逆満月の狙い (投稿19件)[1〜19]


1:花白鳥さん
過去スレに投稿できないということなので前回の続きとして同じスレをたてさせてもらいました。

さっそくですが本題です。
近頃、逆満月の狙いで大会等でよい成績を出せるようになってきました。
しかしよく後ろに外すので何名かにみてもらい緩んでいることがわかりました。
そしてその原因は狙いの付け方にあるようなのです。
今まで狙いは完全に引き終えてから半月に見える的を逆満月の位置まで移動(左手を後ろにスライド)していました。しかしどうやらこの移動の際、右がついていってしまうようです。
そこで同じように狙いをつける際生じる緩みに悩んでいる方はおられませんか?また、籐の右側で狙いをつけられている方はどのように狙いまで持っていっていますか?
(もちろん他にも気づいたことがあったら教えてください。)
部内では逆満月の狙いは私しかおらず独り孤独に悩んでいます。{ちなみに左手をスライドをさせない(狙いが前にある)状態で引く限りでは緩みはみられませんでした}
長文たいへん失礼しました。

2:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>花白鳥さま
会に入った状態(狙い付けか完了した時点)では、客観的な狙いはどこに付いているのでしょうか?

>籐の右側で狙いをつけられている方はどのように狙いまで持っていっていますか?
何処で狙いを確認しようと、関係のない問題だと思うのですが・・。

3:ジャオさん
会に入った瞬間に狙い、口割り、胸弦がつく引き方を考えてやったほうが良いかと思います。

4:花白鳥さん
>明鏡止水さん
何度も狙いは確認してもらいましたが会(狙いを付け終えた状態)での矢乗りは的心でした
>ジャオさん
今日同じタイミングで「狙い・頬付・胸弦」がつくよう引き分けを変えみました。なかなか上手くいかないのでもう少し研究をしていきたいと思っています。

その他にもなにか気づいたことがあれば教えてください。

5:ジャオさん
頑張って下さい。参考にですが、大三で矢と肩線が平行か。引き分けで左手・右手の移動のしかた(直線的か、片方が早くないか)を見てみると良いと思います。

6:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>花白鳥さま
すみません、朝出勤前で簡単な書き込みしか出来ませんでした。

>今まで狙いは完全に引き終えてから半月に見える的を逆満月の位置まで移動
最終的な狙いが正しいのならば、引分けを終えた状態で正しく狙いが的に付いていないと云うことでしょう。
書き込みからの印象では‘付いていない’のではなく‘付けていない’ような印象さえ受けてしまします。
(其れは何故なのでしょうね?何か特別の理由でもございますか。))

会を詰合い〜伸合い〜やごろ・・と云う風に分けて考えた場合の(最低限の)「詰合い」は、ジャオさまが仰っておられる狙いと頬付けと胸弦が(ほぼ同時に)付くことです。

会に入って(引分けを終えて)から、弓手や拳を動かすことは、当然ですが非常に非効率な動きと考えねばなりません。
腕や拳を動かせば、先ず弓手側の弛みの基となることは云うまでも在りません。
また、今回の事例のように、弓手に連れて馬手も動いてしまうことも充分に考えられることです。

2のレスで「関係ない」と書いたのは、上記の理由から「逆満月」の狙い固有の問題ではないと云うことからです。
半月の狙いの人でも、引分けた後に腕や拳を動かして狙いを調節すれば、同様の弛みを生む事が充分に考えられます。

>引き分けを変えみました。なかなか上手くいかないので…
正しい引分けを身に付けるよう練習を重ねてください。

現在の引分け後の狙いと正しい狙いとの差は、弓に幅以上(3cm強)あると思いますから、慣れるには少々掛かるかもしれません。
・・・でも、其れはあくまで慣れですから、来り返し練習することで解決する問題だと思います。

問題は、弓手の引分け方や動かし方が変わるわけですから、其れに付随して射や引き方に影響がでることが考えられます。
それらも一挙に解決しようと考えないで、焦らずに一つずつ対処して行くことを考えましょう。
基本となる肩や腰の十文字を狂わせないことを中心に考えながら練習を重ねましょう。

7:花白鳥
さん
最近ケガが治りまた弓道をはじめたのでしが、いまだ頬付け・胸弦・狙いを同時につけることができていません。何か解決策はありませんか?
また、昔の友だちから「引き分けの終了と同時に3ヶ所をつけるのがムリなら体から離れた位置に引き分けを終えて、そこから自分の方へ真横に移動させれば?」といわれたのですがこの方法は間違った方法なのでしょうか?(変な癖がついてしまったりするのでしょうか?)

8:麩さん
正しい狙いが逆満月ってことは
引分け、会の構成を考える以前に
胴造り、弓構えの不正(猫背)の可能性が非常に高いので
そちらの確認を人に見てもらってはどうでしょうか。

9:防人さん
弓道歴約三年です、私も逆満月でした、中りも悪くなかったのですが先生に指摘され、苦労して逆新月まで直しました、直した狙いは的の約一個分右にしたのですから相当大きな修正でした。逆新月は所属道場で私以外いない様で不安です。修正は弓手でした、それが良い方に作用し現在結構力強い射になっている様です。

10:弓遊び ◆.t4dJfuUさん
逆満月の的付け…
理論上ではありえるでしょうが…

人間は、三次元の物体です。
逆満月の的付けになるということは、弓(または弦)が地面(床)と垂直に立っているとして、矢の真上に狙うべき的と右眼球の黒目があるということになりますね。
物見の浅深や頭持ちの位置も或る程度関係するでしょうが…

実際には、頭を弓と弦の間に挟まないと有り得ない現象です。

単なる後ろ狙いの矢乗りでしょう。

11:防人さん
逆新月は誤です間違えでした、逆半月が正です。すみませんでした。

12:麩さん
>逆満月の的付け…
>理論上ではありえるでしょうが…

いや、無いでしょうw
>矢の真上に狙うべき的と右眼球の黒目があるということになりますね。
と云う事は、猫背+覗き込みによる姿勢の不正か、
若しくは、映画「E.T」のような目が頬のラインから飛び出た輪郭ということになるw

ま、後者は無い(と信じたい)ので、猫背+覗き込みを直せば、
自然、弛みも消えると思う。

13:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>逆満月の的付け…

>実際には……有り得ない現象です。

>いや、無いでしょうw

要するに、スレ主さまが其のことに気付くこと、一連の書き込みを信じること……から話しは始まる気が致しますが。

14:ワンサーさん
逆満月で良い成績をあげられたようですが。直すのならまず自分の利き目を再度確認し、物見、胴造りをきっちり見直すべきです。

15:防人さん
道場内の3−5段前後のよく中る人を選び後ろから何人か観察してみましたら、的付けが多少後ろになっている人もいましたので、次回折りを見て本人に逆半月(満月)の可能性につき聞きたいと思っています。
的付けが後ろであるという事は基本的に正しくは無いので聞いても参考にはなりませんが、逆半月(満月)につき、一考する事は必要とおもえてなりませんし、あり得ない話として捨て去る事も出来ません。
尚、私は猫背でも、覗き込みによる姿勢の不正でもないと信じています。

16:天龍さん
上級者の的付けを後ろからのぞくことは、最も非礼なこととされています。
ましてや、本人に付けの狂いを指摘して、それについての見解を求めるとは、恐ろしい話です。

17:防人さん
天竜さんアドバイス有難うございます。
「本人に付けの狂(くるい)を指摘して」とは申していません、逆半月の話、つまりは狙(ねらい)いについて話をしてみたいと思っています。狂(くるい)を指摘とは話の飛躍で大げさです。覗くのは確かに非礼です、分かっております、しかし”最も”非礼という事ではありません。又”恐ろしい”も言葉の飛躍と思います。短文で最上級の言葉を多様せず、肩肘張らずにトークする事が現代弓道の進歩に必要かと思いますが。

18:天龍さん
防人さんに一言だけ返信を。
あなたはもう二度と、頼まれたとき以外は上級者の的付けを覗くことはないと思います。それで結構です。
それから、実力者でも狙いが後ろに付いている人がいるので、それについて話をしてみるとのこと。これはやめた方がいいです。と、申しただけです。
第一あなたは、先輩であるその方に指導を仰ぐことはあっても、射術論を交わす立場ではないでしょう。
その逆半月という狙いも、言葉の響きは美しいが、単に後ろを狙ってゆるんで中るだけだと、諸氏が説いているのです。

19:防人さん
天龍さんご返事有難うございます、私も最後に一言。日本柔道がヘーシンクに負けた当時、日本柔道は頑迷な精神論でした、その後科学的な考察で伸びましたが..。戦国武士が現代弓道を見たらこう言うかもしれません「全く実戦に役立たず」だと。実戦から遠く、科学的でなく、逆半月についての科学的考察・理論が無いか公開されていない現状。
有るのは「先輩と射術論を交わす立場ではない」等の硬直した思考の残滓、旧陸軍の例を出すまでもなく、思考の硬直化、ガチガチの上下関係には進歩なく敗戦衰退の道、それで良しとするならばもう議論は不要でしょう。私はもっと上下の激論が弓道進歩の道と信じます、礼は重んじますが、礼に潰されはしまいと念じます。ありがとうございました。


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