引分けの感覚が分からない。 (投稿7件)[1〜7]
- 1:naoさん (07-06-01 00:15, ID:6vyHJDg [13077])
- 初めまして、高校二年生のnaoと申します。
早速、射に関する悩みなのですが、引分けのコツが分からなくなりました。
先輩や友達から引分けを見てもらったのですが、引き分けた後の会での射形で、右肩が前に出ていて左肩が後ろへ逃げているといわれました。また矢が下へ向いてるといわれたり、口割りが鼻〜鼻の下ぐらいにあるといわれました。
さらにこれを今度は師匠に見てもらったのですが、引分けで押し手を下ろしてきているといわれ、そのせいで左肩が硬くなり、また勝手のほうは肘が肩の延長線上になく更に肩が後ろに逃げているといわれたので、大三からの引分けを「右肩を出しながら引き分けていく」と言われました。
しかし、その感覚がどうしても体で覚えられず分かりません。
もう一度師匠に聞きたいのですが、月に1度ぐらいしか来ないので、早めに直したい今だからここで質問しました。
自分は引分けで大きく開こうと引き始めに勝手のほうを拳一つ分後ろに引いてから胸や肩を開こうとしています。
しかし、肩や胸を開くという感覚も分かりません。
どなたか、私の射形の悪いところを通して、引分けのコツを詳しく教えてください。
お願いします。
- 2:sainomiさん (07-06-04 23:08, ID:/s2lr.Y [13117])
- えーと,先輩や友達に見てもらったときは,
>右肩が前に出ていて左肩が後ろへ逃げている
といわれたのでそれを意識したら,今度は師匠にみていただいた時に,左肩が前にでていて,右肩が後ろに逃げていると指摘されたのでしょうか?
文面から想像するに,
・大三の妻手が遠い
・大三で引きすぎ
が原因かな?と思いました.
大体の目安として,大三の妻手の位置は,妻手のカケ紐が体の中心くらい.また.妻手の拳は「おでこ丸出し」の高さで額から拳ひとつからひとつ半くらいの位置です.
(私の場合は,大三で妻手の指先がちょこっと視界に入ってきます.)
引き分けのコツというか,お稽古のコツは,なにか悩んだ時は射法八節の一つ前に戻る(今回は大三ですね)ことだと思います.
- 3:naoさん (07-06-05 20:56, ID:6vyHJDg [13127])
- 返信ありがとうございます。
すいません、ちょっと訂正がありました。
先輩や友達から見てもらったときも、右肩ではなく左肩が前に出ていて右肩が後ろに逃げているということでした。
>大体の目安として,大三の妻手の位置は,妻手のカケ紐が体の中心くらい.また.妻手の拳は「おでこ丸出し」の高さで額から拳ひとつからひとつ半くらいの位置
これに対してですが、打ち起こした後から大三への移行のときに、妻手をその位置に持っていきたいのですが、手首に力を入れたらだめということで力を抜いてるせいか、つられすぎて遠いところへいってしまうのです。
どうしたら定められた位置に持っていけばよいのでしょうか。
手首に力を入れることは良いことではないんですよね。
- 4:sainomiさん (07-06-05 23:35, ID:/s2lr.Y [13136])
- naoさんこんばんは
そうですか.
手首の力を抜こうとして,肘の力というか腕の力も抜けてしまっているのかな.
じゃあ,もう少しさかのぼって.取り懸けを見つめ直してみませんか?
取り懸けと羽引きについて,今まで師匠や先輩からどういったことを教わり,そして今,naoさんはどのように行っていますか?
それから,手首に力が入ると何がよくないと思いますか?
- 5:naoさん (07-06-06 23:27, ID:6vyHJDg [13161])
- 返信有難うございます。
弓構えで気をつけていることは・・・
まず取り懸けで、前腕と弦が直角になるようにして、拇指の腹で弦を押すようにして、中指で拇指の頭を覆うように、人差し指は添える感じで、薬指と小指は軽く握るように、と教えられました。
自分はその教えられたとおりにやっています。
羽引きは羽を傷つけないようにですよね?
それから手首に力が入ると、手で引いてしまうことになり、勝手引きとなる。
と思ったら、勘違いなのでしょうか。
もう少し極めたほうがいい部分というのがあるのでしょうか。
- 6:sainomiさん (07-06-07 00:25, ID:/s2lr.Y [13163])
- しっかりとした指導を受けられてますね.
取り懸けはそれでよいと思います.
付け加えるなら,カケ帽子の中では親指を伸ばす,ですかね.
羽引きは羽を傷つけないことともう一つ理由があって,それは打ち起こしのための準備動作という意味もあります.
弓構えで整えた手の内と取り懸けの形を維持したまま,左肘は時計回りに,右肘は半時計回りに(肩にひびかない程度に)内旋して羽引きをします.
そうすると,脇の下から肘にかけての上腕の下の部分に張りがでます.
打ち起こしでは,この張りを保ったまま,脇の下を伸ばすように打ち上げます.
このときスッと持ち上げてしまうと,張りがとれて手先に力が入ってしまいますので,煙が立ち上るように,あくまでもゆっくりと打ち起こすことが大事です.
大三への移行は,この張りを意識して肘を倒すだけ.
そうすると,自然に八節図解の絵の位置あたりに馬手がくると思います.
ここまで徒手でも出来ると思いますので,鏡の前ででも一度試してみてください.
- 7:naoさん (07-06-08 20:49, ID:6vyHJDg [13203])
- 返信有難うございます。
羽引きはこの後の動作に関連してるのですね。
知りませんでした。
sainomiさんが教えていただいた通りのことを巻き藁で鏡を見ながら実践してみたいと思います。
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