戦略・作戦 (投稿20件)[1〜20]


1:ひでさん
自分は学生弓道一年目のものです。
全日本学生弓道大会のトーナメントでかなり速く引いるチームを見ました。
学生弓道は高的中のなかで、試合の時、勝つ為にいろいろ作戦・戦略を考えてるいるのかなと考えさせられました。
試合の時、勝つ為に相手のチームより先に引き終わるとか、相手のチームを絶対に見ないとか、弓道は気持ちが強ければ勝てるなど、弓道の試合における作戦・戦略という項目で何かあれば、教えてください。

2:六連星さん
自分と仲間を信じて引く
これに限ります

3:ぬふぬふさん
作戦が立てられる程中らないので何とも言えないのですが『先に中てて逃げ切ろう』なんて大会を楽しんでいます。 ま、射が速いメンバーだったのでいい訳のような作戦でしたがね(笑)
チームによってじゃないですかな? 目標があると強くなれるチームだったりすると後攻めとかプレッシャーに弱いと先に詰めてしまおうとか・・・    仲のいいおっちゃんおばちゃん達と相対する時はどっちが先に“口”で攻撃するかなんて駆け引きもあります。 百戦錬磨の方々なので全然通用しないんですけどね(笑) 

4:クロさん
作戦という程ではないですがそれぞれの立つタイミングを早くしています。
例えば前の人の足踏みの右足がでたら立つとかです
普段 立射で練習するのがほとんどなので出来るだけそこに近づけようという事です。
あて逃げの勘も否めないですけど…。

5:パパンプさん
僕も実際に拝見させて頂きました。速かったですね。十文字が大変きれいでした。やはり中るために絶対必要なものですね。

高校の時もあそこほどではありませんでしたが団体戦で早く引く練習とかはやってました。五人で目安は六分位だったと思います。愛知の高校でもすごく早い所がありました。なんでも伝統だそうで。

大学に入ってからもアガリ防止のため個人的に早く打起こしするようにしてます。記録会で意外な力を発揮しました。

速い射は競射でも有効だと思います。

6:黒鳩さん
なかなか面白いそうですね

ダーツの本で読んだのですが早撃ちガンマンと呼ばれるすっごく早く投げ終えてしまう人がいてその人はダーツ界の王者と呼ばれていた強者のペースを大きく乱して倒したそうです。

7:ああるさん
乱されてしまうようでは勝てないと思ってしまうのですが…。
僕の母校では、他校が射終えて最後に一人残って大落が引く状況を「オンステージ」なんて呼んでました。中てると褒めが、外すと冷やかしがもらえます。

速く、速く、と言う意識は緊張につながるので僕は好きではありません。一定の間隔で行射するのがいいのではないでしょうか。

8:ロールさん
作戦とは言えないかも知れませんが、自分達のペースで引くというのが一番良いように思います。

自分達の世界に入っているようなチームは、周りに動じず、余裕があって強そうに見えます。実際、ペースを乱した方が負けるのではないでしょうか。

ではペースを守るためにはどうするかというと、立つタイミング等細かい決まり事を作り、それを一種のチェック項目のようにして常に同じペースになるように注意するのが良いと思います。

9:リハビリ弓人さん
大学の学生弓道は特殊ですよね。

やはり自分達のペースで引くというのが基本だと思いますが、例外的な戦術も場合によってはアリかと。

僕が学生の時は、地区で無敵を誇る先輩が落ちを引いていたので、チーム全員が絶対の信頼を置いていました。

争覇戦に限っては、落ち前までが引き終わっても、相手チームが落ちまで引き終わるのを確認してから、落ちの先輩が詰めて、流れを確認するという作戦をとっていました。

ま、落ちが絶対中てるという確信を全員がもっていたからこその作戦でしたが、相手チームにも脅威だったようですし、自分たちにとっては相手チームの的中数をひと流れごとに確認し、そのうえで自チームの落ちが中ててくれるということで、かなり心理的に戦いやすかったですよ。

その試合の最後の一本なんて、中れば勝ちとか、外せば負けとかいう場面でも、その人は必ずと言っていいほど中ててくれましたしねw。

相手のある戦いでは、相手を意識せずに自分達のペースで引き続けるか、徹底的に相手を意識して、劣勢の時は食らい付く、優勢の時には一気に突き放すという作戦をとるかの二択になるのではないでしょうか。

意識すまいとしてもどうしても気になってしまうものですし、ある程度の作戦は意味があるとみんな実感するからこそ、早く引き終わるとか、そういう作戦も出るのでしょうね。

相手を気にせず自分達のペースで引けるようになれればそれが最強でしょうが、相当の修練と集中力を要すると思います。僕等には無理でしたw。

結局は気合と根性みたいな面もあるのでしょうね。
まとまりのない文章でごめんなさい。

10:ぬふぬふさん
>>ああるさん
>乱されてしまうようでは勝てないと思ってしまうのですが…。
ですから作戦をたてるのです。 ペースを崩される前に中てたりするんですよ。 

>速く、速く、と言う意識は緊張につながるので僕は好きではありません。一定の間隔で
>行射するのがいいのではないでしょうか。
ここで出てくるのが『練習は本番をイメージし本番は練習をイメージする』です。 練習で出来ないのが本番で出来る訳が無いです。 逃げ切りを目指すなら練習からハイペースで引かないとダメですよ。 速ければ速い程日頃の練習が大事です。 速く雑なら誰でも出来るけど速く奇麗に中るのは至難の業です。

11:ああるさん
>ぬふぬふさん
「作戦通りの試合展開だ」という安心感は心強いですね。そういった視点もあるのですね。
ただ、「技術的に至難であるのならわざわざそんな試合運びしなくても…」、とも思ってしまうのですが、その辺はどうお考えですか?
僕自身は試合で散々止め抜きを繰り返しただけあって精神力の弱さ、緊張の怖さは知っているつもりです。緊張によって射がゆがむ事を経験しているので、じっくり引きたいものだと考えているのですが。

12:流れ者さん
作戦なのかどうなのか、

立ちの前にコーヒーやお茶を一杯飲むなりしてリラックスしてから望むのはどうでしょう。

カフェイン摂取はドーピングかな。^^;

13:弓暦四年目四回生さん
全日本学生弓道大会でのF大学の速攻は見事でしたね。
他のチームが二手目を引き始めるころには、既に二手引き終えていました。それでいて20射18〜19中が出るのだから、対戦相手にはかなりのプレッシャーがかけられるでしょう。

特に決勝トーナメント、F大学対C大学戦は印象深かったです。速攻でF大学が19中を出し、追うC大学はようやく二本目を引き始めたところでした。その時点でC大学は一本抜いていましたので、残りを全て詰めて同中競射にもつれ込むしか道は残されていませんでした。
一本でも抜けば負けが確定してしまう状況においても、さすがはC大学、最後までペースを乱すことなくじっくりと一本また一本と詰めていきました。しかし、終盤四本目で一本抜いてしまいました。結局、19中対18中でF大学が勝ち進みましたが、どちらのチームも自分たちのペースを乱すことなく戦っていたように見えました。

先攻逃げ切り派にしても、じっくり派にしても要は自分たちのペースで引くと言う点で共通しているように思います。

14:ケロロンさん
「本当に強いチーム」は、自分達の力が出せるタイミング・スピード・意識などを求めて練習をします。それが時間的に早いものであったり、緩やかな流れ出あったりするだけです。そして、それが各学校の色であり伝統です。練習から、いざと言うときに信じることの出来るモノを磨いています。それを試合会場でそのまま実行しているだけです。
一方で中途半端な強さの大学は、それを自分達以外のところに求めます。声を出して怯ますだの先に中ててプレッシャーを与えるだの。2,3流同士の戦いならそれで勝敗が決まるかもしれませんが、一流で己に揺るぎない自信を持った相手には、ただ自分のペースを乱すだけになると思います。

強いチームを見て、あれこれ推測するのは自由ですが、案外本人達はそんなことを考えていなかったりします。

結論としては
どんな状況でも最後まで自分を信じきれるような練習を日々重ね、試合でもひたすらにそれを実行すること
が、どこで勝負をしても通用する最大の戦術・作戦だと思います。

15:前三さん
論文がありました。

http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/sc/1_1/08/index.html

16:ケロロンさん
読んでいて思わず笑ってしまいました。
データのn数(総数)が極端に少ないため、早くて中る大学や遅くて中らない大学が一校でもあれば結果はそちらに引っ張られていきます。通常の統計の手法から言えば、信頼性が極端に低い結果となります。分散も標準偏差もありません。きっと男子のデータも解析したけど、結果が芳しくないから女子を採用したと思われます。
話の概要を固め、それに見合ったデータを当てはめたように思えます。マスター以上の論文かと思われますが、論文となりうることが不思議なくらいです。

17:前三さん
投稿した後、ここのリンク集を見るとすでにあったので、ことさらに紹介する必要はなかったですね。反省です。

確かにデータ数が少ないですね。全日とかで、2,3年データを集めたらどうなるんでしょうね?経験的に同程度の実力同士の対戦なら、速攻は効果的にも思えますが、実際そうなのか興味はあります。

見てる分にはどうでしょ?両チームが同じペースでいくのと、方や速攻で、遅いほうが追いかけていく展開と、どっちもドキドキするかな?

18:通りすがりさん
 この類の研究は,筑波大学グループが昔から行っているのではないでしょうか。1991年頃の武道学会でも発表していたように記憶しています。『武道学研究』にも要旨が載っているはずです。今回紹介された論文の引用文献2の一部になっているのだろうと思います。

 しかし,これらの研究は,「日置流弓目録敵前 第四十八条 弓早く射て能所の事」 によく適合している,だから現代でも日置流はすばらしい,というストーリーを前提としたデータが集められて発表されているように,私は感じています。

 まあ,データの統計解析もしていないような研究は,参考にはしませんが。

19:ぬふぬふさん
>>ああるさん
>ただ、「技術的に至難であるのならわざわざそんな試合運びしなくても…」
速く中てるのが至難であるならその他の作戦を立ててはいかがですか? 例えばああるさんと全く同じ性格・体力・技術・考え方のメンバーでトーナメント戦に出場するとします。 初戦は私がメンバーに入っている自他ともに認める先行逃げ切りチーム。 そんな相手のには『個々に集中して自分の射を心掛ける』なんて作戦でもいいのでは?  作戦なんてオマジナイみたいなものです。 自分達の勝ちパターンだと信じ込むためのオマジナイ。  何もなくただダラダラ引くくらいなら少しでも団結して引くための作戦ですよ。

20:ひでさん
みなさん、さまざまな意見ありがとうごさいます。面白い意見があって参考になりました。

自分が思うに先行逃げ切り型は、トーナメントにおいては、やはり先行逃げられたチームには、かなりのプレシャーを与えるのではないかと思います。

やはり、気持ちで負けら、試合も負けてしまうのではないかな。^^

弓道はモチベーションの管理がかなり重要なことだと感じます。


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