関節の名称 (投稿7件)[1〜7]


1:和佐さん
指の第一関節というと、手の甲の方でしょうか?それとも指先の方でしょうか?

2:紫弓さん
そういえば弓では一般的に言われるのと逆で指先から第一、第二、第三間接と言うようですね。
一般的には甲側から数えますが基間接、第一第二という場合と基間接がなく第一、第二、第三間接と呼ぶ場合があるようですね。
この点は良く誤解しやすいので、注意したいものですよね。私が説明する時は、「指先から数えて」とか加えて話してます。

3:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
指先に近い方から、第一・・第二・・・と呼ぶようですよ。

4:和佐さん
紫弓さん、明鏡止水さん。ありがとうございます。今回、関節名称が気になった理由は、吉田能安の手の内に関して、第一関節を伸ばすという表記があり、甲を的に向けて行くのか、それとも指先側の関節を的に向けて行くのか。どちらだろう?と考えたのです。きっと後者と私は思っています。

5:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
こんばんは、和佐さま。

>第一関節を伸ばすという表記
あくまで私見ですが、「伸ばす」ということと「的に向けて行く」こととは、
同義ではないようにな気が致します。

6:射楽斎U ◆5aoi8gEMさん
>4:和佐さん  違うような・・・?
吉田能安先生は、指の付け根側から第一、第二、第三とよんでいます。

「射道の人」から転記すると
「・・・伸ばした親指と第二、第三関節をコの字形に曲げた中指、無名指、小指とでマッチ箱ほどの長四角い空間を作り、・・・このとき大切なことは左手指の第一関節を終始伸ばすようにして手の内の四角い空間が崩れないように・・・。なお、この手の内では、人差し指を軽くまげて爪先を親指の爪のあたりに置き、少し持ち上げるのが特徴である。・・・また、曲げてるだけに離れの瞬間に弓を速く握ることもできるというわけである。人差し指を伸ばしたままでは、(離れの瞬間)しっかり握れない(し、回転軸も傾きやすく鋭い弓返りもしない)。」( )は私が加筆。
ですから、深く握りこみすぎず、手の内が「枠」になり、拇指根が十分に働き、鋭い弓返りが出るのです。

これが、阿波先生の「投弓術(離れとともに弓が飛び出す・・・本多利実先生も時に激しく弓が返り、背中に飛んだと聴いています)」と揶揄された手の内を改善したもので、現在の正面打ち起こし口割り系の射法で多く採用され、比較的強い弓に真横の圧力を加えて澄ましの中で離れを生み出す射法の、一番有効な手の内と私も考えています。

7:和佐さん
射楽斎Uさん

解説ありがとうございます。まさに今日、先生から同書手の内のコピーを頂きました。射楽斎Uさんの仰る通りの文面でした。日本語は難しい…。ありがとうございました。


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