弦調べ (投稿7件)[1〜7]


1:kyudo部さん
こんばんは。
審査対策なんですが、「弦調べ」をする目的と、その注意点をどなたか教えていただけませんか。出来るだけ詳しいほうが良いです。教本には載っていなかったようなのですが。

2:ああるさん
教本一巻の射礼(的前射礼の坐射礼)の項目には、「気息を整える」事が目的であり、筈を中心として弦の上下2〜30センチを見、それから筈から矢に沿って物見をし、再び筈に戻るように行う。この間、弓の位置、矢の方向を確認し、動作と呼吸を合わせることが大切である、と言ったようなことが書かれています。


学科2題のうち1題の回答と考えると、これでは量が足りない気もしますので、詳しい方に補足していただけると嬉しいです。


教本丸写しの書き込みはなんとなく気が引けたのですが、「135ページを読め」とだけ書くのも「不親切」な気がして、結果教本を自分の言葉に直すと言う中途半端なコトに。。。

3:弓引きさん
ああるさんがおっしゃっているように、内容は教本135ページで十分だと思います。
強いて言えば、101ページ目の目づかいの蜘蛛の曲尺を絡めるくらいでしょうか。

錬士の審査でよくでる弓の抵抗力も書くボリュームとしては同じくらいです。
余計なことを書いてもしょうがないし、要点を押さえていればちゃんと評価して頂けるので、あまり気にしなくて良いと思います。

4:kyudo部さん
本当に参考になりました。
ああるさん、弓引きさん、ありがとうございます。
わたしも、教本の読み込み不足だったと深く反省しております。

話題は変わるのですが、弓引きさんに質問があります。愚問だとお思いになられたら斬って捨ててしまって構いません。わたしは以前に、審査を受けたことがあります。その時に会場の監督の方が、「審査用紙はなるべくうめてしまうように」というような事を言われていました。「書かれた文章の量が少ないと点数をつけにくい」との事なのですが、どうでしょうか。要点は書かれていても、文章が短いせいで、不合格になるということはあるのでしょうか。
申し訳ありませんが、返事を下さると嬉しいです。

5:弓引きさん
>kyudo部さん

上記に書いた弓の抵抗力や射法八節のどれかなど内容が決まりきっているものは要点だけで良いようです。あまり長々と書いても結局何が言いたいのか分からなくなる文章が場合が多いみたいです。
四〜五段以上になると特に分かり易くなりますが、半分以上の人が退席時間になると出て行ってしまいます。教本から出題されるものは内容もはっきりしているので、余計なことをダラダラ書いていない人が大半だと言うことです。錬士になると、会場によっては罫線が引かれている紙になり、表だけで書け(裏まで書くな)と最初に注意されることもあります。

逆に二段以下で出るような「弓道をやってよかったと思うこと」など主観が入るものなどは人によって捉え方も違うので、出来るだけ多く書いた方がいいのではないでしょうか?それこそ2〜3行しか書いていないと、どう評価していいか分からないと思います。そもそも要点もありませんし。まさに感想文の世界ですね。思いのたけをぶちまけるしかありません。

>要点は書かれていても、文章が短いせいで、不合格になるということはあるのでしょうか。

要点が全て盛り込まれていれば短文でも問題なさそうです。箇条書きにすると読みやすくて好感も持たれるようです。ただし要点を5個書かないといけないところ2〜3個しか書いていないと理解していないと思われます。必要なことはキッチリと、余計なことはダラダラ書かない、です。

6:ああるさん
>弓引き様

僕も勉強になりました。
ありがとうございます。

7:kyudo部さん
弓引きさん、こんなに詳しく教えてくださり、ありがとうございます。とても分かりやすかったです。筆記審査の方は、これで自信が持てました。実技審査と共に、納得のゆく結果が残せるように頑張ります。


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