腰の使い方 (投稿8件)[1〜8]


1:i-shotさん
こんにちは。弓歴10年ほどの者です。
今、胴造りについて悩んでます。今まで出尻鳩胸で引いてきて、胸だけを弓に割り込んで引いていたのを直そうと腰を入れるようにしたら、胸弦がつかなくなってしまいました。
体全体が割り込めるような腰の使い方、胴造りとはどのようなものでしょうか。どなたかご教示願います。

2:sainomiさん
浦上博子範士の『型の完成にむかって』の中の「中心線について」が,参考になるかと思います.
中途半端に要約できませんので,ご購入されることをお勧めします.

3:ぬふぬふさん
推測ですが、出尻鳩胸のおかげで今まで胸弦がついていただけだと思います。胸が弦を迎えに行き本来なら届かないのをカバーしていたのだと思います。  大三の位置と引分の軌道で多少ですがカバー出来る可能性があります。 

道造りは、脳天は天に引っぱられ、足は地面に根付くようにと心掛けています。 

4:あさん
体を側面から見て、腰の位置が踵寄りになった状態で上体を真っ直ぐにすると、うまくいかない。

腰の位置をつま先側にスライドさせた後に足を踏み開くとましになるかもしれません。

スライドさせる加減は、3重十文字を参考にしつつ、各自工夫するしかありません。

5:i-shotさん
皆さんありがとうございます。「型の完成〜」は道場にあるのを読んだ事があるので、もう一度読み直してみます。
むふむふさん推測は仰るとおりです。胸弦はつけようと思えば弓を伏せたりしてつけることもできるのですが、割り込む感じがなくて会でも心もとなく、離れで緩むようになってしまったのです。おそらく自分の中で「胸を開く」と「胸を出す」を混同してしまっているのだと思います。腰をうまく使うと、胸を出すことなく開けるようになるのでしょうか?

6:Y.K.さん
自分の個人的意見としては、胴造り以外にも引き分けに問題があるように思います。

もしかして、単純にまだ引き足りないのではないでしょうか。
引き尺不十分のために弓を体に割り込ませる余裕がなくなって、弓が体の前で止まってしまっていると思うのです。弓を体の中心で受け止めることができなくなってしまったので、それを補うために出尻鳩胸のフォームになってしまったと考えられます。
いかがでしょう?お心当たりはありませんか?

7:ぬふぬふさん
>腰をうまく使うと、胸を出すことなく開けるようになるのでしょうか?
腰より肩かなと思います。 私の考えですが、身体が迎えに行くのと胸を開くのは紙一重だと思います。 何ももたずに両手を左右にひらき両肩を背中の中心に寄せるような動きと今まで通りの胸を出す動き繰り返しやってみて、違いがあればその違いを諸先輩型に見ていただいてはどうでしょう?
あと、胴造と打起しの時の立ち姿もチェックしてもらうと新しい発見があるかも知れません。 たまにですが胴造で猫背、打起しで正体が反りそのまま弓を抱えるように引いてしまい胸弦も口割も付かないって人がいらっしゃいましたよ。

8:i-shotさん
Y.K.さんの仰るとおり、引きが小さかったように思います。肩が前のほうに詰まっており、閉じるような型でありましたので、引きつかなかったのかな、と。肩を開くようにやってみますと、普段より力強く弓を開けるような心地がし、幾分か割り込めるようになりました。この調子でやっていこうかと思います。皆さん本当にありがとうございました。


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