わったあたりから、早気になってしまいました。
原因は中るようになり始めたからです。
私の部活動の仲間の中で早気になってる子達は、@中り出したからA離れのときにこわい経験をしたから
と、だいたい2パターンにわかれています。
私がいまなっている早気は、@のほうなので、そちらのことについて参考になるかわかりませんがかきます。
気持ちの問題がとて大きいです。
私自身ちゃんと早気と向き合ってなおそう!って思うようになれるまでに、6ヶ月くらいかかりました。
大会が近づくと競射練習が始まります
そのときに会をもとうとします
すると、もてないし、中らなくなります
弦音も最悪になるし…
でも大会ではなんとかチームのために!って中りをとってきました
大会が終わったとき早気なおそうっていつも思います
だけど私がいつもいつもなおらなかったのは、今になって思うとやっぱりなんとかなるって気持ちがあったからです
だから本気で自分と向き合おうとしなかったんです
それで練習試合でとてもつらい思いをしたから本気でなおそうって思うようになりました。
私がまずしたことは、“なんで会をもてないのか、もとうとしないのか”を考えました
会をもとうとすると中らなくなります
だからまあいいやってなってしまいますが、そこは自分とのたたかいです
あとは、日々の生活がしっかりしてなくて心に余裕がないからかなとかを考えました
早気はけっこうつらいです。
まわりの仲間がどれだけ理解してあげられるかも大事だと思います
あとやらないほうがいいことは、@人に会を数えてもらう→自分では気づかないけど、甘えてる部分があるから。大会のとき数えてくれる人はいませんよ!A笑ってごまかさないB自分を早気だとか思いすぎない→無理なんじゃないかって思いはじめてしまうから(早気じゃないって思わなすぎるのもだめですが)
などなどです…。
支えになる言葉があったり仲間がいるといいです(^^)*
あと最後まであきらめないで、絶対なおるんだ!って信じてください。
文章がめちゃくちゃなうえに長々とすみません(泣)
以上です!

24:ポテチさん
返信が遅くなって申し訳ありません。

皆さんのアドバイスを参考に練習し続けたら会を七、八秒良いときは十秒保てるようになりました。

先生にも素晴らしいと褒めていただいて、
自分でも会の伸びが凄く楽しくてまだ離したくない、まだ楽しみたいと思えるようになりました。

これも皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。


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