弓返りと打ち切り (投稿3件)[1〜3]


1:弓さん
今自分は弓返りしているのですが、
手の内のゆるみを指摘され、
打ち切りを薦められています。

今後の参考にしたいので
打ち切りのメリット、
デメリットを教えてください。

2:白 ◆SjEdbYioさん
手の内は矢に弓の力を乗せるにあたって重要です。押手の手の内をよく修練する理由は、押手の押しをしっかり弓に伝え、さらにそれを矢に伝えるためです。

弓さんは離れの瞬間しっかり押し切れていますか。
両下筋の伸びを感じて離れているでしょうか。
弓返りは後からついてきますが、手の内の締めや詰め合い・伸び合いをおろそかにしていると癖になってなかなか直りません。そういう事を考えた上での指摘ではないでしょうか。

とりあえず、打ち切りにすれば、押しの安定が見込めるでしょう。
デメリットとしては、弓への衝撃が強いこととでしょうか。

3:ウニさん
打ち切りのメリットは、
・押手の下筋を利かせたまま、押し切ることができる。
・緩みがない。
・剛弱が利きやすい。

デメリットは、
・手の内を「締める」のではなくて「握る」と、離れでの反動が大きい。

くらいでしょうか。

90°くらい返る打ち切りが良いと思います。


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