効き目と的付け (投稿5件)[1〜5]
- 1:シキさん (07-04-06 01:30, ID:w9y2CWA [12150])
- 弓道を始めて一年になる者です。皆様のお知恵を拝借したく、投稿しました。
自分は珍しく効き目が左なんですが、大抵の人は右ですよね?弓道を始めて最初のころ、自分では的付けが左半月なのに周りにはいつも「裏についている」と言われていました。しばらくして、左目を瞑り右目で的付けをしてようやく「的付けが合っている」と言われるようになりました。
しかしよく考えるとおかしくないですか?効き目が右の人と左の人では見えている世界が少しズレるわけですよね。効き目が左の人の的付けがは効き目が左の人にしか分からないはずです。効き目が右の人にとって、効き目が左の人の的付けが裏に感じるのは当たり前なのではないでしょうか。
部活内に効き目が左の人が自分以外におらず、困っています。みなさんはどう思われますか?
- 2:m@sterさん (07-04-06 07:30, ID:/b4T0SI [12151])
- もともと的づけは矢がまっすぐに的の中心をむくようにするためのものです。つまり、後ろから見たときに矢がまっすぐに的を向いていないならば、その的付けが間違っているという事になります。裏についているというのが良く分からないのですが、本来後ろから見てもらったときに矢がまっすぐになっていないで中ると中て射といわれ嫌われます。
狙いとは、しっかりとした胴造りを前提として、右目主体で西半月、または満月や新月に的付けをすると、矢がまっすぐに的に向くというものです。
この点は、利き目に関わらず共通のことです。ですので、右目主体で狙えるよう頑張りましょう。
左が利き目という人は、決して少なくありません。自分もその一人です。ですが、訓練次第で右目主体で狙えるようになります。
- 3:ひさしさん (07-04-06 15:13, ID:o/Evjs6 [12152])
- 僕も最初は左目主眼で悩んでいましたが、手の内の辺りを見ない(的から目をそらさない)様に意識したら左目で見た像に加えて右目で見た像も見えるようになりました。
- 4:エフさん (07-04-07 09:39, ID:Fl13UE6 [12167])
- 私も左目が利き目です。右目のほうが視力が悪く、乱視も強い為、ずっと左目で照準を合わせています。
結局「まっすぐ的を狙うこと」が大切なのだと思います。
「裏につく」と言うのは「的の9時方向に矢線が向いている」と言うことでしょうか?
顔向けや会の収まり、体のねじれなどいろいろ原因があると思いますので、それらの確認をしながら、
狙いを誰かに確認してもらったり、自分で片目ずつつぶって確認したりすることで、左目でも正しい狙いを身につけるというのも一つの方法ではないでしょうか?
- 5:でんきちさん (07-04-07 10:38, ID:wl7ihEI [12168])
- 拝啓、シキ様。
疑問符を御持ちの内容、確かに小生も、<1>での御書上げの事、
>効き目が右の人と左の人では見えている世界が少しズレるわけですよね。効き目が左の人の的付けがは効き目が左の人にしか分からないはずです。効き目が右の人にとって、効き目が左の人の的付けが裏に感じるのは当たり前なのではないでしょうか。
そう想います。御理解の無い周囲の方から何か少々キツイ事も言われたでしょうか?小生、効き目は右目ではありますが、乱視ゆえ、めがねを常時していなかった高1当時、いつも的が2重にズレ見えて正直、的見るの怖かったです。的前出て間もなくで、めがねも払っておりまして・・・。
ところが、あるOBの方が利き目の事で曰く、
■「射形と己の立ち位置・三重十文字・物見・会の肩のラインが的に対して延長線上に己が確かに存在するなら、
射法八節の絵図を見れば判るように、右の目で的を常に見ている事前提で、描かれている。」
■「つまり、利き目が右でも左でも見える世界は違えども、右目の片目のみで会に入り、狙い・矢筋が的を向き、其の位置で良いか?
第三者に見てもらい、
忘れないうちにノートでもメモ用紙でもいい、第三者が見て「狙い・矢筋OK」と言われた時の己の右目のみの世界で眼前に見る、
矢擦籐・弓手・握りの位置や的の高さ関係を、忘れぬ様に絵に図に残しておく事だ。」
■「ただし、あくまで、先にも言った通り射形と己の立ち位置・三重十文字・物見・会の肩のラインが的に対して延長線上に己が確かに存在する状態で会に至る時だ。」
■「その内、右目のみで見る世界が左が利き目の者にとって、
焦点距離・遠近感が判らない事に気づき、右目のみの世界に慣れる内に、ある日そっと、左目を薄目から両眼に徐々にしていく事で、右目+左補助目様に成る事で的を見る遠近感や位置に慣れ、矯正されていく。」
■「悲しい事に訓練をつんで、両目でいずれは見れるように成らないと、的との距離感・遠近感が判らないまま弓道を続ける事に成る。体得するのに個人差はあるが、これは、前しか見えない両目を持った動物の宿命だ。」
と、長く成りましたが、そのOBの先輩も利き目が左で、相当苦労をされた様です。乱視で眼前の世界が全て半分ずれて見えていた小生は、結局、めがね常時着用するしかなく、そのOBの先輩からも、「だったら、払わない様に慣れろ!乱視がひどくても・利き目が左でもそうなんだよ、慣れろ、そして其の世界が当たり前と思ってくれ」で終わりました。
長く成りましたが、OBの左利き目の先輩のおっしゃっていた事です。御読みになって想い当たる節や、検討しようと思う節があれば幸いです。
敬具。
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