1年生の進度状況について (投稿5件)[1〜5]


1:朝里さん
現在高校二年生の朝里と申します。

突然ですが、私の高校の弓道部では巻藁に上がる際に素引き試験なるものを受けるのです。
大会と同じように射場に入っていき、素引きをした後退場するといった感じなのですが。
その素引き試験が、体配について審査並みに厳しい基準で見られるのです。
胴造りや、伸合い詰合いがよくできていた子も体配で落とされたりして、先週の試験結果は11人中合格者無しという結果になってしまいました。

私の意見は
「体配は後で直せるものだから、今は早く巻藁に上げて射の定着を図るべき」と思っているのですが、女子部の方で
「体配はあれくらい厳しく見るべき」と、受け入れてもらえず・・・

皆さんの弓道部では
・現在、一年生には何をさせているか(ゴム弓、素引き等)
・素引きから巻藁に上げる基準
を、どうしているのでしょうか。
ぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。
お願いします。

2:DEWさん
私がいた高校では現時点では早いものなら的前ですね。遅いものでも巻藁には入っていたと記憶してます。

素引きから巻藁にあげる基準ですが、
・ちゃんと弓に負けずに引けて(押せて)いるか
・両拳の位置が常に平行であるか
このくらいですかね。

私もどちらかといえば体配よりもガンガン矢数をかけてもらいたい派ですが・・・デメリットとして、試合になると体配が心配で肝心の射の方に集中できないという後輩が何人かいました。
もともと指導者がいないため、細かいところは曖昧のまま先送りにしていたんですがそれが悪かったようです。

個人的には、せめて巻藁に上がった後でもいいかなと思ったりしますが、いつかは厳しく見た方がいいでしょうね。

蛇足ですが・・・その時「体配は気にしなくてもいいよ(ちゃんと出来ているから、練習した通りに、試合に集中しよう、という意味で)」と控えでアドバイスしたのが伝言ゲーム式にお偉い先生に伝わったようで、体配は疎かにして構わないと平気で指導をしている高校があると閉会式でお叱りを受けました。名指しでなかったのが救いですが(汗

3:でんきちさん
私が高校時代は、素引きはよくやりましたが7月頃は、巻き藁打ちの前にスタイロ畳を3重に重ね合わせたところに「畳打ち」の練習をやり、その畳打ちで先輩にOKを頂いたら、巻き藁打ちに入るという基準でした。

ただし、畳打ちで矢数をこなす。<2>でDEW様も矢数をこなす事を仰っていたように、実際に矢をつがえて離れまで行う感覚を、畳打ちで、まず学びました。

そして必ず、腕や耳・顔を畳打ちで産まれて初めて払う事を学ぶと思います。畳打ちで矢数をこなして、払わなくなるように学び、どこも払わなくなったら、巻き藁打ち→的前で実際に矢を射る という基準でした。

勿論、射形も、特に大三〜引分け〜会に至るまで、肩の線・矢の線は互いに水平に来ているか?など畳打ちの段階で厳しく、先輩方が見てます。

個人差もありましたので、7月は畳打ち、早い子で巻き藁打ち。7月下旬〜8月頭くらいから自主練習の時、先輩に見て貰い、的前で数本射る、というペースでした。

※私の母校の一例ですので、参考までに。長くなりましてすいません。失礼致します。

4:ゆんさん
現在、全員が的前で1ヵ月のデビューに向けて最終段階です。
一年生は30名いますがレベルごとに練習を分けずに的前で引けるようになるまで同じ練習をこなします。
最初の状態から徒手200、ゴム弓500、素引き500回位で巻ワラに移り、巻ワラ100、素引き500位をこなし入退場の練習をしつつ、的前練習に移行します。
的前に入る段階では弓は出来る限り弱いものを使用しますし、特に両手手の内を安定させるのに気を使います。
体配関連はやりながら強化するような形ですかね。

5:朝里さん [url]
皆さん、たいへん貴重な情報をありがとうございます。

やはり今の時期は遅くとも素引き〜巻藁なのですね・・・
明日は第二回素引き試験なので、そこら辺も考慮に入れるように女子部長に進言してみます。

他の方のご意見も伺いたいので、よろしければこの後も情報提供をお願いします。


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