「げんろく」の仕方 (投稿17件)[1〜17]


1:ジャスミンさん
タイトルのとおりです。部活で弓道部に所属していて、先日体配の練習をしていたのですが、「げんろく」(すいません、漢字はわかりません)の仕方について先輩方の意見が分かれました。

うちは指導者がいなくて、代々先輩から教わるのですが、先輩方がその先輩方から教わったことに違いがあるようで、何が正しいのか結論がでませんでした。

正しい方法を教えてください。また、自分は曲がるときに姿勢が崩れるとよく言われるのですが、皆さんの心がけている事なども教えていただけると有り難いです。

2:青鸞さん [url]
初歩的ですみませんが「げんろく」って何ですか?

3:茜丸さん
元禄回りのことじゃないの?

4:強弓初段さん
>正しい方法を教えてください。
と言われても、全部を文章で説明するのは難しいと思います。

先輩方の意見が分かれた部分を挙げてもらえれば、多少はレスを付けやすくなるのではないでしょうか?

5:恋さん
大前との違いは理解しておりますか?

6:青鸞さん [url]
そういうことですが^^
2番目以降が角をとらずに回る回り方ですね。

7:1さん
削除されました。

8:ジャスミンさん
みなさん、ご返信有り難うございます。

「げんろく」について、定めの座へ出入りするとき、その先頭煮立つ人間だけが角を取って曲がり、それ以降の人たちは緩やかに曲がると聞いています。

意見が分かれているのは、道場が狭くて落ちの後ろ(脇正面と逆の方向)のスペースがあまりない場合、

@落ちはすぐに角を取って曲がるのか、少し大回りして一度脇正面と逆の方向へ進んでから脇正面側へ戻るのか

A曲がる歩数が3歩かどうか

B前の人との間隔をいつ頃から詰めるか

です。説明不足で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

9:紫弓さん
 後から書き込みで申し訳ないですが書いていきますね。まず、元禄の回り方は2番以降の回り方で大丈夫ですね。地域によるのかもしれませんが、私も元禄で聞いています。
 
@これは道場による部分ですね。入り口が射場で言う中に面する、扇状に入場する場合と一緒で場合によっては直進或いは後ろ斜めに進む事があります。(今回の場合はこれに近いのかも?)
 
Aまず、曲がる方向の足を軸に踏み出し、次の足を水平に踏み出して、曲がって行く事になります。曲がる歩数は「45度×2の3歩」で行くか「30度×3の5歩」で行くかになると思いますが基本的に「45度×2の3歩」で曲がります。だだ、
 Aはもしかして「3歩3歩」等の事かとも思いましたので補足します。言葉の意味としては、3歩進んで脇上面に曲がり始め、各射手の的上面まで進み、曲がり3歩で本座まで進みます。この歩数も射場によって変わりますが、特に言わない場合は大前に合わせて進む事になります。狭い場合は小さい一歩になる事もありえます。


B詰めません。良く言われる息合いに合わせる事が大事です。余りに前が早い場合はそれについていく必要はありません。ただ、歩幅の差でずれが生じる事もあるでしょうからその時はお互いに合わせればいいかと思います。

一応こんな感じです。

10:ああるさん
横から失礼いたします。
ジャスミン様は持ち的射礼の場合について質問しておられませんか?



あと、回る時に姿勢を崩さないためには、「腰から回る」事が大切です。進みたい方向に腰を向け、足はその方向に真っ直ぐ出すのです。

11:ジャスミンさん
ああるさん、姿勢のご指摘ありがとうございました。紫弓さん、大変詳しくご説明いただきましてありがとうございました。拝読していて疑問がございましたので、重ねて質問させてください。

3歩3歩という言葉は初めて耳にしたのですが、その御説明からすると大前の定めの座の位置は、本座のライン上に来るということなのでしょうか。実は今まで、定めの座の位置をあまり意識したことがなかったので、そういう基準があるのでしたらぜひご教授いただきたいです。

12:紫弓さん
ああるさんの言われた疑問は私も感じてました。どうやら、通常の体配の様ですね。「腰で動く」ってのをすっかり忘れてました。ありがとうございます。

>>前の定めの座の位置は、本座のライン上に来るということなのでしょうか?
 ちょっと説明不足でした。座した時に膝頭が本座のラインに来る様にという事ですね。
 

13:長年ヒゲ ◆wb6KGcUAさん
紫弓さんではありませんが

>大前の定めの座の位置は、本座のライン上に来るということなのでしょうか
とゆう決まりは無いように思いますよ

本座から射位までの距離は決まっていますが、射位から矢道までの距離と、本座から的とは逆方向の道場内の距離は決まっていませんからね

定めの座を取る時はその道場の広さに合わせて座る位置に辿り着くまでの数十歩〜数歩の間に前後の距離を調整します
その前後の距離については事前に申し合わせして決めるのが一般的です

幅のある道場では人と人の距離を取らなければ道場の大きさに対して偏った位置での礼になります、結果大前が定めの座で座る位置は本座のライン上とは限らない、となります

14:天龍さん
そんなことは知っていると言うことだったらごめんなさい。
一番最初の入場時は、定めの座に一直線に進みますので曲がる心配は要らず、先頭に当たる落ちの射手はひたすら歩数のカウントをします。自分の深い礼が終わって左足を踏み出すところからカウントが2.2.3.4で次が3.2.3.4それを続けて5.2.3.4で5人めが入り終わります。5人が入り終わればいつ脇正面に踏み出しても良いわけです。普通の公営道場でも5人入るとほぼ一杯になりますので、5.2.3.4の次6.2で右に角を取れば全員が合わせます。
礼が終わって立ち本座に向かいますが、ここからは先頭に立つ大前がカウントを取ります。一斉に右に踏み出し、大前はスペースがなければ小股で3歩そして1.2.3.4で左に角を取ります。以下の射手は元禄でカウント通りのペースで曲がって進みスピードは歩幅で調整します。大前は以下2.2.3.4さらに3.2.3.4と進み5.2.3.4で落ちが回り終わったことを知ります。次の6で的正面に踏み出すと全員が一斉に合わせます。そのために射手同士の間隔は最終的に的と的の距離に合わせなければなりませんね。

15:ジャスミンさん
みなさん、ご投稿ありがとうございます。
結局、定めの座の位置には決まりはなく、道場の広さを見てということでよろしいのでしょうか。

メインの質問であった元禄については皆さんの意見が一致しているようですので助かりました。ありがとうございました。

最後にもうひとつだけ質問させてください。元禄とはどういう意味なのでしょうか。

16:まりあさん
通りすがりの者です。
元禄とは元禄袖のことだと、以前先生からお聞きしたことがあります。
元禄袖は着物の袖の形の一つで、短い袖丈のたもとを大きな丸みにした丸袖のことです。
二番以降の射手は、この丸袖のように丸く曲がるからでしょうね。
今着ているの私の寝巻きが元禄袖なので、ちょっと出しゃばってしまいました。

17:ジャスミンさん
まりあさん、どうもありがとうございました。


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