斜面打ち起しについて (投稿22件)[1〜22]


1:タカさん
日置流の斜面打ち起しの射法について知りたいのですが、回りに詳しい人がおりません


斜面打ち起しの射がある動画のサイトや体配を教えてくれる方は書き込みのほうをよろしくお願いします

2:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
先ずは斜面打起しの射法と、流派弓道の射法を区別する必要があると思います。

また、一概に‘日置流’と申しても、色々な流派が在り、其の射法それぞれも異なるはずです。

3:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
明鏡止水様
貴投稿を拝見し、以前より気になっていた事についてお尋ね致します。
教本第1巻では、弓構えについて「斜面の構えの場合は、取懸けたのち、左斜で手の内を
整え弓を押し開き、そこで『弓構え』をする」とあります。しかし、竹林流の場合、この押し開くという動作をせず、そのまま左斜に打ち起こすと聞き及んでおります。そうなると、言うなれば教本にない打起こしのやり方、という事になるかと思われるのですが、日弓連中央ではこの点について、何か見解を出されているのでしょうか。射法制定委員の故・宇野要三郎先生は紀州竹林流の大家と伺っておりますので、よもやこの打起こしが否定されているとは思えないのですが・・・。私の周囲には竹林流の方がおられず、以前から気にしております。もしご存知でしたら、何とぞご教示下さい。

4:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>ゆるみ離れさま
おはようございます。
申し訳ございません、此れから仕事〜試合の遠征…なので、ご返事は返ってからとさせてくださいますか。

5:たぶんおやじさん
ゆるみ離れさまお久しぶりです。
紀州・江戸・水戸・尾州等の竹林はそもそもは同じと聞いております。
尾州竹林で見ても紀州に腕の良い先生が輩出されると尾州に招かれているようです。

さて疑問に思われている羽引きの件ですが紀州では羽分を引く=羽引きと言われるそうです。

押し開くのも打ち起こしの最中に張りで行えるので問題は無いかと思います。
これは、笑えるネタですが、人が見聞きして真似し難いものを表現に使ったと言う説がありまして満更でもないかと思います。

あと自分の流派が最高と言う人は好まれないのではないかとも思います。

いかがでしょう?

6:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
たぶんおやじ様
「自分の流派が最高と言う人は好まれないのではないかとも思います。」
・・・私としては竹林流を馬鹿にするような意図は全くございませんでしたが、ご指摘は誠にごもっともです。
己の浅慮極まりない愚行を、竹林流の修養をされている皆様方に深くお詫びいたします。

7:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>ゆるみ離れさま
大変にレスが遅くなり申し訳ございませんでした。
また、ご質問内容に的確なご返事が出来ないことに関しても、重ねてお詫び申しあげます。

僕は、高校で弓道を始めた時に日置流印西派の師範の指導を受け、大学では日弓連の師範の先生、其の後日置流印西派の道場に入門して弓を引いております。
従って、竹林派との接点は全く無いと云っても構わないと思います。

>教本にない・・・やり方
個々の流派弓道の射法や体配などは、全て其れに当て嵌まるのではないのでしょうか。
教本とは、集約され再構築された一つの‘造られた遣り方’だからではないでしょうか。

言い換えれば、教本に準じた引き方も、他の流派の引き方と同じく、弓の引き方の内の一つと考えることが出来ないでしょうか。
ただ其の中で、大多数の人が其れにより引かれている・・・と。

>日弓連中央ではこの点について、何か見解を出されているのでしょうか。
申し訳ございません、一介の弓引きで在る僕には解らない問題です。

>……が否定されているとは思えないのですが・・・。
上記の問題とリンクすると思われますが、講習会に参加して、流派の射法で引けば、必ず弓連に順ずる射法との差異を指摘されます。
ただ単に指摘で留まらずに、(強制的な)矯正を受けることも稀なことでは在りません。
(体配は勿論、流派ではなく弓連のものですよ。)

>左斜で手の内を整え弓を押し開き
なるほど、確かに「押し開き」と書いてございますね。
でも、実際に印西派のように本当に弓構えで押し開けば、今のような狭い弓構えにはならないような気がしますが・・・。

8:たぶんおやじさん
ゆるみ離れさま・・・
どうも勘違いなのか?私の表現が悪いのか?・・・

「自分の流派が最高と言う人は好まれないのではないかとも思います。」

宇野先生の記述に対する表言で

・私としては竹林流を馬鹿にするような意図は全くございません

などと言うことは全く感じておりません。

竹林とは何ぞや?との問いに答えるのみです

羽引きとは?
との問いは望むところであります。

疑問、壁これらが無ければ道には成り得ないと思います。
いかがでしょうか?

9:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
明鏡止水様
お仕事や遠征でお疲れのところ、懇切丁寧なご教示を頂き、有難うございました。心より御礼申し上げます。

10:ボンドさん
見た限りですが竹林の引き方です。
尾州竹林派の弓構えは羽引き程度で左に構え、そのまま低めに打ち起し肩はやや的正面に開きます。やってみると解るかと思いますが、この時点で左肘は曲がり右肩は上がります。曲げた弓手肘を伸ばす、馬手肘を肩から納める感じて引き分け大三は取りません。手の内は弓構えで決めてしまうのかは不明…
雪荷や道雪、大蔵派などはどうなんでしょう?

11:タカさん
書き込みが遅くなって申し訳ございません


私は高校から始めたものなので流派など詳しくは分からないのですが、教本に書いてある射法で習ってみたいと思っています。

12:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>タカさま
>斜面打ち起しの射がある動画のサイトや体配を教えてくれる方
射法は、ただの見た目や形だけでなく、力の掛け方や働きが大切なので、先ずは斜面の射法で引かれている先生を探して、直接教わる処から始めることが望ましいと思います。
流派弓道を目指すのならば尚更のことです。

先ずはご近所の弓道場や弓道会を尋ねてみては如何でしょうか。
(地域によっては、斜面がなかなか稀なこともあるようですが・・・。)

13:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
たぶんおやじ様
私はどうも国語力が低く、人様のお話をちゃんと理解できないことが多い事を常々自省しております。

「疑問、壁これらが無ければ道には成り得ない」・・・
私はこれまで特定の流派の修行をした事がなく、弓道教本1巻に書かれている事が絶対であると教えられてきました。そのため、先のスレッドにおいても、教本に無い云々という事を申しました。
しかしながら、教本2巻のP3には「本書は(中略)それぞれの好むところによって、これを体得することができれば幸い(後略)」とあります。これから考えると、そもそも私の問題提起には意味が無かった、とも思えます。
しかしそうなると・・・例えば、1巻において射の基本であると説かれている五重十文字を、3巻で否定されている先生もあります。こういった考えもやはり差し支えないものして首肯するべきなのでしょうか?
仮に初心者の方に尋ねられた場合、私はどうお答えすればいいのでしょうか?
我ながら厄体も無い考えですが、長らく心の中に巣食っています。

タカさま
貴方様のお尋ねとは関係の無い事を長々と申し述べてしまいました。深くお詫び申し上げます

14:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>ゆるみ離れさま
>仮に初心者の方に尋ねられた場合、私はどうお答えすればいいのでしょうか?
先ずは、弓道教本第一巻の基本に則った射法をご指導なさるのが宜しいのではないかと考えます。

其の先の様々なバリエーションや更に特殊な流派弓道は、其の先初心者の方が上達しながら考えたり選択すれば宜しいのではないでしょうか。

一つの例ですが、僕のようにスタートした時点から流派弓道を全て!として教わってしまうと(実際、弓連の体配も知らなかったし、審査も受けておりません)、卒業後に教本に沿った弓連の弓道との差異と云うか、余りのギャップの大きさに驚いたり戸惑ったりでした。

15:元 ◆ntlC4wAIさん
>卒業後に教本に沿った弓連の弓道との差異と云うか、余りのギャップの大きさに驚いたり戸惑ったりでした。

会はどこも似たようなもので、そこに至る道筋が違う、程度の認識でしが
そんなに違うものなんですか‥‥。

16:射楽斎Uhirp_mさん
〉明鏡止水 さま
>……が否定されているとは思えないのですが・・・。
上記の問題とリンクすると思われますが、講習会に参加して、流派の射法で引けば、必ず弓連に順ずる射法との差異を指摘されます。
ただ単に指摘で留まらずに、(強制的な)矯正を受けることも稀なことでは在りません。
(体配は勿論、流派ではなく弓連のものですよ。)

県レベルの講習会についてはその県の実情によりまったく異なるようですが、少なくともブロック単位の指導者講習会や中央講習会においては、印西であれ竹林であれどの流派の「射法」であっても不都合はありません。
ちゃんと、流派を尊重して指導されますよ。全弓連主催ですから、もちろん体配は弓道教本に従いますが…。
教本にあるとおり、さまざまな流派が一緒に行射する場合の問題点は、体配の不揃いです。
この点だけは、自流を主張するあまり、互いに齟齬をきたすことの無いように、同じ体配をしましょうという相互尊重の精神は、とても大切であると思っています。
射法に関しては、流派弓道でまったく支障はありません。
問題があるとすれば、その流派弓道の射法に対する個人的価値観の違いであり、その思いに関しては多くが自流の優越性を自覚している関係上、対立の要素になりうることはありえます。
だから、相手の思いを尊重し決して射法・体配にけちをつけず、自流を極めてゆけばいい、と思って取り組んでゆくのがいいのだと、私は思っています。

全弓連は流派弓道を認めています。
ただし、全弓連主催の大会や審査会においては、他の流派を尊重するために、共通の体配を要求している、と理解しています。

17:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>射楽斎Uさま
ご返信ありがとうございます。
はい、確かに其れは感じられますね。
過去の範士の方の講習会に於いては、弾力的なご対応だったように思えます。

体配に関しては、流派の体配をすることは当然ながら以っての外で、「合わせる」と云う体配本来の意義を失してしまうことだろうと思います。

従って、公の場での試合会場などで、高校生などに流派の体配をさせる・・・などと云うことは、指導者の大きな責任だろうと思います。

>相手の思いを尊重し決して射法・体配にけちをつけず、自流を極めてゆけばいい
はい、仰る通りだと思います。
ただ、流派を為さっておられる方の中には、どうしても自流が一番!唯一無比!のような考え方を為さる方もいらっしゃいますよね。
勿論、自流に対する自信やプライドは、必要なことには違いないでしょうが、其のことと他の引き方を否定したり貶したりすることとは別問題だろうと思うのです。


>元さま
>そんなに
それぞれの‘ひと’の捉えようだろうと思います。
ただ、この場合は状況と云うことをご一考戴きたいと思っております。

18:ゆるみ離れ ◆rBQWtf4.さん
明鏡止水様
よくよく考えてみれば、教本1巻が稽古の基礎であるのは自明の理でした。まだまだ応用編に至る身で無いのに、頭でっかちになっていた自分自身を恥じ入るばかりです。
ご教示有難うございました。

19:四寸伸さん
本題とは少しずれてしまいますが、旧帝国大学の七大学が参加する七大戦(七帝戦)というものがあります。
その弓道競技の開会式で行われる、各校主将による七人礼射というものはたいへん見ごたえがあります。

日弓連の定めた体配を行う北海道大学、東北大学、大阪大学。また、それをアレンジしたような九州大学。本多流の東京大学や尾州竹林派の名古屋大学、印西派摂津系の京都大学など、様々な流派がそれぞれの体配で同時に礼射を行います。

ですがやはり本質は似ているのか、息を合わせれば大きく乱れるようなことはありませんでした。

僕自身、様々な流派の射、体配が間近で見られるという貴重な体験をさせていただけました。
機会があればご覧になることをお勧めします。

20:ちんちくりんさん
ちょっと疑問に思ったことを質問させてください。

>ボンドさん
>引き分け大三は取りません

字義どおりの意味としてイマイチピンと来ませんがどういうことなんでしょうか?

21:ボンドさん
>ちんちくりんさん
大三"らしき"形は、そこで止まらずに通過するといった感じです。小笠原流でも同じく大三は取らないようです。
竹林でも色々あるようですね。開きながら打ち起こし大三"らしき"形から引き分け等、共通しているのは弓を押し開かずに左に弓構えを取ることでしょうか。

22:隆三さん
 はじめまして。
某県某市に武道館が新設されたのを機に、殆ど20年ぶりに、弓を再開し、弓道関係のサイトを巡っているうちに、こちらにたどり着きました。よろしくお願いいたします。
 日置流印西派の動画ということならば、こちらはいかがでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=qrc1ma-sm7s
http://www.youtube.com/watch?v=5BuP9AqMZS0&mode=related&search=


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