勝手を握ってしまう (投稿6件)[1〜6]


1:桜さん
タイトル通り、わたしは勝手を握ってしまいます。
手首にも力が入ってしまい、負担がとてもかかっていて、ひどいと約10射で手首が痛くなるほどです…
自分なりに直そうと思い、取り懸けで注意したり、きちんと親指をはじくようにしたりしたのですがあまり効果がありません。

手首と中指、人指し指の力は抜け、自然体にしておけ。と散々言われるのですが 、抜くと弦が離れてしまうのではないか、という恐怖心?がありなかなかうまくいきません。
顧問の先生、先輩、仲間にいろいろ聞きましたが、未だ治りません…
教本を読み、いつもより胸をひらき、肩甲骨をよせるように引こう!とか、ひねりをもう少しかけてみよう、など思ってやったのですが、やはり握ってしまいます。
勝手を大三から綺麗な型のまま持ってこれないのです。
引けていない、とも言われました。(今高2で直心並13sを引いてます。)
どうすれば勝手の力みはなおるのでしょうか…
アドバイスよろしくお願いします。

2:m@sterさん
 時間の都合であまり詳しくかけませんが、馬手は弦を親指で引っ掛けているだけという意識は効果的です。下手に力をぬこうとしても怖いだけなので、ただ、親指に引っ掛けているだけなのだという意識の元でやればいいと思います。
 あとは、肘でひけるようになれば手首の力は時間はかかりますが抜けていきます。また肘でひくことは、体で引く事につながります。
 ポイントは、大三での肘への意識と、馬手の肘裏の筋の張り、それを緩めないように引き分ける事です。

3:桜さん
お忙しい中ありがとうございます。
とても参考になります!!
親指を的に向けろと言われるのですが感覚がよくわからず、ひねりもどの程度がちょうどいいのかわからず勝手を気にしすぎて力が入ってしまった、というのもあると思います。

引っ掛けているだけという意識をもち、肘にも注意し、体で引けるようにしたいと思います。
時間はかかりそうですがどうしてもなおしたいので日々努力していきます!

4:けけさん
高校生なら13Kgは軽いと思います。もっと重い弓を使ってはどうでしょうか。女性でも15Kg位は引けるはずです。

体を使わなければ引けない弓なら自然に体を使います。要は加減できる弓なので、大事な部分を遊ばせる事になるのです。

プロ野球で言うと、年を取った投手は緩急をつけたりコースをついたりします。それは決して余裕があって遊んでいるのではなく、その年齢でできる最高の努力なのです。

あなたは今のあなたにできる最高の努力をしてみて下さい。その限界を超える事こそが修行であり単なる競技とは違う、「道」なのだと思います。

5:桜さん
お返事ありがとうございます!
13キロ軽いでしょうかね…
顧問にきいたところ、全国レベルだとやはり女子でも15キロ位は引いてるらしいですね。
今部内の女子では一応一番強い弓を使っているのですが…
男子の先輩でも一番強い人で18キロくらいです。
なので自分は普通くらいかと思っていました…

強いのをひくと勝手がつぶれてしまうような気がしてならないんです…
射形も崩れたりしないか心配で…

6:深翠さん
勝手の甲に中指の第一関節あたりから竹定規(30CMのものプラスチック製は駄目)を置き、それを包帯等で動かないように固定する。その上からカケを挿して稽古すると否が応でも弦を握れないので、すぐに肱を使って引けるようになります。
(これで何人も直った)


ホーム > 弓道座談会 > 2009/06まで 技術・体配編 > 勝手を握ってしまう (投稿6件)[1〜6]

(c)デビール田中 : 問い合わせ