震えと呼吸 (投稿32件)[1〜32]


1:矢筒さん
こんばんは。
お世話になっています。最近気になることが2点あるので、お聞きしたいと思います。
1つめは震えについてです。大三から引き分けと会で馬手肘より上が震えてしまいます。安定感を出したいので震えを止めたいです。
2つめは呼吸法です。会で呼吸をとめてしまうのですが、これだと会が3秒くらいになってしまいます。しっかりとした詰合い、伸合いを行いたいのですがどのように呼吸を各動作で行えばよいでしょうか?
今は打起しで吸い、吐きます。大三を取りつつ吸います。その後吐き続け、会で止めるといった感じです。
皆様はどのように行っていますか?

2:ああるさん
1点目、震えに関してですが、力み過ぎではないですか?馬手は、震えを止める為の力を掛けるのではなく、弦に取られる力を感じつつ、裏的方向に引く力を掛けるだけで良いと思います。

2点目、息に関して。
僕は打起しで吐き、大三の間に吸って吐き、引分け始めから目通り過ぎまで吸い、目通り以降は、吸った息の半分を吐き、半分を腹に落とします(胸式呼吸から腹式呼吸に切り替える感じです)。

分かり難かったらすみません。

息合いを変える以外に、引分けを速くに行う、という方法もあるかと思います。乱雑に行うのとは違う、と言うのが難しいですが、息と体力の節約になりますよ。

いずれにせよ、会で息を止めるのは力が止まるので良くないと聞きます。

3:とばりさん
勝手の震えについては、大三での前腕と地面との水平面との角度を気にしてあげてください。
大三で、肘を張り上げるようにと言われて無理矢理、張りを作ろうとしていませんか?
その場合、前腕と地面の水平面との角度が大きくなり、”前腕が立つ”状態になってしまいます。こうなると、手先に力を入れざるを得ません。

大三の時には、勝手肘を動かさず、勝手肩と勝手拳を下げるぐらいのつもりでとってあげると、勝手拳で受けた力を肘に直結することができると思います。
ただ、あまり上下動を強調しすぎて、鳥刺しにならないように注意してください。

呼吸法については、流派によっていくつかあります。
なかには、打ち起しから離れまで一息で引くと言うような流派もあります。
呼吸のタイミングについては、あまり問題ないと思います。
ただ、息を止めるというのは良くないのではないかと思います。

矢声という、離れの時に声を出して、瞬発的な力を生み出す技術もあります。
たいていの流派では、息を吐きながら(吐ききってからではありません)、力の入るところで離れを出すというようになっているようです。

4:矢筒さん
あある様、とばり様ありがとうございます。
お二人の話から自らの射を見直したところ、力み、馬手肘を大三で張り上げすぎ、呼吸がとまっているとわかりました。
この改善点として大三に移行するさいに馬手は肘の位置が動かないほどのみ張ります。そして大三から引分けはスムーズにし、会で吐き続けます。どうでしょうか?

また、会が長い人は呼吸どうしてるのでしょうか?
吸ったり吐いたりしている人っていますか?

5:kebekkuさん
私は、八節それぞれ吸いながら入って吐いて終わるような感じです。
会に入る時には、引き分けで吐ききってる感じになってしまってるので、
そのまま息が止まって早気気味になっているのが今の悩みです(^^;
会に入って改めて息を吸って吐きながら、吐ききる寸前で離れるのが理想です。
吸って吐いてで終わるのがまずの目標で、伸び合いの感じがそれで掴めれば、もう一呼吸と考えています。

6:ああるさん
すみません。僕の会での息について書いてませんでした。

目通り以降は、吸った息の半分を吐き、半分を腹に落とし、会に入って以降は「吸うでもなく吐くでもない」状態です。

「会は無限の引分け」であるので、吸ったり吐いたり止めたりしないほうが良いと指導されています。

たま〜に苦しくなってたら見付からないように小さく呼吸しています(笑。あとでもう反省です。

7:一見さん
私も一時期馬手の震えが出ていました。
ちょうどその時弓を強くしていて、弓に負けないよう大きく引くことを意識していたのですがそれが馬手に余分な力を入れていたようです。
そして大きく引く、から肘で引き前腕の張りを意識することで震えは止まりました。

呼吸は、打ち起こし、大三、引き分け、すべて息を吸いながら始めて吐きながら完了します。
会ではああるさんのいうように「吸うでもなく吐くでもない」が良いとは思うのですが、私は出来ないので打ち起こしからと同じ深さで呼吸を続けています。
そして二回、吸う吐くをしたら離れが出る。という感じです。

8:矢筒さん
kebekku様>そうなんです!
私も引分けで吐き切り、会で息を止めてしまうので早気ぎみなんです…。

あある様>吸うでもなく、吐くでもない呼吸法とは究極ですね…。自分には程遠い世界に感じます。しかし、半分だけ息を吐くというのは現在の自分の考えと同じです!

一見様>なるほど…。呼吸を各動作でそのようにおこなっているのですね。各動作のつながりや安定感がありそうです!

本日呼吸法試してみました!!

打起し上げながら吸い、上げたら吐く。
大三吸いながらとる。
大三以後会まで少し肩を落とすようにスムーズに引き分けてきて、鼻割から呼吸を吐きます(大三の位置から鼻割までは無呼吸)
会で残りを細かく吐いてく(とやろうとしたのですが、実際は息詰まってしまいました。)

と行いましたが、やはり妻手、弓手共に震えてしまいます。震え方は体が寒い時震えるような感じです。さらには息詰まって早気ぎみになってしまいます。
何かいいアイデアありますかね??

9:弓引き社会人さん
呼吸法は人様々な感があると思います。
自分が教わり、一番しっくりくる方法は、一見さんがおっしゃるように、「打起し」「大三」「引き分け」の動作はは息を吸うと同時に行っています。
自分が指導された呼吸法では「大三」で息を吐ききることで、「引き分け〜会」の時に「吸う〜丹田に溜める〜会で少しずつ吐く」が可能になるのかと思います。
弓手や馬手に無駄な力が加わらず、自然に弓を支えられるようになりましたよ。
それでも、試合中の緊張感で呼吸が浅くなり、震えだしたりしますけど、途中で息を小さく吸って見るなど修正も効くようになりました。

10:ああるさん
>矢筒様
誤解を生じさせてしまっているおそれがあるので少しだけ。
吸うでもなく吐くでもない「呼吸法」ではなく、会の時は吸うでもなく吐くでもない「状態」なのです。
ビーチボールに例えると分かりやすいでしょうか。
息を吐く事をボールを押して空気を出すこと、
息を吸う事をボールに息を吹き込む事と考えると、
息を止める事は、吹き込み口の蓋を閉じて空気が逃げないようにする事だと言えると思います。
しかし、僕が会のときに実践しているのは、「吹き込み口を閉じず、しかし空気を押し出しも吹き込みもしない」状態を維持する事です。この状態を「吸うでもなく吐くでもなく」と表現いたしました。

会の状態で息が詰まるのは、鼻割り以降吐き始めた息が、また止まってしまうのでしょうか?

11:矢筒さん
弓引き社会人様>、「引き分け〜会」の時に「吸う〜丹田に溜める〜会で少しずつ吐く」とありますが、この方法でどのくらいの会の長さになりますか?
私も本日、引分けで吸い、このような方法を実践してみましたが、4秒ほどの長さでした。この少しずつ吐くコツはないですかね?
どうしても普段の呼吸と同じような感覚で吐いてしまいます。

あある様>、「吹き込み口を閉じず、しかし空気を押し出しも吹き込みもしない」状態を維持する事とは、自然体に任すということでしょうか?具体的に何かよい心がけ方はありますか?
また、会の状態で息詰まるのは、鼻割から吐いた場合ですと、会入ってちょっとすると吐き切っている状態なので呼吸を止めてしまいます。
吸いながら会に入った場合は、会で普段の生活のような呼吸で吐いてしまいます。なので会をじわり、じわりと保てません…。

震えと呼吸はやはり関係がありそうなので、より深く追求していきたいです。皆様の知識や経験をお教えください。

12:弓引き社会人さん
そうですねぇ。だいたいの感じはああるさんの行っている方法に近いと思います。
会に入ったときに丹田に気を溜め、伸び合いで少しずつ息を漏らしていきます。
微かに細かく押し出すように息を吐き、離れの直前は吐くでもなく、吸うでもない状態になります。
ちなみに自分は10秒ほど会を待ちます。
周りの方は「もたれ気味じゃない?」とおっしゃいますが、常に伸び合いを続け、緩まないように弓と闘い続けます。
体力が限界となり、気力で弓を押し続け「発」を出せたら、迫力ある射になると思います。
自分の目標です。

13:ああるさん
>矢筒様
はい、自然体に任せる、というのは近いですね。
心がけ方…は、「吸うでもなく吐くでもない」ということを意識しております。
何の答えにもなっていません。すみません。

少し違う話になるかもしれませんが、息を吸いすぎている、ということは無いでしょうか?
胸式呼吸で無理に息を吸いすぎると、吐かざるを得なくなって吐いてしまう、と言うことがあるように思います。

14:矢筒さん
弓引き社会人様>「微かに細かく押し出すように息を吐き、離れの直前は吐くでもなく、吸うでもない状態になります。」とありますが、これはすごい状態だと思います!!
もしよろしければ、射法八節各動作での呼吸を教えていただけませんか?

あある様>息を吸いすぎているという指摘ははじめて受けました。私自身二日間自身の呼吸を見直しているのですが、大三で呼吸を吸います。さらにすごい吸いすぎていました。これにより、逆に苦しくて一気に吐いたり、息詰まったりしていたのかもしれません。
吸う吐くなどの呼吸法はあるけれども、吸いすぎや吐き過ぎはよくないですよね?

やはり呼吸法、息合いは難しいです。ただ、私は弓を柔らかく引きたいです。そのためにも呼吸は重要であると思います。小手先の力や雑念を振り払うということは、無理な呼吸もいけないということにつながりますよね?
皆様の意見を参考にこれからも稽古に励んでいきます。
貴重な意見をお聞かせください。

15:sudachiさん
弓道教本第二巻には各先生の息合いの工夫や大三から引分け、会に到る工夫が述べられています。

ページ的には随分バラバラに述べられていますが、参考になれば幸いです。

結構いろいろあるようですよ。

さらに第三巻にもあったように思います。

16:アチャチャさん
矢筒さんへ

初めまして、アチャチャと申します。
自己流ですので、それを念頭にお聞きください。

取かけをして後、物見と共に息を吸います。
その後、打起こしで吐き、暫し腹で息を止め、大三まで吐きます。
その後、先に息を吸ってから引き分けを再開し、会に至るまで吸います。

会では、腹で息を止める感じですが、実際にはわずかに息が抜けていきます。
離れと残身の前半では、腹で完全に息を止めています。

ここまで呼吸に就いて書きましたが、実は“どこに“が大切なように思われます。

私の場合は、腰骨のすぐ上の脇腹の筋肉を意識し、そこが膨らむように息を吸い込みます。
そうすると、そこに近接する背中側にも息が入ります。・・・重要な感覚です。

打起こしでは、両肩から丹田に息が向かうように吐きます。
大三に至るまでも同様です。
これで、肩は上がらず、上半身から力みが取れます。

大三からは、先に脇腹に息が収まるのを確認してから、その流れで僧帽筋や広背筋等の背中側の筋肉を意識して大きく引き分けます。

さて、腰骨のすぐ上の脇腹に手を当てて、そこが息で膨らむかですね。
次には、脇腹と同じ高さの背中側が膨らむかです。

実は、これが出来ると、胴造りも安定するように、思います。

まあ、水面(みなも)に浮かぶ藁(わら)のような体験談です。
ご参考まで・・・。

17:弓引き社会人さん
>矢筒さま
動作と同時に息を吸い始め動作が終わるまでに吐く。一動作一呼吸(吸う吐く)です。八節も基本はこれの繰り返しです。
sudachiさんもお書きになっていますが、教本に載っていますので、参考にしてください。

以下は自分が教わった方法を自分なりに解釈した呼吸法です。
打起しまでは、息を吸い始めるのと同時に打ち起こし、動作終了までに息を吐き終わるのですが、引き分けで大三を取るとき一呼吸を終了させます。
さらに引き分けるので、会までゆっくり息を吸い丹田に吸った息を降ろしていきます。
会で、吸った息を絞り出すように少しずつ吐き続けます。息を止めることはしません。
離れで、ゆっくり溜めた息を吐き、残心を取ります。(一呼吸)
ちなみに会で息を止めると、身体が硬くなり伸びあえなくなります。
うまく書けなくて申し訳ないですが、こんな感じです。

18:矢筒さん
sudachi様>教本読みました。吸う動作に始まり、吐く動作に終わるとあったので参考に行っていますが、大三は離れの始まりであると書いてありました。
ということは大三移行しながら息を吸い、後は吐くだけということでしょうか?
これだと、大三後から離れまでよくて10秒ほどしかもたないと思うのですが。

アチャチャ様>初めまして。矢筒と申します。以後よろしくお願いいたします。
「腰骨のすぐ上の脇腹の筋肉を意識し、そこが膨らむように息を吸い込みます。
そうすると、そこに近接する背中側にも息が入ります。・・・重要な感覚です。」とありますが、やはり私は今までどこに息を入れるかなどを考えたことはありませんでした。
最近は少し意識して引いていますが、胸は膨らまずに、お腹が膨らむような感じがしたのですが、よろしいのでしょうか?

弓引き社会人様>私も教本で読んだのですが、打起しまでは吸う息で始め、吐く息で終わるようにしたいと思っています。
しかし、大三は離れの始まりであるから、大三へ移行するときに息を吸い…このあとなのですが、大三が離れの始まりで移行の際に息を吸うならば、離れまで息は吸うのではなく、吐くことしかできないのでしょうか?
「さらに引き分けるので、会までゆっくり息を吸い丹田に吸った息を降ろしていきます。
会で、吸った息を絞り出すように少しずつ吐き続けます。息を止めることはしません。
離れで、ゆっくり溜めた息を吐き、残心を取ります。(一呼吸)」この部分を応用してとりいれたいのですが大三以降の際と、その後の引分けまでの過程についてお教えください。

19:sudachiさん
矢筒さんへ

 わたしがご提示したかったのは、射行中の息使いの仕方や詰め方についてです。「弓道教本第二巻」を流し読みせずに精読していただければお分かり頂けると思います。

 先生方には個々に工夫があるのがお分かり頂けるはずです。確かに原則みたいな法則はありますが、各先生方が行射の過程で皆同じ様に息使いをしているわけではありません。独自の工夫がそれぞれにあります。
 
 そこのところを参考にして自分なりの息使いを確立されてみれば如何でしょうか。
 
 いずれにしても、射を有効に運ぶための息使いです。あなたなりの息使いがあってしかるべきだと思います。

20:アチャチャさん
矢筒さんへ
こんばんは。

>お腹が膨らむような感じがしたのですが
お腹といっても、へそを中心とした膨らみではなく、へそより6センチ位?下の腰骨の高さと考えてください。

また、単に膨らむというより、息が入った丹田の周りを腰まわりの筋肉が適度に緊張して全体として内と外から締まっている、という感じです。

ところで、前回は離れで息が止まると書きましたが、それは訂正いたします。
その理由に就きましては、雑談の掲示板、「弓道の基本で疑問に思うこと」のスレッドに記しました。

よろしくお願い致します。

21:弓引き社会人さん
>矢筒さん
レスが遅れてすみません。
書き方が悪くてわかりづらかったのではないでしょうか。重ねてすみません。
自分も、吸うばっかりで吐くところがないじゃない?と思ったのですが、大三は引き分けの途中であり、一呼吸で会まで持って行く物だとばかり思いこんでいました。
ある先生から、大三で一度息を吐き安定させ、そこから再び息を吸う。大三をしっかり取るときに、息もしっかりと吐くんだよと教えられました。
自分でも、この方法が「引き分け〜会」で息が上がることもなくなりましたし、安定した会を保つことが出来るようになりました。
問題は、吸った息をどの時点で丹田に溜めるか、腰を安定させて腹を張る必要があるのではないか?と言うことです。
これは人それぞれイメージがあると思いますので、いろいろ試して見てください。
自分の射を人に見てもらうと、大三で射の善し悪しが解ってしまう様です。
会に入ったら、胸全体で丹田に貯めた息を絞り出すように(細く長くって感じかな?)吐きながら伸び合います。
文章にするとこんな風にしか表現できないのですが、どんなもんでしょう?

22:矢筒さん
sudachi様>教本は何度も読んでいるのに、やはり見落としている点が多々あるのがわかりました。
ここで一つ質問があるのですが、やはり会で呼吸がつまってしまいます。
そこで、今回試してみたのは、会で吸うや吐くを深くではなく、浅く長く細かく行うことで会で息詰まることはなくなったのですが、いかがでしょうか?

アチャチャ様>掲示板の内容参考にさせていただきました。
やはり私は呼吸を下に落とせず胸が詰まっているのだとも感じました。
まだまだ鍛錬が必要です…。

弓引き社会人様>なるほど。
大三は大三で考えるという方法もあるんですね。
「胸全体で丹田に貯めた息を絞り出すように(細く長くって感じかな?)吐きながら伸び合います。」とありますが、やはり吐き続けるということが困難です。会で吸ったり吐いたりを自然な息合いで行うのはダメでしょうか?
教本での各先生方も水中の息合いで…とかいてあるので吸う行為はいけないのでしょうか?
しかし、自然に吸ったり吐いたりするのが息詰まることもなく楽なんですが、これは逃げですよね…。

23:矢筒さん
追伸です。
「震え」についてなのですが、震える原因をもう一度確認したいので教えてください。
捻りすぎ(弓手肘と妻手回内)も震える原因でしょうか?

24:sudachiさん
会で息が詰まることがなくなったのであれば、現時点ではまずはOKということで宜しいかと思います。

唯、分かっていただきたいのは、息合いの修練は生涯続くものです。
射法・射技・射行・行射の習熟の度合いに従って暫定息合いを習熟・修練していくものだと言うことはご理解下さい。

その修練の過程で経年的に読み返して頂けば、その度に以前にはそれほどにも思わなかったことが実は弓理に関わるのものであると得心できるようになります。

ところで、「震え」についてですが、一言で言えば手先、特に前腕が勝ち過ぎて上腕の働きと喧嘩しているためではないかと思います。

しかし、どのように喧嘩しているのかは実際に射を見ないと分かりません。

唯、原則を言えば「上腕は弓を引くように働き、前腕は弾力を持って弦に引かれる」と言うことです。これに齟齬をきたすと勝手は震えると思います。

25:矢筒さん
近況報告です。
最近は会での息詰まりはなくなったのですが、やはり呼吸しているので安定しているのかどうかが不安です。
なので息合いを様々試しています。
会で漏らすような、吐くでも吸うでもない、強いて言うならば細かく吐くような息合いになれれば安定しそうだと思いました。
しかし、会が長い人は会でどのような息合いをしているのでしょうか?

震えについてですが、やはり手先の部分に力が入っているかもしれません。筋肉の緊張だから震える人もいると言われたこともありますが、やはり震えない方がいいです。
震えない人はなぜ震えないのでしょうか…。

26:矢筒さん
ここで一つ、自らが震える理由を射を見直して考えてみました。
腰から上の胴が反る(鳩胸のように)→両肩と矢が遠ざかり、肘の収まりが悪い。よって震える。
と考えたのですがいかがでしょう?
この癖の改善策お願いします。

27:紫弓さん
私の思ったことを書きます。
 やはり、お気づきの様になぜ震えがおきるかといえば、筋肉がうまく噛合っていないからですよね。どの様なタイプか分らないので一例をだしてみます。
 手先に力が入る≒手の内つまみ型と仮定→(帽子の接触が強い)→手首の背屈が強くなる(湾曲が出来ない)→前腕回内が出来ない(捻られない肘を起こせない)→懸けが対応していない→上腕外旋で肘を起こして会を保とうとする。この様になると、単純に平付けで震える様になる事が多いと思います。(これでもしがんで捻るものなら馬手の空間が残りません)
 こんな感じのことを思い浮かべますが、実際にどのタイプかは見ていないので分らないのが本当のところです。私なら上の様な順序で自分の目指すべき引き方を確認します。同時に道具があっているか確認出来ると良いかと思います。
 矢筒さんの目指される弓がどの様なものか決定してからの方が次に繋がるのではないでしょうか。

28:ゴム弓さん
私も弓道をはじめた頃から震えます。
無理して手首で引いているわけでは
ありません。肩を上げて妻手をつぶすようにしなければ震えはとまりません。皆と同じように張りを作ると震えるのです。
ゴム弓でもすぐ震えます。骨格、筋肉の質、精神バランスは人それぞれです。震えを直そうとして指導する人がいると意識してかえって震えが止まりません。集中して震えていることを忘れることが大切と思います。確かに張りを作りすぎて震える人はいますが、何年も弓を引いているのに震えるのは別の要因があると思います。離れのときに決まっていれば大丈夫です。

29:sudachiさん
>大三から引き分けと会で馬手肘より上が震えてしまいます。安定感を出したいので震えを止めたいです。
 
 これを踏まえて考えれば、前腕が勝ち過ぎていることが考えられます。
 では、その原因は何かと考えれば、腰から上の胴が反る(鳩胸のように)→両肩と矢が遠ざかり、肘の収まりが悪い。よって震えると思い至るのは思考の方向性として正しいと思います。
 問題はこのように考えて「馬手肘より上の震え」がなくなったのであれば、現時点では正解だと思いますよ。
ここからは、私の経験によるものなのですが、「上腕がシッカリと弓を引ければ前腕は安心して弾性を持って弦に引かれ易い」と考えています。
 従って「上腕がシッカリと弓を引けれる」ことが最も重要な案件と考えています。では、どうすればよいのかと考えると右肩の「張り」が大切なことではないかと考えています。右肩が「詰まらない」・「抜けない」・「キチンと納まる」ように張りをもって生かすようにと言うことです。

 蛇足になりましたが、正解であるかどうかは分かりませんが、このような考え方もあると言うことで、参考になれば幸いです。

30:ゴム弓さん
それから私はコブシ握って力を入れても震えてきます。がくがくと。同じように震えが止まらない高段者と筋骨隆々の初心者を見たことがあります。私の言っている震えを経験している人は弓道を途中でやめていくのではないでしょうか。だからますます理解者がいなくなる。首が短い人を見るとうらやましいですね。肘をたためるから。特殊な例かもしれませんがご参考までに。

31:ゴム弓さん
大三で震えるのは私同じですので非常に気になります。

32:矢筒さん
こんにちは!!
紫弓様>少し考えてみたのですが、射法八節全ての動作において力んでいたのかもしれません。
その証拠に弓構えの時点で円相が取れておらず、左右の手のうちも少しギュッと握る感じでした。
私の目指す弓は、自然な弓です。弓から来る力を利用し、それ以上の力を使用しない。弓をねじ伏せるのではなく、弓を活かす射になりたいです。
道具につきましては、弓が少し強いかもしれません。同じ強さの弓を2張り重ねて引いてみたのですが、耳の後ろまではおろか、口くらいまでしか引けませんでした。
この弓を使用してもうすぐ1年になるのですが…。

ゴム弓様>共感してくださる方がいて、私も大変うれしいです。
弓を引き始めて6年目になりますが、震えます。
妻手をうまくたためないのも原因の一つではないこと思いますが、震える人はどうしても他の人より震えやすいのでしょうか?

sudachi様>私は弓手肩が出て、妻手肩が抜ける傾向にありました。
詰まらずに、抜けずに、張りのある肩になるよう努力をします。
弓構えの時点で手の内を握り、円相が無くなっていました。さらに大三で弓手肘を伸ばそうとしすぎ、この時点で肩線がずれていると思います。
なので、まずは、ふわっと柔らかく弓を引いてみます。


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