弓道を辞めようかと思い詰めています。 (投稿29件)[1〜29]


1:エキスパンダ− さん
私は現在四段の若輩者です。五段を10回ほど落ちています。
最近、目指すべき射がわからず、毎日、思いつきで射型をいじっています。
弓道ってどんな引き方が 正しいのですか?いつか答が出るのでしょうか?毎日、あーでもない、こーでもないと悩み、ストレスを感じます。当然、的中も安定しません。こんなに苦しむならいっそのこと弓道を辞めてしまおうかと思うくらいです。
本音を言えば、辞めるという、言わば、逃げるような選択はしたくありません。
今後、どのような気持ちで修練したら良いでしょうか?どなたかご指導をお願いしますm(__)m

2:kurichaさん
む〜ん・・・弓を引く事そのものが楽しくないのであれば弓道をやっている意味はないのでやめても差し支えないでしょう。

試合や審査など関係なく楽しめたら良いですね。(五段認許されたから上手くなるわけでも偉くなる訳でもありませんので)

3:射楽斎Uさん
>エキスパンダ− さん
弓道ってどんな引き方が 正しいのですか?いつか答が出るのでしょうか?
…きっと出ますよ。
私もわからないことだらけです。
でも、10年20年30年と弓の世界にいて、大きな流れも、この先の行方もおぼろげながら見えてきたように思います。
…一つ提案です。
やみくもに工夫するのは、あまり効率良くありません。逆に、名人・上手といわれる人の射を見てください。そしてその工夫を見抜いてください。
4〜5段というのは、難しい時期なのです。
一通り何でも出来そうで、実は何にも出来ないかもしれない自分の未熟さを痛感し、あせって、あせってどうしようもない、そういう時期でもあるのです。
当時の自分を振り返る思いです。
夜明けの前が一番暗い・・・昔どこかで聞いた言葉です。
こだわりを捨てて、もう少しじっとまわりを見詰めてください。

4:かっチャンさん
エキスパンダーさん

僕の人生の師は何人かいましたが、その中の或る校長先生のお話です。20代は上司に言われたことを何でも一生懸命やりなさい。30代は、自分をより生かせるように仕事を選んでやりなさい。40代は、自分の得意な仕事の分野を確立しなさい。50代は、後継者を育てなさい。

師の退職の間際に、僕は60代はどうしますかとお尋ねしたところ、お答えが有りませんでした。師でさえ、経済的な不安の無い退職後の生活に疑問や新たな意欲を持っていないことを知りました。退職後、先生は平穏な年金生活です。

実は、この問いを師に投げかける前に、僕は既に答えを得ていました。自分の好きなことを好きなようにやる、ということです。家庭を持ち子供たちも社会人となり、また働き盛りの時期を社会人として充分にその責任を果たしたのです。60歳位の年齢になれば、自分の適性や本当にやりたい事もはっきりとしてきます。体力は多少落ちますが、知恵や経験や人脈など、何かを成し遂げるには充分な実力を有しています。もう一度、人生のスタートですね。

僕がここで貴方に申し上げたいことは、二つです。
ひとつ、貴方の人生に弓が無くてもそれなりのものであるならば、弓の道で立ちはだかる壁は壊せません。楽しみ程度のものでよいのではありませんか。
ふたつめ、弓を続けていけば、周りから求められるものが異なってきます。それが何かを考え、自分自身を変えていくことが出来なければ、新たな環境には適応できません。これは、弓でも仕事でも家庭でも同様です。アイデンティティの危機というものでしょうね。

5:ぬふぬふさん
嫌な気持ちが一ミリでもある時は受けるべきではないと思いますよ。 この状態で受かってもそのあと本当に五段の射を維持できるか心配です。
何度か審査を無視した稽古をしてみてはどうでしょう? 一つの目標ではなく漠然とした目標の中に光が見えて一つ二つステップアップできるかもです。  
余談ですが私は壁にぶつかったりスランプになった時は稽古をしません。 そしてやりたくなったらまた稽古にいきます。 歩みは遅いですがこれでソコソコ楽しい弓道生活ができていますよ。

6:かっチャンさん
エキスパンダーさん

僕の単なる推測ですが、貴方は射技や体配や道具・肉体改造に至るまで、しっかりと工夫や研究を重ねてこられたのではないでしょうか。
そして、正しいや上手を目指していらっしゃるような気が致します。

しかし、正しいや上手、的中の精度等には、先の先があることで、皆さん迷われていることのようです。
この迷いが射を台無しにしてしまいます。そして、迷いは残身(心)に如実に現れます。短い残身、雑な弓倒しと顔戻しです。
中っても外れても、精一杯の射をした時は、残身は長くなります。

普段感じている自分の射の疑問点や自信までも投げ打って、ただ一心に伸び合って離れればいいのです。この迷いの無い精一杯の射を本物の射と僕は言っています。初心者には上手や達人の射は出来ませんが、本物の射なら心がければ出来ます。逆に、称号者の方でも本物の射を忘れていらっしゃる場合が往々に有り、的心に中っても残念に思うことがあります。

7:エキスパンダーさん
皆さん色々と本当にありがとうございます。色んな視野で見つめることが大切だと気付きました。
迷いがあってもいつかは晴れることを信じて、悩みながらも修練していこうと思います。
アドバイスいただき、本当にありがとうございました。m(__)m

8:天龍さん
五段の射手とは、「射形、射術、体配法に適って、射品現われ、、精錬の功特に認められる者」とされていますね。「的中確実の域に達した者」は、すでに四段の基準に出てきています。
それから見ると、あなたの現状はあまりにも情けない。射ではなく心根がですよ。
あなたは、多くの後輩の視線を浴び、射術研究の参考にされる中堅会員のはずです。
そんなに自信がないのに、なぜ審査を受けに出かけてゆくのでしょうか。私は、審査を受けるために練習するというあなたの基本方針を、きっぱりと方向転換すべきだと思います。
楽しくなければ趣味ではない。
自分の射を日々工夫することが悪いことですか。皆そうしていると思います。あなたの場合、なかなか成果が出ないため、日々の当たり前の練習にまでも懐疑的になってしまっています。上級者の技を穴の開くほど観察して、思いっきり工夫を重ねればよい。
本来楽しいはずのこのプロセスを、段位にこだわるあまりに、辛いことにしてしまっています。

9:エキスパンダーさん
天龍様

ご助言ありがとうございます!私の言い方が悪く誤解を与えてしまってるようで申し訳ありません。
私は審査のために練習しているつもりは毛頭ありません。
審査に受からないから弓道を辞めようかと悩んでるわけでもありません。

ただ、
「どの射を目指すべきなのか?」
がわからず、悩んでいるのです。
「正解は一つではない!」
それが弓道の醍醐味かもしれませんが。

10:みおさん
この書き込みを見て考えさせられる内容がたくさんありました。
私も4段で様々なことに悩みながら稽古を続けています。

最初は弓道そのものが何でも楽しく感じていました。そして「審査に落ちても受かっても何事も勉強」
と、指導者に言われるまま審査を目標だけにずっと稽古を続けてきました。

でも3段に受かってから初心者の時のような楽しさを感じられなくなったんです。
審査に受かればすぐ次の審査の準備をしなくてはならないこと、
そして何事も審査が目標なってしまったからです。
指導者としては目標を持たせた方がいいとの配慮だと思うのですが、
5段ともなれば審査自体を目標に稽古するには精神的にも射としても成熟出来ない領域だと感じています。
自分で考え、身体に染み付くほどの稽古を繰り返しながら、楽しさも感じ、その先に審査がある・・・・、
こんな考えは甘いでしょうか。
指導に従うしかない今、気持が揺れながら夏にある審査の為に稽古しています。

11:天龍さん
主題からそれます。ごめんなさい。
>10:みおさん
審査のための練習で一年過ごす。どうしても健全だとは思えません。
表面を取り繕うような射。審査当日、上手く的中が出てくれれば合格するかもしれない。そんな弓射に魅力があるでしょうか。武道をやっていると誇りを持って言えるでしょうか。
武道人ならもっと骨太な硬派でありたい。
初、二段なら、先生に手取り足取り教えてもらうのも結構でしょう。四、五段はもう、常に先生に見ていてもらう立場ではありません。
節目節目に先生から課題を与えられ、自分の力で取り組み、自らの射を作り上げてゆくものでしょう。それを見ている先生が時折助言を下さる。勉強と、研究の違いのようなものです。
一定の力量に達したと自他共に認められる時、「先生も勧めるからたまには審査でも受けてみるか。」と言うのが、あるべきスタンスだと思います。
大会などの時、そういう選手のところに高校生が集まってきて、アドバイスを求めています。見ていれば分かりますよね。

12:みおさん
もっともなご意見だと身にしみています。

>表面を取り繕うような射。審査当日、上手く的中が出てくれれば合格するかもしれない。そんな弓射に魅力があるでしょうか。武道をやっていると誇りを持って言えるでしょうか。

この気持ちは今の私の気持ちそのままです。

私に足りない事を指導者は出来うる限り伝えようと一生懸命なのもわかります。
それを真剣に学び取りたい気持ちもあります。
ただ、長々続く審査の為の稽古に価値を見出せない為に悩んでいます。

13:かっチャンさん
かつてNHKは日本全域での受信を確立するために放送衛星を打ち上げた。そのことと同様に、全弓連は弓道の普及を確立するために、至る所に道場を設けて運営しているのでしょう。
経済的には審査の受験料や登録料も重要でしょう。そして、何より地区の運営や後進の指導を担当する人材の育成が不可欠ですね。五段以上や称号者には、そうしたことが求められているのだ、と思います。

自分の練習時間をさいて、後進の指導をしたり大会の運営に参加したりです。好きな弓道を自分が楽しむ方から、多くの弓道人に楽しんでもらう側にスタンスが少しずつ移っていくのでしょう。

昔、我が父は宴席から帰ってくると、そこで出された手付かずの折り詰めを僕にくれました。
自ら美味しく頂くのは幸せですが、我が子が喜んで食べる姿を目にする方が、限りない喜びだったのでしょうね。

苦労を背負い込むというのではなく、子育てでも仕事でも弓道でも、その深みに応じた喜びが有るのだろうと思います。そこまで往かなければ知ることが出来ない喜びを味わいたいですね。

14:茜丸さん
スレ主さま、話題からズレるご無礼をお許しください。

〉13
〉全弓連は………
一体全体、どう言う現状認識なのでしょうか!?


〉みおさま
もう少し、ご自身のために、もっと楽しむために…弓を引くことを考えてみませんか。

〉長々と続く審査のための稽古
失礼ですが、少々考え方が違うように思うのです。
「稽古」とは、自らの射技や的中の純粋な向上を図るべきものであって、「審査」はあくまでもその過程の自分の力を量るための《一つの》手段に過ぎないと思うのですよ。

要するに、稽古をもっと自分自身のためだ!と考えねばならないだろうし、目標もご自身で考え設定して行かねばならないのでしょうね。

15:王道の狛狗さん
最近は単に指導者が教え過ぎるのでは…?
昔のように技は盗むものとして、最初から自分で工夫するように仕向けるのが本当の指導なのではないでしょうか。

16:クマ助さん
私も四段持ちです。

四段を取得してから6年位経ってます。

楽しく引かないと^_^;

審査ばかりが能じゃありませんよ。

17:レアル21さん
突然横入りしてすみません。

弓道って奥がふかいなぁ〜としみじみ感じますよね。

加えて、皆さんの弓道への熱心さに脱帽してました。見習います!!

私はよくスランプに陥ったとき、
「このスランプも弓道のおもしろさだ!」
、「人生山あり谷ありのほうがおもしろいだろ?」

と自分に言い聞かせています!

お互い悩みは尽きませんが、ここが踏ん張り時ですよ!!

18:たいきさん
いっそのことやめちゃうという手もあります

19:吉村さん
私も今スランプです。
いきなり顔に弦が当たりだして、
顧問の先生にキロ数を下げられてしまって
そこからなかなか抜け出せません。
毎日引いてもなかなか
前のような射にはならないし、
私も辞めてしまいたい、と思いました。
でも弓道はスランプがあるから弓道なんだと思っています。
弓道は波がある、なかなか抜け出せないこともある、
それを含めてやるからこそ弓道だと最近思いました。

20:瑠吽#鸚鵡さん
>1:エキスパンダ− さん

私は、ただ弓が好きなだけの人です。ですから、参考になるかどうか分かりませんし、過去スレと重複するところもあるのですが、エキスパンダ− さんが青年と仮定して、私なりの考えを書き込みますね(老婆心)。

>どのような気持ちで修練したら良いでしょうか?

・私のモットーは、「ここころほがらか」。


>弓道ってどんな引き方が 正しいのですか

もうなさっていらっしゃるかも知れませんが、一つの考えとして。

・晴れた青空の元、五十間(三十間ではありませんよ)を、百か二百程かけてみてもよいと思います。また、短弓を手に気性のあらい馬、おとなしい馬にものってみませんか。

・正しいかどうかは分かりませんが、私が目指すのは、一貫して飛中貫です。欲を申せば、キャン・ポンがキャ(ポン)ンと聞こえる位でしょうか。

あなたが精進されているかぎり、引き方は必ずみつかると思います。

どうぞ、がんばってください。

21:瑠吽さん
失礼致しました。

名前の#鸚鵡は必要なかったのですね。

久しぶりに書いたら、間違えてしまいました。

申し訳ございません。

22:瑠吽さん
>12:みおさん

・久々に「稽古」という言葉を拝見いたしました(何故か稽古で嬉しく感じます)。
・「稽古」という言葉を使われているるのですね、では稽古とはなんでしょう。ちょっと意地が悪いかも知れませんが、もう一度「稽古→稽・古」というものを考えてみませんか。悩んでいては何も解決しないと思います。あなたのこころに何がかかっているかだと思いますよ。

ところで、あなたの矢は的から抜くとき、的紙からキュッと音がしますか。澄んで、ここちよく感じる弦音はでておりますか。私としては、こころの変化は、弓にもなんらかの変化を及ぼすかも知れないと感じております。

もっとも、私は弓を手にするだけで楽しく、
更に澄んだ弦音ですと嬉しくなるノーテンキです。また、亀のようにのろいのです。ですから、ここに書いたことは、あなたにあてはまるかどうかは分かりません。ただ、なにかの参考になれば幸いです。

23:1さん
削除されました。

24:1さん
削除されました。

25:ハヤシさん
>エキスパンダーさんへ

>どのような気持ちで修練したら良いでしょうか?
あなたが引きたい事や憧れなどあるでしょう?
初心に帰ってみませんか?

形より働きを考えると良いかも知れません。

26:1さん
削除されました。

27:1さん
削除されました。

28:カップヌードルの偽社長さん
僕は教本通りの射を目指していますので、教本通りがいいんじゃないでしょうか。

あまり「中り」を意識せず、射形を気にしてください。

射形というのは「中り」についてくるものではないと思います。
「中り」と言うのは美しい射形についてくると信じて練習しています。
でも「中り」を重視した射がしたいのか、教科書通りの美しい射形をしたいのか。
それはあなた次第だと思うので、その判断だけは自分でしなきゃいけないと思います。

29:響と弦音さん
一旦、的前、まきわらから半年離れて、素引きを毎日繰り返しやる事をお薦めします。
回数は、200でも300でも、空いた時間利用してやるといいと思います。
カケを道場においておかず、家でも素引きをお薦めします。
まきわらや的前で射を見ながら矯正するより、ひたすら素引きが射の矯正には最も効果があると思ってます。
今は、行き詰まりを感じてあるので、無理して的を引くのではなく、徹底的に基礎を強化すべきだと思いますよ。


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