大三の肩肘 (投稿4件)[1〜4]


1:スランプさん
今の弓よりも強い弓を引いたら、軽い弓でも肩が突っ掛かるようになってしまいました。
大三した時に昔は肩甲骨が入るような感覚があったのですが、治す事ができません。
ゴムも軽い弓も1ヶ月は試しました。
どうすればいいでしょうか。現在18`です。
大三で馬手肘が体ラインと同じくらいの位置にあり、会は持てます。弓返りもします。

2:松さん
どちらの肩が突っ掛かるようになってしまったのでしょうか?

また、どの段階でそのようになってしまうのですか?

> 大三で馬手肘が体ラインと同じくらいの位置にあり

それは引き過ぎのように思います。大三に開くときは弓手側だけ動かす感じで開き、馬手は肘が動かないように、弓手に引かれて曲がっていくくらいでいいのではないでしょうか。ここで無理に馬手を張るから肩が突っ掛かるのかもしれません。

肘が体ラインと同じくらいになるのは、矢が眉毛を過ぎるくらいまで引き込んでからかなと思います。

3:スランプさん
言葉足らずで申し訳ありません。
左肩が詰まってしまいます。大三始めで三角筋に力が入るようになってしまって。
大三で左の背中使ってる感覚があった時は引いても絶対左肩が使えていたのですが、大三の感覚を忘れてからは時々肩を使えないまま会に入ってしまいます。

右は偉い方に見てもらう機会があった時に、大三で肘を上げろと教えていただきました。

> 大三で馬手肘が体ラインと同じくらいの位置にあり
>それは引き過ぎのように思います。

先日部員に指摘されたので書かせていただきました。
離れで服に当たってしまうので、見てもらって矯正しようと思っています。

4:松さん
> 大三で左の背中使ってる感覚があった

左の背中を使うなら、右の背中も同じように使うと均等になるのではないでしょうか。

> 右は偉い方に見てもらう機会があった時に、大三で肘を上げろと教えていただきました。

右のひじを上げるなら、それと同じような力を左にも入れるべきです。それが不自然なら、右の肘を上げすぎだということではないかと思うのです。

極端な話をすれば、弓道は左右均等なのですから、肘から先の形を無視するなら、肩肘は左右同じような力の使い方になるように意識するべきです。
両腕の会での納まりの形は異なるのですが、内面的な力の方向のイメージは同じになるようにしています。

あと、背中を使うというのは、肩甲骨を意識するとわかりやすくなると思います。肩、背中と分けて考えず、肩甲骨に集中して寄せるよう動かすと胸が開き、肩根が固定されていいかもしれません。肩と肩甲骨は一体で動きますから。


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