矢の持ち替え (投稿8件)[1〜8]
- 1:ポコりんさん (07-11-04 23:40, ID:kgWIlPs [16221])
- 体配において、乙矢を弓手ではさみ、射付節へ持ち帰る際、右手は弓の右側で矢の射付節を握って、腰に持ってくるのか、弓の左側から右手を持ってくるのかが、わかりません。
アドバイスのほど、宜しくお願いします。
- 2:元学生さん (07-11-04 23:56, ID:hg6hyII [16222])
- 教本のP96の取矢の動作と比較してから、わからない点をもう一度説明願います。
>弓の左側から右手を持ってくる
この動作が想像できないのですが・・。
この文字どおりの動作をすると、弓を持っている弓手より左に馬手を持ってこないと弓の左側から馬手を持ってこれないようにしか思えないのですがどうでしょうか。
- 3:ああるさん (07-11-05 05:37, ID:G/6Fx8o [16224])
- >弓の左側から右手を持ってくる
とは、矢の射付節より少し羽根側の部分を弓手で持ち、それから馬手を射付節に持っていく、と言うことでしょか?
でしたら、僕はそのように習いました。
- 4:天龍さん (07-11-06 12:45, ID:5SfaotM [16236])
- ポコりんさん の言っている動作は、甲矢を引き終わって弓倒しの後お腹の前で行う、乙矢先端の持ち替えですね。
確かに、私も長く弓を引いていますが、あの動作については正式に教わったこともないし、呼び名もはっきりしません。事実、師範も結構いい加減に説明したりします。
立射で矢渡しをする機会がありましたが、立射礼ではその持ち替え動作はしないことになっていると指導されました。
どういうことでしょう。
- 5:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん (07-11-06 20:42, ID:MDjjayo [16241])
- >立射礼ではその持ち替え動作はしない
持ち替えない事は弓礼・弓法問答集P7に明記されていますが、その理由となると・・・。
これは憶測ですが、立射礼の場合、肌脱ぎから肌入れまでの動作を全て射位で行います。坐射礼に比べてかなりテンポがいいので、持ち替えることで所作に段が付くのを嫌ったのではないでしょうか。
矢渡を、坐射が困難であるため立射で行う場合、坐射と同様甲矢を射た後一旦本座に退きます。その際は本座で持ち替えがされるのではないでしょうか。
- 6:ポコりんさん (07-11-06 23:09, ID:kgWIlPs [16245])
- いろいろとアドバイス、ありがとうございます。
天龍さんのおっしゃる通り、私のほうも質問するたびに、先生によって違っています。ただ、今度、初段審査を受けることになっていましたので、迷っている部分がありまして、質問させてもらいました。
- 7:元学生さん (07-11-07 00:02, ID:hg6hyII [16248])
- >天龍様
納得。やっと理解できました。
私もその部分を正式に習ったことないです。
すぐに回答が出そうにないのですが、審査対策であれば、審査の先生が基準になりますから、審査前の模範射礼をみて判断されてはどうでしょうか。
それでも、事前に練習しておきたいなら、板付を隔して持つ持ち方もあります。これなら、射付節を持たずに済むので、いやでも弓の左側から右手を持ってくることになりますよ。(教本P88)
- 8:天龍さん (07-11-07 09:46, ID:5SfaotM [16253])
- ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん にご説明いただきありがとうございました。
どちらかというと、あの動作は非公式な所作のようで、堂々と行うものでなく、こそこそと衣服の乱れを整えるみたいなものですね。
と言うことは、器用な人は、馬手の指だけの操作で持ち直せればそれで良いということでしょうか。
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