射の矯正 (投稿10件)[1〜10]


1:鹿さん
こんにちは。
大変お世話になっています。
的中は今だに伸びず、厳しい精神状態で弓を引いています。
そこで、私は考えました。射を矯正します。

みなさんに質問なのですが、矯正するために弓を弱くすることは良いことでしょうか?
それとも必要ないでしょうか?
現在は肥後並ハイカーボン17キロを引き尺90で引いています。
考えているのは、肥後カーボン並13キロ、直心U並15キロ、伸びの弓です。
どれがよろしいでしょうか?

2:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>そこで、私は考えました。
>射を矯正します。
其れほど肩肘張って、大声で宣言すべき問題では無いと思うのですが・・・。
また、そんなに一大決心が必要なこととも……?
日々の練習の中で、粛々と行うべきものと僕は認識しております。

射とは、同じように引いていても(引いている心算でも)、知らず知らずの内に変化(悪化?)しているものですよ。
其の矯正(調整)と、上の目標を目指した矯正(稽古)は絶えず考えているべき問題だと思います。

‘何を’‘何処を’・・・‘どのように’矯正しようと企画なさっておられるのかが解りかねます。

>矯正するために弓を弱くすることは良いことでしょうか?
>それとも必要ないでしょうか?
基本的には、指導者若しくはご本人が決めるべき問題だろうと思います。
また、良し悪しを問う問題でも無いはずです。

射を矯正する段階に於いて、現在の弓が強過ぎて引けない状態に陥った場合には、当然ながら弓を替える必要があるでしょう。

しかし、射の矯正の為に予め弱い弓を用意することはあまり意味あることとは思えません。
その弓に慣れてしまえば、元の弓が引き辛くなることも考えられます。

3:一期一会さん
明鏡止水様のおっしゃるように、日々向上を目指して練習することが大切だと私も思います。

さて、本題ですが、私も弓を弱いものに変える必要はないと思います。
普段より弱い弓ですと、力で射型を矯正できてしまうので、結果的に何も得られない場合があります。
やはり自分に合った強さで整えた方が良いと思います。

4:でんきちさん
拝啓、鹿様。
一期一会様に続き、横から失礼致します事を先に御許し下さい・・・。

■伸寸で検討。引き尺90cmのため。
■伸寸を基準に、今お持ちの17kg前後の弓力で検討。
※たとえ、今お持ちの肥後蘇山並ハイカーボン17kgがきつかったとしても、この1年間は、何らかの形で的前にも立ち、矢を放つ事が鹿様には並寸17kgで出来ました。(的中の有無は関係なく。)もし17kgが、格段に体に俄然無理で、少しも合っていなければ、素引きすら、出来なかった筈です。伸寸に替えても、おのずと弓力は、16、17kg前後が鹿様の体に合う強さに成ってくると見受けられるのですが・・・。

■弓の銘は長い間、肥後蘇山系を御使用の模様でしたから、肥後蘇山系で続けてもいいとは想いますが、なにゆえ御高い買い物ですので、御予算が大丈夫かも心配です。

まず、大学の道場の方に該当する、
・伸寸肥後蘇山カーボン(16〜18kg辺り)
又は
・伸寸直心U(16〜18kg辺り)
があれば、(もし、無ければ同期の方で伸寸で上記に近い弓力の弓をお借りして)バネ計りで計るか、学校の数ある弓で、実際引いた物でどれが一番、射法八節が滞りなく完遂できるか?的に真っ直ぐ飛ぶか?など、よく確かめた上で、弓銘は選んだ方がいいように想います。

まだ、焦点が絞れず、御迷いでしたら、いきなり今から購入に踏み切るのは少々、危ぶまれる気が致します。

長くなりましたが、横から失礼を致しました、御許し下さい・・・。

敬具。

5:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
射の矯正に為に弓を買い換えるお話なのですか?

6:でんきちさん
明鏡止水様。

大変、失礼致しました。

<1>にて
>どれがよろしいでしょうか?

の質問でした。「今すぐ購入する」趣旨の問題じゃなかったですね。

誠に、早合点、失礼致しました。

敬具。

7:鹿さん
皆様ありがとうございました。
日々射の向上を目指しているのは、もちろんのことです。
射の矯正と発言したのは、しっかりと射方八節の一つ一つの動作を確認し、今までの自分の射を捨てるように、初心に戻りたいと思ったからです。
現在の主な問題点は、会で詰合い、伸合いが疎かになってしまい、離れのバランスが崩れるときがあることです。
これを治すために、初心に戻り、一つ一つの動作を確認しようと思いました。

弓を弱くする際に起きる利点を、私は体の自由が聞くため、今までできなかったことができるようになることだと思っているので、矯正のためには必要かと思いました。

8:鹿さん
本日自分で考え、他人に見てもらった問題点をあげます。
・弓手が妻手に比べ打起しのさいに伸びてしまい、矢が前を向く
・打起しで妻手肩があがる
・大三で弓手肩が前にでてしまう。さらに妻手肩があがる
・引分けで前傾姿勢が崩れる
・会で余計に弓手の腕入れをしてしまうため、弓手肩が前にでて、肩が落ちている感じになる。弓が伏せる。
・鼻から口割りの部分を引いてくるのがきつい

と多々問題点がありました。皆様からアドバイスいただければ幸いです。

9:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>しっかりと射方八節の一つ一つの動作を確認し……初心に戻りたい
・・・と其の前にお書きのようですが、このこと次のご質問内容とは、どうも繋がらないように僕は思えて仕方が無いのですが・・・。

射法八節を確認〜〜初心(基本)に戻る・・・とは、このような単なる形上の(見た目)の違いに(その場で)対処することなのでしょうか?

僕が考えるのは、足踏み〜胴造りにまで溯って、基本動作である処の絶対的に正しい動作を確認する・・そして其れを再度身に付けようとして行く・・・ことだと認識しているのですが。

10:鹿さん
明鏡止水様>私が伝えたかったのは、足踏みから見直した結果、このような悪い点がみつかったということです。
表現方法がわかりにくく大変失礼しました。
絶対的に正しい射をするはずなのに、目立った点としてあげさせていただきました。
本日は意識した分昨日よりは基本に近く行射できたと思います。
ただ、肩線がやはりずれます。弓手肩が前に出てしまう(肘入れを肩からやってしまっているため)ことと、妻手肩があがる(肘を張ろうとし、肩からあげてしまう)のが治りません。
明日からも、基本にのっとり鍛錬しますが、この肩線が崩れるのはどうにかして、早く治したいです。


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