力の抜き方 (投稿13件)[1〜13]


1:きゅーさん
こんばんは。
自分は高校で弓をやってるんですが、後輩がかなり筋肉質と言うか・・力で弓を引いていてガチガチになっています。会では頬付けが出来ていません。僕が見てる限りでは打起しから大三にかけて力が入ると思います。
力が入ってること以外はかなり綺麗な型を持っているので直してあげたいんですが、僕では力不足です…。本人もすごく悩んでいます。
皆さんのやっているいい力の抜き方を教えていただけませんか?

2:初段さん
呼吸法を試してみてはどうでしょう?・・・
すでに実践しているのであればすいません。

3:本学生さん
ただの練習不足。
弓を引くために必要な力が不足しているから他の筋力でカバーしているだけ。
そんな状態で的前にあげること事態が間違い。もっと巻き藁を練習して力まないぐらいにならないと下手な癖ついたらそれこそ10年以上悩むことになります。

頬付けできてないのに綺麗な射だというのはおかしくないですか?

そういうときは、力まずに引ける弱い弓でたくさん練習して徐々に強い弓に代えていくように、焦らず一度戻ることも大切です。

4:きゅーさん
ありがとうございます。
呼吸法を試させて見ます!

的前にあげた時は力も入ってないし頬付けもできていたんですが最近は微妙になっているんです。実際に見てもらえればいいんですが…。
軽い弓からやり直させて見ます。

ありがとうございました。

5:ぬふぬふさん
私の力の抜き方は『あきらめてもらう』です。
私が出会ったときのあるガチガチで引いている人は大抵離す恐怖心でガチガチになっていました。上を目指すなら痛いのも勉強と腹をくくってもらい力を抜いてもらいます。  また逆にこれ以上入らないくらいに力一杯引いてもらいます。その時と普段の射を比べてもらいヒントにしてもらっています。

肩に手をのせて力が入った時に教えてあげるのはいかがですか?

6:麗さん
私も呼吸法はいいと思います。

あと、最初は力んでいなかったのなら、精神的なこともあるかもしれませんよ。
わたしの場合ですが、なにかに焦っていて、力んでしまうことがありました。
その時、顧問の先生が『そんなに力まなくていいからな』って言ってくれて、一気に気が楽になって、肩の力が抜けたんです。

7:きゅーさん
ありがとうございます。

思い切って踏ん切りつけてやらしてみたいと思います!型崩しちゃうと駄目だと思いあまり触ったりしてなかったんですけどやってみます。

確かにまだ一年なのに色々焦ってるところがあると思うので諭してやろうと思います!

ありがとうございました。

8:麗さん
きゅーさんみたいな、自分のことをそんなに気にかけてくれる先パイがいたら、それだけでも、安心できると思いますよ。

がんばってください★

9:きゅーさん
ありがとうございます!
引退前に色々教えてあげたいんでがんばります!

10:かっチャンさん
馬手の力の抜き方について、持論を書きます。嘘・ハッタリかも知れませんし、各個人の体の特徴などで、そうならないかも知れません。信ずる前に、自分の射の中で確かめなければならないと思います。

ポイントは3つ有ります。
一つ目・・・かけの捻りは手首ではなく肘からと言われます。それを実現する為に、会では右肩から右肘までの腕を力こぶが上を向くようにする事です。正確には真上というより、やや斜め上前方ですが・・・。矢の軸が会で曲がらないよう、矢がこぼれないように、力こぶの向きで調整してください。
二つ目・・・会での右肘から指先までの形相ですが、腕を曲げて手の甲を正面から見たとき、肘から中指までがまっすぐになっている状態が基本です。力の抜けていない人は、中指の先が体の方・手前に曲がっていませんか。
今度は、それとほぼ垂直の関係にある肘から親指の形ですが、同様に親指の爪を正面から見たとき、肘から親指の先が真っ直ぐになっているのが基本です。これも力みのある人は手首が曲がって親指が下を向いていると思います。
実際の会では各指が曲がりますが、手首を介した肘から手先までの角度は、これらを保ちます。
三つ目・・・(みつがけの場合)・・・かけの指の結び方です。小指をまるめると連動して薬指がまがりまね。今度は、薬指を曲げると中指も曲がりますね。それで、この小指と薬指を丸めた形を作れば、かけの親指を中指で押さえる事が出来るのです。ここで重要なのは、小指と薬指に力を込めて丸めるのではなく、まるめた形だけを作るということです。無駄な力は使いません。
次に、中指の先から一番目の関節あたりをかけの親指に乗せます。そして、その中指の関節の上に人差し指の指先に近い関節を乗せます。ちょうど、3段重ねのおそないのようです。力が抜けていれば中指はかなり大きく曲がります。中指に比べ人差し指は短いので、その分なだらかな指の曲がりになります。中指が主で、それを助ける形で人差し指が働き、かけの指が解けるのを最小限の力で防ぎます。更に、親指はかけの中で反らせるように言われていますが、力は不要です。それをやると、中指などに無駄な力が入ります。

最後になりますが、こうした無駄な力を排した形になると、右肘の内側が自然とつぶれた状態になります。

11:かっチャンさん
前レスの補足です。

ポイントの二つ目の形相は、弓力によって自然に変形します。特に親指の向きです。この形相自体は無駄な力の働かないものですが、アーチェリーのように右肘を高く保たない射法だからですね。肘のある肩の高さに比べてかけの親指は高い位置にあります。弦の引く力に任せれば、自然に親指は地面と平行な向きになります。まあ、この分力がかかるのは仕方のないことでしょう。弓道で、肘を口わりの高さにしても・・・。

12:かっチャンさん
補足の2

日本弓は、弓把を挟んで上が長く下が短い為、下の復元力の方が強いですね。そのバランスをとる・下に引かれる力に対抗する為に、右肘の内側がつぶされて手首がニュートラルな斜め上向きから水平に向きが変えられるのですね。この時の上向きの馬手の力が、馬手の張りというように表されると思います。

アーチェリーの場合は、グリップが中央にありますから、この力は不要です。その為、最も無駄な力のかからない射形・ほぼ矢筋方向に右肘があるのだと、思います。

13:きゅーさん
詳しい説明ありがとうございます!
結構難しいですね…
自分でちょっとやってみたいと思います!!

ありがとうございました。


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