体配の改正について (投稿11件)[1〜11]


1:紫弓さん
 タイトルについて皆さんにお聞きしたいのですが、まず3点についてどのようにされていますか。

・執弓の姿勢において、弓手拇指先を曲げるor曲げない。
・執弓の姿勢において、馬手の形を会の形にするか否か。
・立ち方で、本弭を上下のみの動作にするか前後の動きを伴うか。

 これらについて、改正されていたらしいのですが、皆さんはどのようにされているのでしょうか。ぜひ皆さんのご意見よろしくお願いします。

2:紫弓さん
すみません訂正です。

立ち方は腰を切ってからの末弭の動きです。

3:元学生さん
先週から今週末にかけて各地で指導者講習会が開催されていますので、そこに参加されたまたは、参加する先生を通じて主任講師の先生に見解を尋ねるのはいかがでしょうか。

私の地区の先生から聞けたのは、
執弓における馬手は、親指を隠すため、会の形にして腰に当てる指導があったそうです。

4:紫弓さん
返信ありがとうございます。実は今回の事の発端は、その講習会よりです。
 もうちょっと反応をお待ちしてから書き込みをしたいと思います。

5:麩さん
いつから弓道はマスゲームになった?
間を合わせるとかのレベルじゃないだろう。

6:結論は?さん
その後の地域の伝達講習会に於いては、体配の改正や変更に関する指導はなかったようです。

>もうちょっと反応をお待ちしてから
いかほどお待ち申し上げれば宜しいでしょう。

7:名無しさん
まぁ自分は関係ないからいいか…

8:弓を引く人さん
種々の見解があると思います。全弓連として正式な統一見解を作成していないのではないでしょうか?明文化されたモノを作成すると、改訂に手間が掛かるからでは?

中央の指導者層の変遷に伴い、体配の細かい所が変更され、射本体への見解や価値観すら徐々に変遷していきます。講習会という上意下達のシステムを構築してしまった以上、中央層の射や体配への見解を下位組織の会員に伝達し枠にはめる、ある種の壮大な(言葉が悪いですが)マスゲームを構築していると言われても仕方のないことかも知れません。

全弓連は「伸るか反るか」というダイナミックな射を目指しているようですが、講習会制度が徹底されていますので、さらに画一的な、ダイナミックではない見栄えを気にした、枠に当てはまった射が流行するのだと思います。

9:養心さん [url]
20年度の県連の伝達講習会を受講しましたが、改正点は無しとありました。

>>1:紫弓さん
>・執弓の姿勢において、弓手拇指先を曲げるor曲げない。
>・執弓の姿勢において、馬手の形を会の形にするか否か。
残身で「弓返り」が正しく出来ていたら、残身の両「手の内」の形をそのまま両腰に執り、「物見」をかえして足踏みを閉じれば「執弓の姿勢」です。
従って、「弓手拇指先を曲げるor曲げない」は、人それぞれの残身の両「手の内」の形になるのが自然と思います。
ですが、私は弓と矢を手にして入場するときから、弓手拇指先は曲げずに伸ばして人差指の指先と拇指の指先が接するようにして弓と「手の内」が直角になるように握るようにしています。馬手の形は矢を拇指と人差指の指先で摘むように支えて小指と薬指で矢を握っております。

「弓返り」がしない残身の方は、足踏みを閉じる前に弓の弦を体の外側に出して直角に握り替えます。(注:虎口が弓から離れていないこと)

>・立ち方で、本弭を上下のみの動作にするか前後の動きを伴うか。
立つときも坐するときも本弭は、身体が上下する動きと同調するだけであって、前後の動きは伴いません。腰に執った弓が前後に動くのは体が前後に動かす立ち方や坐の仕方であって、不適当な立ち方坐の仕方となります。

>これらについて、改正されていたらしいのですが、皆さんはどのようにされているのでしょうか。ぜひ皆さんのご意見よろしくお願いします。
これらは改正されておりません。私が師匠から以前習った通りに現在も修練しております。

10:紫弓さん
みなさん返信ありがとうございます。今回のは指導を受けた先生方が、納得行く説明じゃなかったと言う事ですかね。
一応その講習会の内容を説明しますと。

>>弓手拇指先を曲げるor曲げない。
 これは曲げる事によって、弓のぐらつきをなくしてほしいとの事です。私としては常に手の内の形を変えない様にを考えておりますので、これを指示する必要は無いと思っています。
>>馬手の形を会の形にするか否か。
 これは会の形ではなく、射付節を帽子先でつまむように押さえてほしいとの事です。私は入場時は矢を持っていれば会の形、退場時は残心の形を考えていました。
 これらは昔のやり方と仰られたそうです。では、何時?何故変更した?と言う事が残ってしまいました。


>>本弭を上下のみの動作にするか前後の動き
 これは前後の動きを伴わないようにとの事と仰られたそうです。私としては、その場で立つ即立即座ならば、それを言っても構わないと思います。ただ腰を切って足を踏み出す、現在の立ち方では説明に疑問を感じてしまったと言うところです。

 例の講習会では、今回の点について大分指摘をされていたと聞いております。同じ講習会でも地連にまで広がり難い例だったと考えております。皆さんご意見ありがとうございました。

11:結論は?さん
>紫弓さま
ご説明ありがとうございました。

>20年度の県連の伝達講習会を受講しましたが、改正点は無しとありました。
少し疑問に思うのですが、今回のケースは中央に於ける講習会や研修会での、改廃や改正点の指導が、参加者(称号者)を通じて各地連組織や会員に伝達出来なかった・・と言うことになりますよね。

また、養心さまや私の地連では変更や改正は無しとの指導でしたが、一方で上記の改正を持ち帰って指導がなされた地連もあるのかもしれません。

弓連の立場として、一つの改廃や改正が各地連や各会員に正しく伝達されない!また統一されずにバラバラである!ことに対しどの様な見解をお持ちなのかと言うことです。

また、その持ち帰るべき各点について、講習会や研修会で、その指導者の方々からの徹底は無い訳でしょうか。
(悪い言い方をすれば、遣っても遣らなくてもいい、伝えても伝えなくてもいい・・・そんな風にも思えてしまいます。)

>これらは昔のやり方と仰られたそうです。では、何時?何故変更した?と言う事が残ってしまいました。
(私も、その昔の遣り方を教わって実践致しております。)
結局この言葉のような問題が起こり得る元になりませんかね。
何時の間にか変っていた!変わったのを知っている人と知らない人がいる!と言うことが出て来る元となっているのではないでしょうか。

そこら辺りは、審査に於いてはどうなるのでしょうね。


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