離れで頬に当たる (投稿14件)[1〜14]
- 1:ペッパーさん (07-02-07 19:22, ID:uJ4b9uQ [11099])
- 私の弓道の友人で離れの際、耳ではなく頬をかすめる人がいて、打開策を探してます。
解決法をお持ちの方、是非教えてください。
見た感じ、顔も向いてるし、右手のひねりもしているんですが・・。
- 2:スカイブル〜 ◆8onzVAa6さん (07-02-07 19:49, ID:FC0bUu6 [11100])
- ほかに思い当たるのは手の内が緩んでいる、角見が効いていないなどですね。
- 3:ペッパーさん (07-02-07 20:38, ID:uJ4b9uQ [11102])
- 手の内が緩む、角見が効いていないとはどういうことですか?
- 4:松さん (07-02-07 21:24, ID:nfKcgeo [11104])
- 日本の弓は矢を右側につがえます。そのまま矢を放てば、弓が邪魔して矢は右に飛んでしまいます。
そこで弓を左にねじれるようにして持ち(弓を横から持って、横にある弦を後ろに引けば弓がねじれる)、離したとき弦が右寄りを通るようにして矢をまっすぐに飛ばします。
弦が弓に対して右寄りに通るということは、つまり体から離れてやや外回りを通るということです。
外回りを弦が通れば、頬や腕をはらうことはありません。
手の内や角見は、弓を効果的にねじるための技術です。
>手の内
弓を持つ手のひらの握り方。会派によっていろいろな方式はあるが、効果的に弓にねじれを生じさせる目的は同じ。手の内が緩めば弓にねじれが発生せず、矢は前に飛び頬や腕を打つ。
>角見
手の内の親指の付根を押す技術のこと。離れで、親指の付根を的に付き出すように弓の角を押せば、弓に生じるねじれが増強され、弦の復元する初速が高まり、矢勢が増す。
- 5:ペッパーさん (07-02-08 22:53, ID:uJ4b9uQ [11112])
- 松さん、わざわざありがとうございます。
これまた質問なのですが、弓を左にねじるとはどういうことですか?弓が自分に照るようにするってことですか?
- 6:保つさん (07-02-09 01:40, ID:AYmlGxM [11117])
- 話の腰を折るようで申し訳ないのですが、
馬手のひねりが足りないという可能性もあります。
- 7:ペッパーさん (07-02-09 13:02, ID:uJ4b9uQ [11121])
- 具体的に馬手をひねるとはどのようにやるのですか?
- 8:松さん (07-02-09 20:40, ID:UmCM4Mc [11130])
- > 弓を左にねじるとはどういうことですか?
細かいようですが、弓をねじるのではなく、弓がねじれるように持つのです。
手の内はねじれの反発力をまっすぐに押さえるのであって、手首でもって必要以上に弓をねじるのではないのです。
弓が左にねじれるというのを説明するために少々極端な例えをします。
弓を真横から握ると弦が腕に対して直角になりますよね。握りをそのままに、弦を体のほうに引けば、弓は縦軸に回転しようとしますが、握りを回転させなければ弓がねじれます。
実際には、弓は真横からではなく斜めから握る(大三に移るとき斜めから握った位置で手の内を止める)のですが、どの程度斜めかは諸説ありますので、先輩方にならってください。
それと、ねじれに対して手首を曲げることで対抗するのではなく、あくまで真っ直ぐに押すように意識して、離れで手首が曲がらないようにすることが大切です。
> 弓が自分に照るようにするってことですか?
弓は照るより伏せるくらいのほうが、馬手のひねりに対応できます。
> 具体的に馬手をひねるとはどのようにやるのですか?
取り掛けるとき、かけの控え(親指付け根の手首部分)を見て、その視線の方向に控えを押し下げるように、肘から先を一体的にひねります。
そうすると、弦に弦枕が押し付けられ、矢を人差し指の付け根で押さえることができると思います。
そのとき、かけ帽子が弦と直角で、手首が上にも下にも曲がっておらず、小指の筋(空手チョップで当てるところ)が伸びるように保てばいいでしょう。
あとは、それを引き分けの間中保てるようにします。
長いなぁ。どうもすいません。
- 9:ペッパーさん (07-02-12 20:37, ID:uJ4b9uQ [11205])
- 弓返しが出来てないと頬に当たることは考えられますか?弓返しが出来ないにしても、90度ほど回れば大丈夫ですかね?
- 10:松さん (07-02-12 21:02, ID:UmCM4Mc [11207])
- 残身で弦が90度まで回るなら、必要なねじれが利いていると思います。
弓返りができていれば、それだけねじれも強く働いているといえるかもしれません。しかし、意図的な弓返しでは離れの瞬間に手の内を緩めるので、逆に弓のねじれが戻り、頬に当たることにつながるように思います。
それよりは、弓のねじれを強く出すために握り締めているほうがましです。まあ、ねじって持っていても、離れの瞬間に押していないと、馬手に負けて弦が体に近づくので頬を打つかもしれませんが。
あと、残身で弓が照っていませんか?弓が伏せるくらいのほうが頬を打たないと思います。
- 11:ペッパーさん (07-02-12 22:21, ID:uJ4b9uQ [11212])
- もしかしたら照ってるかもしれないす・・。
照らないために左手(左腕を)的を見た状態から時計回りにひねってみる(外見から見てもひねってるのか分からないくらいで、力を加えるような感じ)のは得策ですかね?
- 12:松さん (07-02-12 23:01, ID:UmCM4Mc [11214])
- 弓が少し伏せ気味になるのは、手の内の親指の根元を的に突き出すように、弓の角を押すからです。
親指が手首にまっすぐになるように伸ばした状態で弓を握れば、弓が少し伏せるのがわかると思います。
> 左手(左腕を)的を見た状態から時計回りにひねってみる
ひねりを加えるのではなく、まっすぐに押すように心掛けないと、そのうち行き過ぎて逆に悪くなるかもしれませんよ。
- 13:ヒミツさん (07-02-12 23:55, ID:Jt8yT4M [11217])
- 弓返りしてないのに加え、顔向きは大丈夫でしょうか?
一時凌ぎの方法として、会の状態で顔が入らないように弓を斜めに傾ける事で打たない方法もありますよ〜。
あくまでも凌ぎですから、後は努力で治しましょう。
- 14:ペッパーさん (07-02-13 11:36, ID:uJ4b9uQ [11221])
- ありがとうございました!
ホーム >
弓道座談会 >
2009/06まで 技術・体配編 >
離れで頬に当たる (投稿14件)[1〜14]
(c)デビール田中 : 問い合わせ