ブランクからの立ち直り (投稿14件)[1〜14]


1:鹿さん
こんにちは。
お久しぶりです。今回は精神面の悩みについて投稿します。
高校時代は一年生の後半から引退までの間的中率は高かったです。三中平均はほぼ毎日引けていました。
しかし、現在大学ではあまり的中がでません。
的中が出たとしても、以前のように続きません。
以前も当然的中出ない日が続いたこともありますが、今ほど長くは続きませんでしたし、片矢を切ることは滅多にありませんでした。確かに以前と弓も矢もカケも環境も違いますが、もうすぐカケを変えてから半年がたちます
これはブランクですよね?
ブランクから脱出する良い方法はないでしょうか?

2:新さん
内志正しくだすよ!!

3:天龍さん
こんにちは
私も遠い昔を思い返せば鹿さんと同じようなな学生でした。大学は理科系のため、皆が忙しくてじっくり弓に取り組む時間もなく、羽分けちょっとで十分戦えたので、あまり悩むことはありませんでしたが。
高校の頃の爆発的な的中力は、私の場合ですが、40年以上の間であの頃だけの奇跡的な日々でした。
大学は4年になって、3年に幹部を譲りのんびりと試合に出るようになると、かなり的中が戻り頼られたりもしました。
高校で実績を残した部員からは、ともすると周りの意見を寄せ付けないかたくななプライドを、周囲の人は感じるのです。どんな助言でもないよりはあった方がはるかに良いんですよ。貴方くらいの部員は、その中から優先順位の高い課題を決め、ひとつづつ取り組んでゆくことが出来るはずです。私はその謙虚さだと思います。
そして近い将来一皮むけた実力者になるのでしょう。今はスランプと言うよりその充電期間ではありませんか。

4:鹿さん
天龍さん>ありがとうございました!!
同じ経験をされた方と出会えてうれしいです。
現在も悩んでいます。今だに的中は出ません。
私も色々な意見を聴き、優先順位をつけ、一つ一つやっていきます。
そして、一皮向けて復活します!!
悩みすぎですかね??

5:でんきちさん
拝啓、鹿 様。

私は、リハビリ真っ最中・社会人で弓暦ブランク11年(年1回OB会で的前立つ程度)ありの弓道再開した者です。
私も、弓もカケも環境も一新したんですが、和帽子→堅帽子に変えたので、苦労しっぱなしでス。弦枕から外れて耳打ったりと、堅帽子でまだ、2ヶ月くらいです。着脱を繰り返したり、捻り方・取り懸け方を工夫してようやく、巻き藁まで矢を放てるようになった身空です・・・。

本文中の、

>以前と弓も矢もカケも環境も違いますが、もうすぐカケを変えてから半年がたちます

やはり、帽子も変えたんですか?
以前、何処かの過去スレで、弓具に慣れる・馴染むのには、

「弓1月、カケ1年」

とおっしゃった先生が居たそうです。

私はなぜか この言葉に救われました。
きっと、鹿様も、現在 御使用の業物たちを
直に使いこなせますよ。

どうかブランクと思わず、
「まだ、道具が、俺に 馴染んでないだけだ」
と居直ってもいいんじゃないでしょうか?

敬具。

6:たらさん
鹿さん

きつい言葉で申し訳ありませんが、ブランクではないと思います。スランプではないですか?私は現在大学三年生ですが、大学に入り私も環境が変わりました。弓を強くし、カケを変え、矢もジュラ矢からカーボン矢にしました。私は高校からやっており、県大会などで成績は出しましたが、大学二年生の時に一年間全く中らなくなりました。私の経験上、大学弓道で一番大事なのは、高校時代の成績やプライドを捨てることだと思います。高校はこれで中ったのにという考えは一番邪魔です。先輩の指導を信じ、わからないことがあればすぐに聞くという熱心さと謙虚さがあれば中りにつながると思います。高校と大学はかなり別だと思うので、まずはそこからだと思います。実際に私は二年の終わりに高校の結果や考え方を捨て、1からやり直し、試合では今までにない結果を出しましたし、個人戦でも優勝しました。中らなくなる時期は絶対にあります。道具に逃げずに、しっかり練習すれば中りは必ずでてくると思うのでがんばってください。応援しています!

7:sainomiさん
ブランクとは,空白とか空虚って意味ですよね.
でも,日々一生懸命,弓を引き続けている事をブランクとはいいません.

また,スランプって,下向きとか不調って意味ですよね.
でも,「調子が落ち込んでいたが,苦労の末,奴はスランプから脱出した」なんて言葉を,見たり聞いたりしませんか?

私は,大学弓道の厳しさがよく分かりませんが,

「止まない雨はない.」

という言葉を,鹿さんに送りたいと思います,

8:鹿さん
皆様>本当にありがとうございました。
私は昔の実績をいつまでも引きずり、くだらないプライドをもちすぎていたのかもしれません。
自分より下手な人に教わりたくない。すぐに自分が復活する。など思ってました。
もう時期大学入学から一年たちます。

また、本日わかったのですが、例え射がよくない人でも、他人の悪いとこはわかるということです。
本日先輩に久しぶりに見ていただきましたが、やはり自分ではわからない癖がありました。
これからは、今までのことを忘れ、弓道人らしく謙虚にいきたいと思います。

9:鹿さん
皆様、本当にお世話になりました。
近頃は、OBの先輩や同期の意見を取り入れ、練習しています。
しかし、ひとつ質問が出来ました。

過去に的中を量産していた自分がいます。
現在の自分は羽分けも引けません。
このような状況になった場合、過去に戻りたいとは思いませんか?

やはり過去の自分はどのような射だったかを考えてしまいます。
弓、矢、かけを戻し、以前やっていたことをきちんとやっていけば、過去のようになれるのでしょうか?

それとも、過去に戻ろうとせず、新たな射を追求し、長い目で、過去にとらわれずに練習したほうが良いのでしょうか?

的中が出ないのはとても辛いです。
弓を使い始めて約1年、かけを使い始めて7ヶ月、矢を使い始めて1ヶ月です。

まさに、この氷河期をどのように乗り越えればよいのでしょうか?

10:m@sterさん
自分は、過去にとらわれるべきではないと思います。弓は射即人生であるとおもいます。それほどに奥深いものであると思います。一生をかけて自分の弓をつくりあげていく過程で自分の心に磨きがかかるのだと思います。その点で常に射に磨きをかけていく向上心が必要であると思います。的中は確かに前提条件として非常に大切な事です。でも所詮は前提であり本質でないとおもいます。中る射ではなく正射を求めていけば必ずいつか結果として中りがついてくるのだと思います。なぜならば正射ほど中る射はないからです。そんな長い目で見てただひたすら正射を求め、じっくり中るのを待つというのはどうでしょうか?

11:でんきちさん
拝啓、鹿様。
いきなり、「にわか坊主:でんきち」の説法のようで大変恐縮致す限りですが、御許し下さい。
仏教用語で諸法無我(しょほうむが)という言葉があるようです・・・。

■諸法無我(しょほうむが):(中略)我々は、知らず知らずの間に私自身の現存在を通じて、幼い時から成長して現在に至るまで肉体や精神の成長変化を認めながら、
そこに私と呼ぶ実体的「我」を想定し、成長変化してきた私そのものをつかまえて「私は私である」と考える。
しかし、それこそ「我執」なのである。
諸法無我は、この過った考え方をしりぞけて、「変化をその変化のままに、変化するものこそ私なのだと説く」のである。(以下略)

日々変化をする己を全て受け入れる事が諸法無我であれば、少々、過去の道具(特にカケや弓辺りでしょうか?)を取り入れて修練して「変化=高み」を目指したい事をOBの先輩諸氏の方々に御伺いをしてみてはどうでしょうか?

私は、鹿様に、過去の「我」に成れ。とは言えません。只、鹿様の過去の業物を現在〜未来に取り入れて、鹿様が変化し、精神・射技・的中ともに向上し、それをも「変化するものこそ私である」と受け入れられれば鹿様を今、苦しめている心の奥底の闇が、晴れると思うのですが・・・。

※まずは、先輩方に鹿様が「過去使用していた道具を少し取り入れ、かつ現在の部活のやり方で試験運用的に修練に励みたい!」とお願いする事が先に成りますが。
そしてそれが、先輩方からも認められ、試した結果、技術・的中・射形が全て先輩方にも受け入れ・認められれば、
鹿様の成していく変化も素晴らしいものへと刻々と転進していけると思います。同時に先輩方の心境にも変化が出てくると思うのですが・・・。

恐らく、現在の鹿様は、「今の御自身」と「過去の御自身」と葛藤されていると思われます。
「今の我の存在」に縛られず、上記に小生の書いた事が先輩方に受け入れて貰え、「変化する我」を実行に移せると良いのですが・・・。
さすれば、その先輩方も「変化するものこそ私か?」と門戸を広げてくれるかもしれません。
長文失礼致しました。
御健闘、御祈り申し上げます。

敬具。

12:天龍さん
>鹿さん
一旦こつこつやって行こうと決めたら、一年後の自分を信じて、ぶれてはだめです。
高校のとき良く中ったけど、じっくり思い返して下さい。なぜこんなに良く中るのか、自分で分かっていなかったはずです。
あの頃は、白紙の状態に指導され素直に従った技能がピタリとツボにはまっていただけで、これから自らの苦労で積み上げようとしている技とは全く異質のものです。こうだから中る。こうすれば中る。という確信に立脚した的中を身に付けて行くのです。
昔の道具は関係ありません。

13:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>鹿さま
>このような状況になった場合、過去に戻りたいとは思いませんか?
個人的には全く思いません。(また、其のように思うべきではないと思います。)
もし仮に出来たとしても・・・全く中りが戻る補償は在り得ませんしね。

常に上を目指しながら稽古を続けているならば、今現在は必ず過去の自分よりは技術的に於いて上達している筈なのです。
其れを過去に溯って、現在の技術を捨て去っても・・・初心者の時のように引けるはずもないし、当然当時の的中など望むべくもないでしょう。

天龍さまの仰っていることを云い換えれば、初心者は非常に簡単で単純な方法で中てている(いた)のです。
その後練習を重ね、色々な基本や技や技術を覚えてたり身に付けて行けば、(初心者の時には気にも留めなかった)一つの基本や技術の崩れやブレが、自身の射全体に大きな影響(的中も含めて)を及ぼすようになるのです。

今現在中りが付かないのは、自分の射や引き方の何処かに‘誤り’‘悪い点’‘出来ていない点’・・が在ると何故考えられないのでしょうね。
原因を道具などの外的要因に求めていては、上達は臨むべくもない気が致します。(きつい云い方になるかも知れませんが・・・。)

>的中が出ないのはとても辛いです。
はい、ならば練習しましょうよ。
射を見て貰いましょう、指導を受けましょうよ。
それ以外に、上達する術・・・的中を求める方法はないように思うのですがね。

>昔の道具は関係ありません。
天龍さまの仰る通りだと思います。
>弓を使い始めて約1年、かけを使い始めて7ヶ月、矢を使い始めて1ヶ月です。
この書き込みは・・・何を求められていらっしゃるのでしょう?

>「止まない雨はない.」
仰る通りでしょうね。(気持ちの面でね。)
ただ、雨は全くの他人任せですが、鹿さまの現状は・・・自分で打開改善出来る余地やチャンスがあるはずですよね。

>6・10・12
これ等の書き込みを今一度よく読み返さることをお勧めしたいです。

14:鹿さん
m@ster様、でんきち様、天龍様、明鏡止水 ◆IDFFcYqc様> 皆様ご意見ありがとうございます。
今の時期は辛いですが、いずれ光が降り注ぐと信じ、初心に戻り、練習するのが一番の近道ですよね!?
私は以前から使っていたメモ帳があります。
射法八節についてポイントをまとめたものです。
ほぼ毎日書いていたので、書いてあることは様々ですが、そのメモと、教本を照らし合わせ練習に励みたいと思います。
自身の最近の練習を振り返ると、確かに問題点は多々ありました。
その問題点を改善し、射の向上を目指していきます。
すぐに結果が出ないのわかっています。
徐々に徐々によくなると信じています。
皆様、本当にありがとうございました。


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