弓のキロ数について・・・ (投稿18件)[1〜18]


1:流星さん
カテ違いかもしれませんがこちらで質問させていただきます。
自分は弓道歴1年未満で11キロの弓を使っている高校一年の男子です。
そこで質問なのですが、弓のキロ数は必ず上げないといけないのですか?
今の弓は素引きの段階から使っていて、5ヶ月くらい使っています。
でも、射形はまだまだ完璧ではなく、日によっては軽く感じたり、重く感じます。
周りの人はキロ数を上げていて、自分は上げていなく、自分より重い弓を使っていて焦っています。
やはり男子で11キロは軽すぎですか?
そして高校生活約3年間でこの重さで弓道をやり続けるのはだめだと思いますか?アドバイスをお願いしますm(._.)m

一度に複数の質問をしてすみません。

2:ヒビキさん
無理して上げる必要はないと思います。

自分にあったキロ数の弓を引くのが一番ですから。

3:タローさん
今使っている弓が弱すぎると感じるくらいになったらあげてもいいかも,でもいっきに上げない方が良いの

4:万華鏡さん
十人十色です。
弓のキロは強い弱いです(質量は重い弱い)

5:パパンプさん
高校時代に弓具店の方から伺った話によると、高校三年生の平均のキロ数は15キロ位だそうです。

僕は大学三年生ですが13〜14キロの強さの弓を使用しています。これ以上は関節に負荷がかかりすぎるので引けないです。

ちゃんと引けるのであれば11キロでも問題ないと思いますよ。それ位の強さの弓で国体とかインターハイに出た人だっていますから。

6:さっぽさん
私は大学で弓道をはじめて2年になりますが、まだ10キロの弓を引いてます。
関節や筋を痛めやすいので、今は10キロが精一杯です。
私は弱い弓だからこそ、手先などに頼らずしっかり身体を使って引かなくてはいけないと教えてもらいました。しっかり弓をつかいこなせればキロ数は関係ないと信じています。

7:射楽斎U ◆5aoi8gEMさん
ちょっと心配になって、発信しました。
私が高校生の頃は、15`の素引きから始めました。すごく強く感じて・・・、でも武道なんだからしょうがないな、半端じゃないんだな、と思いました。
5月の連休明けには下手くそながら巻藁を500射引いた者から上級生の判断で的前に立ちました。
当時、15歳15`、18歳18`、20歳で20`、30歳までに25`、あとは体と技に相談せよ、と言われていました。
その通りやってきて、現在縁あって高校生・一般会員・国体強化選手、などの指導をしています。
>流星さん
今は、無理しなくてよいですよ。
でも、間に合う範囲で引く弓道では、ついには中てっこ以上の世界には、進めないのではないかと・・・、心配しています。
私は20代のとき、立て続けに鈴木三成範士(現会長:当時錬士7段)、川村光良範士(当時20代:錬士6段)らが、20数キロ〜30数キロの弓を全力で引いて、的を射抜く姿に度肝を抜かれました。
見る者の心をも射抜く弓道がある・・・、という感動を見て人生が変わりました。
できれば、こんな弓道を目指していただけたら嬉しいのです。

8:Kazさん
無理にキロ数を上げるのは射型を乱す原因にもなりますので止めるべき、と思います。練習を繰り返している内に、弓を引くための筋力が付いてきたら、段階的に上げていくことをお薦めします。筋力がついたかどうかを判断する目安としては、会において両肩水平で両肩根が絞まり、胸筋が開き、妻手肘がきちんと納まった状態で、妻手前腕を軽い力で手繰って矢尺を引き伸ばせるようになれば、その弓はもはや体力に合わない弓だと思います。わたしの場合、高校時代には最終的(高2秋:背筋力160キロ)に16.5キロの弓を引きましたが、9キロの弓から始め(高1春:背筋力100キロ未満、たぶん90キロくらい)、11キロ(高1夏)、13キロ(高1冬)、15キロ(高2春)を引いたと記憶しています。

9:pureさん
弱い弓がないという理由で、中1からいきなり12キロを引かされたうちの学校は変だったんですかねぇ。
当時の先輩方は大半が16キロ以上で、私は畏敬の念を抱いてましたが、同級生と競うように弓力を上げているうちに18キロ引けるようになってました。
大会などでも自分たちより強い弓を使っている人はめったにおらず、それだけで勝った気になっていたもんです。
高校には17キロなんてザラにいますけどね笑

10:風さん
強い弓を引いている人の中には、
そのことを誇りに思う方もいらっしゃるのですね。

自分の考えは違いましたね、
強い弓は中たるのが当り前。
弱い弓でも中て続けることが出来る人がホントに上手い人だと。

11:希弓さん
こんにちは。初めて投稿させていただきます。

僕は高校一年生で、高校生になってから弓道を始めた者です。使っている弓は13キロの練心カーボンです。

弓のキロ数ですが、何かの本にも書いてありましたが、自分の筋力に適した強さの弓を使うべきです。
強すぎる弓を使うと、早気や無駄な力が入ってしまうなどの様々な問題が起きてしまいます。
逆に弱すぎる弓を使うと、引き分けのスピードが早過ぎてしまったり、会が充実しないなど、これも様々な問題が起きてしまいます。

的中に関しても、僕の高校の部活には10キロの弓でたくさん皆中している先輩もいます。また、18キロの弓で皆中している先輩もいます。

長くなってしまいましたが、要するに自分の筋力に合えばそれでいいと思います。
引き続けるうちに筋肉がついてもっと強い弓も引けるようになりますよ。

12:竹林派さん
こんにちは。初めて投稿させていただきます。某高校で弓道部の顧問をしている者です。私の部では、入部後8キロ〜11キロの弓でスタートします。その後、女子は13キロ〜15キロ、男子は15キロ〜17キロの間に収まります。もちろん体力には個人差があり、ずっと8キロの弓を引き続けなければならない男子もいますが、残念ながら的中はほとんど無く、審査でもさんざんです。

 私自身は20キロ前後の竹弓を使用して
います。先日その8キロの弓を試してみましたが、2015の矢で的中させることはかなり難しかったです。(遠的用の1813を使ってみたらとてもよく中り、なかなかおもしろかったんですが…)

 11キロでも射形に問題なく、中りがよく出るようであればいいと思いますよ。その際、男子でも矢を1913や1813に替えるともっとバランスが良くなると思います。

 ただ、普通の体力の持ち主であれば、今後弓力を上げることをお勧めします。「的中」の観点から考えると、13キロ以上の弓を引いた方が有利です。また、強い弓は鋭い離れを出しやすく、当然矢飛びも良くなります。

 また、強い弓を引ける人は、あえて「弱い弓」を引き、その楽しさを味わうことができますが、弱い弓しか引けない人は「強い弓」を引くすばらしさを味わえないことになり、そのことがちょっともったいないように思います。

 長文失礼しました。

13:kurichaさん
強い弓が体を壊す・・・

本来は、体を壊すような引き方をしているのが問題なんですけどね。

弓力が強かろうが弱かろうが、上手い人は中てます。

14:pureさん
とてもためになるスレですね。
「弱い弓で中ててこそ上手」ということですが、強い弓を引けるようになってから言ってほしいものです。
中学生の全国大会で、10キロの弓で出場されている学校がありました。それも実技で。
(学校管理の弓って管理番号とかキロ数を書いたシール貼ってありますよね、あれを盗み見たわけですw)
射型もきれいで矢勢もなかなかあり、強い弓を使ったらどんなに中るんだろうと思いましたよ。

15:クマ助さん
私は中学から弓道をやってます。最初から12キロを引いてました。多少強くても素引きをしていれば筋力も付いてきますんで・・・弓が強くても基本をちゃんとすればいいと思います。

16:ながやまさん
戦国時代の武士たちは30〜40キロの強弓を引いていました
強い弓は武士の誇りでした

しかし生半可な技術では強弓は引けません
だから武士たちは強弓を引くために一生懸命稽古をしていたようです

やはり自分はできる限り(体を壊さない程度)強い弓を引くことが弓道の本質だと思います
最低でも体重の1/3くらいのキロ数の強さの弓は引きこなせるように稽古はしたほうがよいかと思います

しかし初心者のうちは弱い弓を使わないと弓の力を生かしきる技術が身につきませんよ
段々と強さを上げていきましょう

17:Kazさん
”飛中貫”という言葉があります(武者系では特に意識される言葉と理解しております。ちなみに私は武者系です)。その意味は”よく飛び、よく中り、よく貫く”を目指しなさい、ということと理解しております。戦場では鎧を”貫く”ことが求められたからだと考えます。貫通力を高めるには強弓の方がよいのは力学的な論理です。ただ、体型や筋力により個人個人が適切に引ける弓の強さは異なります。強い弓を引くには骨力を活かす筋力が必要です。”飛中貫”を高めるためやはり筋力を高めるトレーニングが求められます。やはり速い矢飛びを目指したいとわたくしも考えています。そのためには弓を引く以外に適切な筋トレを併せて行い、段階的に無理なく弓の強さをあげていくのがよいと思います。筋力の付き方は人それぞれなので、何キロの弓がいいのか?という問いには、十人十色であり、いいわるいという評価はできない筈、と感じています。今の自分の体力において扱えるもっとも強い弓であればよいのでは。。。そして、より強い弓が引けるように精進し、その結果、体重の3分の1になればよいし、そうでなくてもよいと思います。わたしは弓を引き始めて35年が過ぎます。一番筋力のある頃は体重の3分の1ほどの弓を引いていましたが、やはり50歳ともなるとなかなかそうはいきません。もちろん8射程度なら何とかなりますが、20射となると厳しいですね。その時々の骨力・筋力にあった(ただし、怠けることなく精一杯の)強さの弓を引くことを常に目指せすのがよいと思います。たとえば20キロの弓を引く人も25キロの弓を引く人からみれば弱弓ですし、15キロの弓を引くひとも10キロの弓を引く人からみれば強弓ですよね。つまり大体においては強弱は相対的なものであり、絶対的な評価はできない筈です。より強い弓を引くひとがより弱い弓を引くことを嘲笑するようなことだけは避けたいものです。やはり歳をとると若い時より強い弓を引くことはできなくなるのですから。生理的に筋肉量がへり、骨関節の動きが悪くなるのは必然ですから。

18:名無しさん
弓の強さは人それぞれです。20kgの弓を使う人もいれば(王座最優秀選手、東西選手)、14kgの弓を使う人もいます(金杯獲得)。
自分が使える弓で少し重いぐらいの弓がいいんじゃないでしょうか?
今使っている弓よりも2kg以内で変えた方が良いですよ。
あくまでまだ強い弓が使えるのに弱い弓を使う高校もありますが…。その高校の方針だから仕方がないのですが


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