後輩指導 (投稿8件)[1〜8]


1:ゆみさん
二度目の投稿です。
私は、高校一年生です。
もうすぐ、二年生になります。
そして新一年生が入部してくるのですが後輩指導をどう教えてあげればいいか分かりません。
私の高校の弓道部はなかなか成績が伸びません。
今までのやり方ではなく、心機一転させたいんです。
良い指導方法はありますか??
また、筋トレなどのワークはどうしたらよいでしょうか??
長文ですみません。

2:ああるさん
私が高1のときは
徒手
ゴム弓+肩入れ
素引き
畳撃ち(実践には少し注意が必要)
巻き藁
的前
と順を追い、それぞれの段階で
ある程度の射形を取れるようになったら次に進む、と言った風に教わりました。
ゴム弓の後半からは上級生と新入生其々2〜3人ずつの班を作り、指導を受けました。
また、後輩に対しても同じように指導致しました。

ゆみさんが受けた、“今までの指導”とはどのようなものでしょうか?

3:でんきちさん
私も似たような形式でした。皆、高校から弓道始めるような学区でしたので・・・。
■4月:畳の上で正座・姿勢練習+筋トレ(腹筋・背筋・腕立て伏せ:各50回×3セット+手押し車50m)+徒手で射法八節(大声出して)→今思えば筋トレ弓を引く基礎体力と入学間も無いので、なまった体を強化する目的だったと思います。
■5月:肘入れ1時間(足踏み・胴造りの形の状態で弓手を伸ばし壁に手の平を当てて弓手を捻る)+ゴム弓で射法八節(大声出して)→但し、既出のスレで猿腕について捻りの注意事項があるのでお読みください。下手に肘入れをやると体を痛めます。4月の筋トレは肘入れに備えてだったのでしょう。
■6月:素引き+畳打ち(畳は3枚重ねで、先輩立会いで。)→但し私の母校は和帽子だったので素引き+弦枕を師範に見て頂きながら慎重に素引きを繰り返し行いました。弦枕がずれないように先輩も必ず立会いで。
■7月:巻藁打ち(必ず先輩立会いで。)→ここで、7月中・下旬頃、自主練習の時、早い者は数本、的前で矢を放つ様になりました。
■8月:伊勢神宮弓道場で合宿+本格的に体配の細部、姿勢・目線を広い道場内部で夜中まで練習。合宿後、夏休み頃には、全員的前で、正規の練習時間五立ち(計20射)取る。
→必ず1年生3人立ちの組にして、前後左右から先輩が指導し、立ちを待っている先輩も常に指導に廻る。
■9月:正規練習後必ず、先輩にご指導頂く。(一人当たり1時間から2時間弱。)
■10月:各地区の小さい大会に1年生も参加する。この頃に無指定で昇段審査にも挑戦させる。
■11月〜12月及び翌年3月は、正規練習後必ず、先輩にご指導頂く事もさる事ながら、新入生への指導方針・次期部長代行、危険回避の為の再確認などを先輩方と打ち合わせる。
私の母校は常に男女構わず応援団さながらに大声を張り上げて活動してました。危険回避の為です。又、4月〜12月一杯まで毎日、正規の練習後、今日の反省会として先輩から説教を受けます。ここでも常に怒鳴り声です。4月から常に殺人凶器を扱う恐ろしさを学ばせる為です。少しの失敗でも連帯責任で学校の敷地の外周を3周する事もありました。他人の失敗でも明日は我が身と諭す為です。長々と月毎を追って説明してしまいましたがお許しください。但し、是を全て鵜呑みにしないで下さい。学校の校則や帰宅時間の制約が厳しい学校では是等の様な事は出来るか判りませんし、肘の捻りに付いては先にも書きました通り、成長期の体を痛める事があるので、顧問の先生や同期の皆さんと良く吟味して練習方法・指導方法は考えて行かれる方が良いと思います。

4:でんきちさん
若輩者のならず者が、立て続けにすいません。御許しください。本文中の

>私の高校の弓道部はなかなか成績が伸びません。
>今までのやり方ではなく、心機一転させたいんです。

という、ゆみさんの高みを目指す御志は素晴らしいと思います。頭が下がる思いです。ところで、「心機一転したい」と言うのは、部活の顧問の先生を始め、新三年生・新二年生ともに御了承済みなのでしょうか?先生と部員一願となっての「今までのやり方」を変える方針で行かないと、部内で亀裂が生じてしまう可能性も大です。「高みを目指す御志」は決して否定致しませんが、高校3年間みんなが無事、部を辞めることなく、怪我・事故を起こさず過ごされる事が大切で、卒業してもお互いの事を気にしてあげたり、慈しむ事が一番の武道の理でもあると思います。「変えたい」と気が早まって事故・怪我など起こさぬようにして練習方法を検討してください。私は建設業の為、工期が迫り焦って現場で事故・時には危篤になる重篤災害を何度か見てきました。弓道においても危険な業物を扱う事に替わりはありません。どうか部内の皆様で方針・方向転換を御検討の際は慎重に行って下さい。

5:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>ゆみさま
>私の高校の弓道部はなかなか成績が伸びません。
>今までのやり方ではなく、心機一転させたいんです。
>良い指導方法はありますか??
残念ですが単なる方法論の問題だけで返られるとは思えません。

また、指導法や練習方法を代えたと云って、其れが直ぐに結果に結び付くとは考えない方が宜しいように思います。
ゆみさまの地域の強豪高と云われる学校も、いきなり強くなっている訳では無いはずなのです。
指導の方が色々お考えになったり、試行錯誤を繰り返すことを何年か続けた中で生まれて来るものだと認識しております。

>後輩指導をどう教えてあげればいいか分かりません。
特に、斯様に書かれていることを考えれば、部としての指導法の確立や継承(受け渡し)が殆んど為されていない様に見受けられるのでです。


部員の皆さま方の成績(試合結果)に対する意識を徐々に高めて行くことや、試合や結果に対する(強い)気持ちを結集させることが先ずは大前提だと思うのです。
(言葉が悪いかも知れませんが、遣る気がそこそこな状態で・・・練習法のみ小手先で弄っても代わり映えしないと思うのです。)

全てのスタートラインは其処からだと思いますので、先ずはゆみさまが問題提起を為されて、部員全員の方でミーティングなどでお話し合いをされては如何でしょうか。

其の上で、本気で試合を目指した練習や、入賞や勝つことを目標に考えた努力をしてみませんか。
そして……心から悔しい思いをしてみましょう。
そうすれば「はなかなか成績が伸びません」と云う言葉や表現も変ってくると思うのですが・・・。

焦って大きな変化を求めようと思わないで、着実に出来る処からみんなで(話し合いで)考えて変えて行きましょう。

6:ゆみさん
ああるさん。
ありがとうございます。
私は、
筋トレ(腕立て・腹筋・背筋・ランニング)
ゴム弓
ある程度できたら素引き
…でした。

7:ゆみさん
皆さん。
厳しいご指導ありがとうございました。
明後日、部活があるので皆で話し合いたいとおもいます。

8:ああるさん
ありがとうございます。
メニューとしては問題があるようには思えません。後は部として目指す、あるいは新入生に目指させる射の質の問題だと思います。

高校時代の私や私の友人達は自分なりの射と言うものを意識していまして、課題が見つかるたびに「射を変える」と言っては目指す射をころころ変えていました。
しかし変えたからと言ってすぐさま的中が伸びるワケではありませんでした。違う方法を模索するよりも、質の向上を念頭に置いたほうが良い場合もあります。
質の良い指導が何なのか、と言う点はご自分達で考えていかれるのがよろしいと思います。
頑張ってくださいね。


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