早気が直りません。 (投稿47件)[7〜7]


1:ミッキーさん
初めまして、高2の者です。
今、早気に悩んでいます。8月くらいから早気になってしまい、たまに、伸びた事がありましたけど、また、戻ってしまい、なかなか、伸びません。今は、軽い弓で引いたり、重い弓で素引きをしたりしていて、精神面を鍛えています。それでも、なかなか、伸びなくて、困っています。やっぱり、会は、精神面や体力的な問題があるのでしょうか。自分のチームは、5人しかいなく、自分一人が早気なんて、イヤなんです。チームのみんなの足を引っ張りたくありません。
どうか、アドバイスをしてください。よろしくお願いします。

7:ティラミスさん
先ほどの文が、早気を治す大前提の心持ちです。続きます!

次に、離してしまう早気で巻き藁でもキツい…というのは、私の言葉で「肉体的離早気」というもんです(正反対に、精神的押早気があります。私はこれでした)。ネーミングに対するツッコミは無視です笑

ミッキーさんにまず覚えて欲しいのは、「矢をまっすぐ飛ばすためには、勝手よりも押手がきっかけにならないといけない」ということです。
押すよりも離れが先に出ると、矢は弓だけの力で飛んでしまうので、矢勢は迫力無く、狙いが正しい場合、的の下に垂れて行きます。
まぁ矢飛びの離しはこの辺で…

ミッキーさんは、早気を治そうとするプレッシャーから、勝手で弓を引いて無理やり我慢しているように思います。会って、力でねじ伏せようとすればするほど、自分が追い詰められるものなんですΣ( ̄□ ̄)!
とりあえずミッキーさんは、引分けで肘を腰に向かって引下ろし、肘をしっかり収めてください。そして、開いている弓が戻ろうとする力を、手の内で感じて下さい。勝手は引分け以降無視です!
手の内を締めたまま、四秒間弓の力をゆっくり押し返し続けて、勝手に掛かった弦を押し手で引き抜くように押してください。引分けで肘で張りを作ってやれば緩みはあまりありませんから
離すから押す。へ、シフトチェンジです!

手の内の力を感じるにはそれなりに余裕が必要です。どうか必死にならないように気楽に!
会に対する余裕が増えると、手の内の力を感じる。から、角見の充実を感じるようになります。

力を抜いて、弓の力を素直に感じることが早気脱出の近道です。


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