骨格と口割りについて (投稿20件)[6〜6]


1:素人顧問さん
弓歴1年半の者の射癖についてご相談いたします。
引き分け後半の目通り辺りで胸弦はつくのですが、その後会に入ろうとしても矢が口割につきません。仕方がないので鼻下と頬骨の下の間ぐらいの位置で「会」を保ち、その後の離れに繋げています。いわゆる「早気」とは違いますし、外見上は正しい胴造りから打ち起こして引き分けてはいるように見えますが、骨格的に後ろ肩のため打ち起こしで若干肩根が背中側に回り込んでしまっているようで、これ以上矢を引きつけることが難しいようなのです。
こんな調子ですから、皆さんご想像の通り的中が安定しません(半矢は出るのですが、一旦崩れると修正できない)。

皆さま方が指導されてこられた中で、このような癖を矯正されたご経験のある方はいらっしゃいませんでしょうか?

6:素人顧問さん
>>たぶんおやじ様
>大三が低くて遠くないですか?
おっしゃる通りです。以前は大三で矢先が前を向いていたので、体と平行になるように指導しました。私には弓構えから大三まで肘を張りすぎているように見えるのですが、本人にはそういう意識はなくやはり骨格かなあと思えてきます。ちなみに弓手と勝手手の内の技術には問題がなく、うまくいった時には実にきれいに離れてゆきます。

>>ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.様
あのスレッドは以前から拝見しておりましたが、高度な内容が多く拾い読みしていたような次第です。
彼の射を見ていると、もう少し下弦を取るようにすればいいようにも思えるのですが、そうすると、1.のような引き方になるのでしょう。
>2.両肩に強い捻りをかけ、会相を小さくします。
これはいわゆる「半捻半搦」というか、大三で肩根を胸側に捻り込んだ状態を作ったまま引き分けるということでしょうか。だとしたら我々が日頃指導されていることとの共通点が見えてきたことになります。
いずれにしろ、胸の張りから左右にきれいに割れるという彼の長所を殺さないように、より安定した射を身につけさせてやりたいものだと思っております。


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