的付けについて (投稿22件)[1〜22]


1:弓道人さん
自分は的を見る時に主に左目で見るのですが、先輩から的は右目で見た方がいいと言われました!!
やはり、右目で的を見た方がいいのでしょうか?

2:スカイブル〜 ◆8onzVAa6さん
左目重点で見ると目線の弓に対する角度が大きくなります。
右目重点で見るほうがその角度が小さくなります。
普通、的付けは弓を基準に、半月、新月、満月・・・etcといった風に付けるはずです。
左目で弓を基準に上記のような的付けをすると恐らく的のはるか前を狙うことになるはずです。危ないですよ。

それ故に、右目で見たほうが良いということです。

ということで、長くなりましたが狙いは絶対に右目でつけましょう。

3:弓道人さん
そうなんですか!!
ありがとうございます。
的を右目で見るようにするにはどうしたらいいですか?
教えてもらった方法には左目を閉じて的を見る方法があるのですが、左目だけを閉じる事が出来ません。
他に方法ってありますか?

4:みっちょむさん
残念ながら、人には利き目というモノがあります。
想像するに、弓道人さんの利き目は左目の様ですから、無理矢理右で見ようとすると、体の重心すら動かしかねません。
真後ろから、正しい的付けの位置を先輩や指導者に見定めてもらいその見え方を体に覚え込ませるしかありません。
こういう私も利き目が左で、しかも軽い内斜視(笑)なので、的付けがうまくいきませんでした。
先輩にお願いして的付けを見て頂き、その感覚を覚えたところ、確実に的中率が上がりましたよ。
今では、的にとらわれて「探る」よりも正射的中を目指しています。

5:猿さん
左目を隠す方法に眼帯をつけるという方法もありますよね。 こわくてできませんが

6:sainomiさん
こんばんは

実は私も効き目が左目なのです.
人ごととは思えないので,私もアドバイスをさせて下さい.

まず,左目で的付けができるかと問われれば,できないことはありませんというのが答えです.
右目の視力がほとんど無い方でも正しい矢乗りで,弓を引いているという話を聞いた事がありますので.

でも,正しい指導を受けないととても難しいとも思ってます.
左目で狙おうとすると,前の的あたりを目標として狙いを付けないといけないからです.
教本や射法八節図解の「大三で的が肘裏あたり」「会で半月」等狙いの説明はあくまでも右目でみた場合のものです.
図解をよく見ると.線が右目からでています.
では,左目から大三の肘裏や会での弓の辺りに向かって線を引いてみるとどうなるでしょうか.線の先は,的の印よりも前にいってしまいます.

正確には.的間隔にもよりますが,前の的の左端よりも的一つないし二つ分後ろに来ると思います.何もない安土を狙うことなりますので,これが,とても難しいといった理由です.

次に,大三から会にかけて,効き目が右目の人と同じ様に狙いをつけていたとするとどうなるでしょうか.おそらく後ろの的あたりを狙っていると思います.
実感するためには,片目をつぶれる人に,左目をつぶった状態で大三から会の狙い,同じく左目をつぶった場合,とやってみて貰って下さい.
横でみていると違いが分かると思います.

(長くなりましたので続きます.)

7:sainomiさん
これらの違いが分からずに引いていると,後ろを狙った矢を的にとばすことになりますので,「弓手の前への振り込み」「べたおし」「妻手の送り離れ,ゆるみ離れ」などの射癖がでてきます.
また,それ以外にも,「三重十文字の崩れ(ねじれ)」「物見ののぞき」なども考えられます.

さて,以上のことから,やっぱり右目で狙うに越したことはありません.
一番よいのは,効き目を右に矯正することですね.
猿さんがおっしゃるように,眼帯をするのも一つの手です.
この方法で矯正した人もいます.
片目がつぶれれば,左目だけを軽く閉じる事で,効き目を右目に移すことができるのですが,できないとなると,この方法はちょっと無理ですかね.
あとは,ちょっと難しいのですが,焦点をぼかすという方法もあります.
的に向かって,指を一本つきだしてみて下さい.的に視点を合わせると,指がぼやっとしてきて二本見えてくると思います.
このとき,的に向かって,左側の指が右目に写る指の像です.
これを応用して,大三において,ぼやっと写る二本の肘の左側.会において,ぼやっと写る二本の弓の左側を的にあわせて狙いを付けるというやり方です.

いずれの方法も,気づいたら左目で狙っていたということがありますので,先輩や指導者の方に,縦線が崩れていないか(主にのぞき込み),三重十文字が崩れて(ねじれていないか,常に確認して貰って下さい.

以上.長々と失礼しました.

8:sainomiさん
追伸

みっちょむさんの「正射必中を目指す」素晴らしいですね.
いつかは私もその感覚をつかめたらと思います.

9:ぬふぬふさん
>やはり、右目で的を見た方がいいのでしょうか?
これは片方の目をつぶりもう片目で狙いをつけるって事でしょうか?

10:弓道人さん
ぬふぬふさん、そういう事ではなくて主に右目を使って的を見ると言う事です!!

11:ぬふぬふさん
>主に右目を使って的を見ると言う事です!!
では両目で的を見てはいかがですか?
人によっては的が2つ見えたりしますがなれると1つに見えます。 ちょっと私には両目をひらき
片目を主に使うことが理解できない(無意識のなかでやってるかもしれませんが)のです。 両目をつかい矛盾した話ですが漠然と的の中心狙えば利き目などあまり関係してこないかなと思います。

12:sainomiさん
6の書き込みで間違いがありましたので訂正します.

(誤)
>同じく左目をつぶった場合,とやってみて貰って下さい.
横でみていると違いが分かると思います.

(正)
>同じく右目をつぶった場合,とやってみて貰って下さい.
後からみていると違いが分かると思います.

>ぬふぬふさん
おっしゃるとおり.最終的に会においては,的を両目でみるのがよいと思います.(遠近感がとれなくなるので)

>漠然と的の中心狙えば利き目などあまり関係してこないかなと思います。

この部分については,ちょっと反論させていただきます.
言葉での説明は,前記のとおりです.

一度,的前で,打ち起こしから会にかけて,右目をつぶってみると,効き目が左の人が見ている世界(というと大げさですが)が実感できると思います.

大抵の人は三重十文字が崩れます.(後ろの的を狙ってしまう.)
三重十文字が崩れない人は,前的を狙っているような不安にかられます.

13:ぬふぬふさん
>見ている世界(というと大げさですが)が実感できると思います.
昔遊び程度ですがやりましたよ。 そこで出た結果が『的に当たる所を狙えばどこを狙ってもOK』でした。 たとえそれが的の後ろの安土でも前の的でも。 私の知り合いの利き目が左の人もです。その人も的に飛んで行く所を狙っているようです。 そこに狙って的の中心に飛んで行くのであればそこがその人の狙いかなと思います。 ただそれで射形が崩れたら問題かなとはおもいます。 

14:弓道人さん
的付けの事なのですが、自分は主眼が左で、主眼を右に変えたいと思うようになりました。
考えたのですが、僕はコンタクトをしています!!
主眼である左目のコンタクトを取れば自然に右目で的を見るようになると思いました!!
この考えは、どうでしょうか?
意見、よろしくお願いします。

15:sainomiさん
>ぬふぬふさん

自分の中に正しい規矩をつくることが大事というのが,前述の本意でしょうか?

「矢が的につく」という外観的動作と「矢を的につける」という内観的動作。
これらの違いが分からない内は,やっぱり自分の見ている景色と言葉の説明(的は肘のあたりなり,半月なり)に混乱を起こしがちだと思います.
私が初心の頃、両者を混同した結果いろいろと苦労した思い出があったので、ちょっと、絡んでしまいました。
ぬふぬふさんや返信されたみなさん,スレ主さんはご存じだったみたいですね.なんか,自分の思いが先行した返信で,改めて見返すとちょっと恥ずかしいです.

>弓道人さん

いろいろと考えてますね.
簡単に出来そうな方法ですので,試した結果をまた教えてください.

それと,コンタクトレンズを外すのは弓の時だけですよね.
普段の生活でも外していると,右目に負担がかかったり,思わぬ事故も起こしそうなので,無理はしないで下さいね.
私は,メガネの左右の度を変えたりしたら目が回ってしまって,結局また作り直しました.(はは...)

私の聞いたところでは,効き目というのは訓練次第で矯正可能だそうです.(訓練といっても大げさなものではなくて,利き手の反対側で箸を使うようなものだそうです.)

16:現代っ子さん
あの、皆様に聞きたい事がありまして、主眼が左目の方は狙いはどうしていますか?
ぜひ、教えて下さい!!

17:sainomiさん
>現代っ子さん

こんばんは

「時間がありません…」でいろいろと質問をされている現代っ子さんでしょうか?
当該スレッドで明鏡止水さんをはじめ,いろいろな方からご指導を受けていると思います.

「あれもこれも直したい!!」
って気持ちはわかります.(私もそうです.)でも,あれもこれもいっぺんには直そうとするのは,なんていうのかな,コンパスや地図も持たずに,知らない山道を歩くようなもので,結局迷ってしまい,目的地にたどり着くのはとても難しいと思います.

まずは,明鏡止水さんがおっしゃっていたこと.
正しい十文字(上の説明でいう,コンパスにあたりますね.)を基準にしないと,左目の狙い方の説明もできません.

 あなたの打ち起こしから大三,大三から会にかけての射を,本座のあたりから,できれば斜め上からデジカメなり携帯なりで動画を撮ってもらい,そこに写る自分の射について,三重十文字と(足踏みの方向,腰の方向,肩線)と縦線(物見(首),背中,腰,足のライン)がどうなっているかを先生や先輩から説明していただいたこと,また,自分が気づいたことについてお返事下さい,

回答いただければ,主眼(効き目)が左の場合の狙い方のアドバイスを,私のできる範囲でしてみたいと思います.

18:現代っ子さん
》sainomiさん
今の僕の状況は、足踏みは開く角度を60度を意識して、的の中心に足のつま先がくるようにしています。
腰の位置は大三をとる時に斜め前に腰が向いてしまいます。肩の位置は呼吸を意識してつまったりしないようにしています。
引き分けの時に体の重心が後ろにいってしまい、体がそっています。
これが自分なりに考えたり気付いた事です。

19:sainomiさん
>現代っ子さん

よく返信してくれました.
ちょっと,つっけんどんなレスだったかなと,内心おもっていたので.
でんきちさんのレスも,あなたを始め悩んでいる人の助けになりたい!という「(漢の)熱いオモイ」があったればこその書き込みだったと思います.

さて,本当は始めに注意したほうが良かったと思いますが,同じような内容の質問は,マルチポストといって,ネットマナー上(実社会でも一緒です.),お行儀の悪い事とされていますので,今後は控えてくださいね.(理由は調べるなり考えるなりして下さい.)

あなたの考えた縦横十文字に関しては,明鏡止水さんが的確なレスされていますので,私はコメントを控えさせて頂きます.

効き目が左であることに関しては,私の6,7の書き込みをもう一度読み返してみて,お返事下さい.
よく分からないって答えもありです.
ただ,ここの部分が分からないとか答えていただけると私も助かります.

20:現代っ子さん
》sainomiさん
自分は確かに先輩に狙いを見てもらうと後ろの的ぐらいを狙っていると言われました。
左目で狙いを満月にしてみたんですけど、どう思いますか?
すみませんが、焦点をぼかして的付けをする方法について詳しく教えて頂けませんか?

21:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>sainomiさま
お話(ご指導)中横から勝手な割込みをお許し下さい。



>現代っ子さま
>左目で狙いを満月にしてみたんですけど、どう思いますか?
すみません、此れ・・意味がよく解らないのです。
どう云う状態から「満月」に変えられたのでしょうか。

所謂‘半月’‘満月’‘新月(闇)’などと云うのは、一つの的と弓との見え方の喩えにしか過ぎません。
上記の状態が「狙い方」だとは思わないで戴きたいのです。

あくまでも、自分にとっての正しい狙いとは、後ろから第三者に見て戴いて、矢の狙っている方向を的に合せた状態で、自分自身が見た的と弓との景色で在り・・其の位置関係を確認して覚えることです。

其処で、もう一度確認しなければならないことは、胴造りで在り三重十文字であると云うことなのです。
当然ですが、肩や腰の線が動けば、簡単に狙いの位置関係が変ってしまうと云うことですね。
また、胴造り(三重十文字)が確立出来ていないと、第三者に云われた狙いに自身が修正する時に、肩や腰を動かして狙いを変えてしまうことが充分に予想されます。(此れは全く意味がないことです。)

別のスレでの書き込みに対しお応え・・が無いようですが、胴造りや十文字の狂いに関して、現時点では如何なのでしょうか?

22:sainomiさん
>明鏡止水さん

いえいえ,明鏡止水さんが危惧されていることは,何となく分かりますし,私も的付け(狙いと矢乗りの違い)と胴造り,三重十文字は一体で指導すべきものだと思いますので,別々のスレッドで分けるよりも,まとめた方が良いと思います.(私も勉強させて頂きます.)

>現代っ子さん.

20,21の部分の理解によって,今後のあなたの弓の方向性が決まる,と言ってもよいくらいとても大事なところだと思います.

また,将来の後輩さん達の指導にも関わってくる部分です.

時間をかけてでも,明鏡止水さんのおっしゃている意味を,よく考えてみましょう.


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