髪の毛を払う (投稿12件)[1〜12]


1:蜜柑さん
高校2年生の蜜柑です。タイトルの通り、ここ一ヶ月前くらいから、離れで髪の毛を払うようになってしまいました。今までこんなことは無かったし、もうすぐ大会なのに直らなくて困っています・・・。友達に見てもらっても一向に悪い点が見つかりません。考えられる原因としてはどんなコトがあるのでしょうか?どなたかアドバイスお願いします。

2:ジャオさん
払いだしたあたりに変えたところ(弓や弦の種類、射についても)はありますか?

3:蜜柑さん
>ジャオさん
特に変えたことは無いと思います。変わったことといえば、髪を払うようになる前は2ヶ月(?)ほど弓手の腕をはらっていました。その後、腕はたまに払うくらいになり、一時期すごく的中率が良くなって、その後から髪を払い出したような気がします。今も髪を払いつつも的にはそこそこ中っているという状況です。

4:ゆみんちゅさん
髪や腕を払うのは手の内が効いていないためです。一般的には矢所は前に集まり的中は落ちますが,それほど落ちていないとすると狙いを後ろにずらしてカバーしているのかもしれませんね。把の高さが低すぎる場合も払ったりしますが。手の内の見直しと,髪が長いならピンでとめるか後ろで縛ることをおすすめします。

5:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>髪や腕を払うのは手の内が効いていないためです。

と断言しておられますが、その理由はなんでしょうか?

6:ジャオさん
腕を払っていて、髪を払うように。
弓と弦の間に頭が入っていませんか?左肩が前になっていたり、緩みがあると払いやすいと思います。
腕をたまに払うとありますが払う時と払わない時はなにが違うか考えてみて下さい。さらに、いろんな人に射をみてもらって原因をみつけて下さい。

7:水牛さん
>髪や腕を払うのは手の内が効いていないためです。

>と断言しておられますが、その理由はなんでしょうか?

とりあえず身近な指導者に手の内の原理および入れる理由を伺ってみてはいかがでしょうか?

8:天龍さん
角見の効果が45度くらい弓を捻っていると仮定すると、弦は弓の右7cmあたりに向かって戻ってゆくと思われます。とすると顔の横を通過する時は計算上1.5cmくらいの隙間があり、かろうじて耳や髪、頬やメガネに当たらないということになります。
この条件は、弦が低かったり、顔向けが甘かったり、離れがちょっとおかしかったり、もちろん大前提の角見が効いていない等少しでも狂いがあれば崩れてしまい、痛い思いをするのでしょう。
意外と中りには影響しないのも事実ですね。

9:ゆみんちゅさん
>と断言しておられますが、その理由はなんでしょうか?

水牛さんや天龍さんのおっしゃる通りです。ジャオさんのおっしゃるように,顔向けなども影響しますが,そのように見るからに払いそうな引き方というのは見ればすぐにわかります。そうした原因が見あたらなければあとは手の内です。手の内の働きは目には見えづらいので,髪や顔を払う&前矢が出ることが手の内の崩れの一つの目安になります。

10:銀杏さん
髪を払うとしても顔や腕は払わないと理解した上で話します。
的中はあまり下がってないのですよね?
「よく中る人は弦が体の近くを通る」とよく高段者の方に言われます。その際、骨格や髪型等により髪を払うということが起きるそうです。もしかしたらそういうことかも知れませんが、取り敢えず手の内・肩の位置・引き切れているか等の一般的に払う原因を確認してみてはどうでしょうか?

三重十文字の出来具合いや弓手の受け方によってもかなり変わりますので、足踏みから確認して、射法八節を順に一節づつ丁寧に引くようにしてみて下さい。
堕文失礼しました。

11:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
>9
ゆみんちゅさん

>髪や顔を払う&前矢が出る事が手の内の崩れの一つの目安になります。

とんでもない間違いです。目安にも何にもなりません。
ダゴ握りと言われる握り方で手の内が効いているようには見えません。でも矢は矢乗りに従い真っすぐに飛びます。
手の内が効かなくとも矢は真っすぐに飛びます。髪や顔を払う事もありません。ただし体構えに歪みがなければ。
手の内の当て所に握りが正常に当たっていても体構えに歪みがあると、その手の内が効かない(十分な効果を発揮しない)だけの事です。
手の内を効かせるためには、その手の内を効かせる(支える)ための体構えが必要なのです。
だから、前矢の原因や髪や顔や腕を払う原因を『手の内が効かないからです』と断言するのは間違いです。
足踏みの線、腰の線、肩の線が一枚板(三重の体構え)となり矢の線が、その板に対して、ほぼ平行にある時、手の内は当て所がデタラメでも矢は矢乗りに従い真っすぐに飛びます。その時どこも払いません。勿論、弛まなければです。

手の内や角見を効かそうと弓をネジレばネジル程手先に力が固まり、体構えを崩し、前矢や払いを強め悪癖が身につき易くなります。
手の内を効かせたいなら体構えの歪みを修正し、弓をネジルのではなく、手のひらの皮を弓にネジラセル事が必要です。同じく角見を効かせたいなら体構えの歪みを修正し、手の内(虎口)に受けた弓力を右肘先に伝えるだけで事足ります。

旧座談会にも、この辺を突き詰めて書き込みしてある過去ログが多々あります。
一度、目を通された方が良いでしょう。

12:元 ◆ntlC4wAIさん
>蜜柑さん
髪が伸びてたりして‥‥?
ま、ひょっとしたら取り掛けや離れの切り方に原因があるかも知れませんね。
手の内がどうでも妻手のちょっとした切っ掛けや離れの瞬間のクセで顔も胸も腕も払ってしまう可能性はあります。
なので払うからと言って弓手手の内だけこねくり回すのはあまり良いことではありません。


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