大三のとり方について (投稿5件)[1〜5]


1:旧人さん
はじめまして、高校で弓道をしている旧人といいます。早速ですが質問させていただきます。いろいろな人の射を見ていて思ったのですが、打ち起こしの高さが同じでも、大三の高さが人それぞれで違うなのはどうしてでしょうか?ちなみにぼくはどちらかというと高めのほうなのですが、弓手は上へ張り上げるように、馬手は体のほうへ担ぐようにしてとっています。低めにとっている方がどのようなことを意識されてとっているか非常に気になります。後輩の指導など、今後の参考にさせていただきたいと思いますので、教えていただけたら幸いです。

2:深翠さん
教本の付録にある引き分けの挿絵のくだりに大三の図と注釈があります。この図と注釈通りにしています。

3:松さん
打ち起こしから大三に移行するとき、基本的に右肘の位置は変わらないようにするものではないでしょうか。そうすると、打ち起こしの肘の高さで大三の高さも変わるかと思います。

> 弓手は上へ張り上げるように

これ、興味深いところです。私なら「弓手は前へ張り開くように」となります。そうすると低めの大三になるのかもしれません。

4:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
「大三あるいは三分の二などの場合、外観的には形がとめっているように見えるが、体の全体の働き(張り)を考えての規矩である(教本1巻P114より)」
この張りをどうイメージしているか、どう作るか・・筋力や骨格、弓力や射法等によって人それぞれです(もっとも、これは大三に限った話ではございませんが)。このため、大三の高さも人それぞれ違うと考えます。

>後輩の指導など、今後の参考に・・・
もっとも、教本には「額の約一拳ないし二拳分のところ」とありますので、初心者の方にはそのように指導されては如何でしょうか。

5:旧人さん
大三の考え方、力のイメージでかわるのですね。ありがとうございます。基本に忠実に教えたいと思います。


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