二重の猿腕 (投稿5件)[1〜5]


1:松竹梅さん
指導の事で質問させて頂きます。後輩で一人押し手を前に出した時肘か右に出るのに加え肘が200度くらいまで開く二重の猿腕のものがいます。自分は初めてみるタイプで指導に困っています。通常と違って気にすべき事はどのような点でしょうか?

2:紫弓さん
 ここまで分かっていると意外に指導しやすいかもしれません。

・肘が200度くらいまで開く
↑外反肘の類ですね。これは、開き過ぎないように止めさせることが第一です。

 さてさて、問題はもう一つの方です。
・押し手を前に出した時肘か右に出る
 「前に出す」と言う表現が会の状態でと考えて話を進めても、疑問が残ります。
それは、肘が前腕なのか?と言う疑問です。 見方を変えて肘関節(の脇上面or背面側)が上を向いているか下を向いているかが、分かれば一気に分かるかもしれません。

 どうでしょうか?

3:松竹梅さん
紫弓さん。お返事ありがとうございます。
押し手を肘入れさせると肘が下にでっぱる…との表現で伝わりますでしょうか?いわゆる猿腕です。

4:紫弓さん
 なるほど、広い角度のまま肘(前腕と上腕)が下に向くと言うことですね。
 ということは、肘関節の、背面側が上に向いて(=脇上面側が下に向く)いるようですね。

 表現を変えていただけたおかけで、肘入れさせていると言うことが分かりました。普通肘入れすると腕はどう動くか?どう働くか?が問題です。
 ただ、猿腕の場合はそれが困難だと言うことが根本になります。。
 ここら辺が分かると猿腕の種類と肘の使い方が理解できるようになります。

5:松竹梅さん
度々のご返信ありがとうございます。現在その後輩にはしっかり肘入れさせた上で肘を180度以上開かぬよう指導し今のところ問題なくきております。ご助言ありがとうございました。


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