繰立持的射礼について (投稿8件)[1〜8]


1:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
昨年県連で、中央の先生(範士八段)を講師にお迎えして講習会を受けました。その際、先生が「来年(つまり平成18年)からは繰立が正式導入されるから、よく稽古しておくように」と仰いました。このお言葉に従って、繰立持的射礼を稽古してきました。しかし、未だに正式導入の話はありません。それどころか、弓道誌には「正式導入を先送りする」旨の記事があったので、これからどうなるのだろうかと思案しております。
裏情報をお尋ねするようで恐縮ですが、この辺の事情や見通しをご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さい。

2:紫弓さん
 もともと繰立射礼は他の武道との合同演舞のときに弓道は時間がかかると言うことで、デモンストレーション用に考えられたものと伺っております。いつ披露したり練習するかの問題があるかの方が問題なのではと思います。
 この点を気にすると立射の襷捌きの動向も気になりますよね。いづれにしろ、意図することを明確に説明してくれればと思います。すみませんが、直接的な情報については持ち合わせておりませんのであしからず。

3:千野わかめさん
 春先に聞いた話ですが、繰立持的射礼の内容が決まり、副読本を作成して全国に普及させるそうです。普及に時間がかかるので、審査などで行われるのは大分先の話だそうです。

4:ぬふぬふさん
突然審査の当日に“繰立持的射礼”と指示される可能性は大だそうですよ。

個人的には『適当すぎる』と思う射礼ですが、お偉い先生が何年も考えて編出されたんですよね。 面倒くさがらずに何時かは覚えなくちゃだよなぁ〜

5:てるてる坊主さん
8月号弓道誌のP19には
“立射の襷捌きと繰り立ち射礼の扱いについて   現状をみるに、まだ課題が多く残されていることから、当面は審査での採用はせず、講習会でも特に時間をとっての指導はしないことを確認”

と日弓連の告知板に載っています。これをそのまま解釈をすると繰り立ちや、立射の襷捌きは当分ないのでは。中央講習会や、地区講習会でしなければ、各地連の会員まで行き渡らなくなり、このまま消滅してしまうのでは。

又近的選手権の地連の選考方法や、人数。それに遠的選手権の競技方法の検討を行っているようです。

今年5月に日弓連の上層部(会長、副会長、理事)の先生方の一新がありましたので、諸々の見直しがあるようです。

6:枕流さん
この件に関してはすでに今年の3月の次点で間違いようのない人物の口から直接「ない」との回答を得ました。

だから「ない」です。

そもそも服装にしても射礼にしても二義的なものですよ皆さん。実際明治の天覧においては射礼は省略されています。百年前は射礼そのもの滅多に人前でやるものではなかったのです。いま武道としての弓を再考しなければ弓道の将来は暗いと思います。

この一連の日弓連の考えに”賛成”!!!

我ながらうまい!?

7:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
皆様、貴重な情報有難うございました。
今日も道場の人と話をしていたのですが、結局お教え頂いた以上に新たな情報は得られず、末端の者がどうこう憶測しても仕方ない、当面今までやってきた内容で稽古していこう、という事に落ち着きました。
しかし、今まで苦労して取り組んできたことが最悪の場合水泡に帰すかもしれない、と思うと何ともやるせない気持ちです・・・。

8:ぬふぬふさん
無いなら無いと下々のものまで行き渡るようにお達しがほしいですよね。
ま、伝達講習会にでないヤツが悪いとか弓道誌を取ってないのが悪いって言われりゃそれまでですけど。

作法も更新されたら戻ったり、追加されたり削除されたり。 たまにお偉いさんの考えることがわからないときがあります。


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