弓手の肩 (投稿3件)[1〜3]


1:由愛さん
高校3年生の弓道部員です。
もうすぐインターハイの予選があるので、この春休みから精を入れて練習をしてきました。その結果、的中も5割以上出せるようになって調子も上々だったのですが、それから1週間くらいたったこの頃、いきなり髪をはらうようになり、更には的のすぐ下に落ちる矢がほとんど
になってしまいました。勿論的中は下がり、今日は1割程度でした。

そこで色々考えやってみたのですが
うまくいかず、分らなくなってしまいました。

友達にみてもらったところ、弓手の肩が詰まってるとか前に出ているくらいしか分らないといわれ、自分で肩を抜いて(後ろ側に下げる)みたのですが、そうすると今度は弓が自分側に伏してしまい(弓の上が自分側に倒れる)、それを治そうとすると肩が入って(前側に入る)しまいます。また角見が効いていないとはらうという話を聞いたことがあったので引分けに入るときに角見から押そうとすると、肩が入ってしまいます。

今日も肩のを抜く意識をしていたのですが段々逆に抜けているのではないか?とも思いました。でもみてもらうとやっぱり、詰まってる、前に出てると言われ、段々どおすればいいのか
分らなくなってしまいました。

どおすればいいのかどんな些細なことでも結構なのでアドバイスお願いします。

長文乱文等失礼しました。

2:m@sterさん
 弓手の押しは非常に難しいものです。また、肩を下げようとして、下げれるものではありませんし、力をぬく感じで下げると、早気になりやすいと思います。もし、肩が前にある状態で中っていたのであれば、馬手肩が後ろにある状態で中てていたのですから、多少のゆるみももあったはずです。
 まず弓手肩は肩を反時計回りに回転させます。こうすると、肩は自然に下がり、詰まることもありません。ここで力をぬく感じは捨て、最初は力でもって肩を回し下げる意識でやるといいと思います。その後、肘は時計回りに回転させ、45〜90度ぐらいにたてます。こうすると下筋が張るのを感じます。こうすれば肩はたいてい治ります。
 先程もいいましたが、馬手肩が後ろにあることで、緩み離れになっていた可能性があります。角見は馬手の離れの鋭さなども関係してくると思います。もちろん緩めば、角見の力は弱くなり払います。ですので、まずは肩を直すべきです。
 試合が近いようですが、あせらず試合2日前に完成するぐらいの気でマイペースに頑張ってください。肩は本当に難しく、また、レベルアップするとき必ず避けて通れぬ道筋です。私も肩にかんしては未だに抜けやすく、意識しないとうまくいきません。
 また、弓手肩は大三で入ってしまうともう治りません。また、その前提で、胴造りで体が傾いていては元も子もありません。そのためには正しい足踏みが必要です。射法八節のすべてが互いに影響しあっています。やけになって矢数をかけてもしょうがありません。足踏みからひとつひとつ丁寧に確認していきましょう。

3:由愛さん
m@sterさん、返信ありがとうございます。

肩が前にある状態で中っていたのであれば、馬手肩が後ろにある状態で中てていたのですから、多少のゆるみももあったはずです。

確かに、馬手の肩は特には指摘されませんでしたが、少し前に緩んでいると言われました。
しかし、今日友達に見てもらったところ、緩んでいないとは言われましたが髪を払いました。


弓手の肩はm@sterさんのアドバイスを参考に練習しました。弓構え 打起しで両肩をそろえるようにして、そのままの状態から大三をとるように心掛けてみました。

弓手肩は肩を反時計回りに回転させます。その後、肘は時計回りに回転させ、45〜90度ぐらいにたてます。

肩を反時計回り回転させるのはいいのですが、私は猿腕で、大三で肘を内側に入れると肩さら入ってしまい引分けができません。もし引けたとしても、引分けてくる最中に自然に肘が内側に回ってしまい、肘の内側が下の方をむいてしまいます。
なので以前先輩に相談したところ、大三で肩を抜く意識をするのと同じように肘の内側を上に向ける(何も力を入れない状態と同じ)ようにしているのですが、この方法でも肩をなおすことはできるのでしょうか?


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