「残身似開花」の花は、何の花? (投稿8件)[1〜8]


1:sainomiさん
『射行如流水 残身似開花』
の「花」
どんな「花」をイメージしていますか?

2:sainomiさん
年期の入った方の射を拝見していると,「梅」が頭に浮かびます。
苦労すればするほど,寒ければ寒いほど芳香を放つ。
厳冬の凛とした空気に中に咲く,白梅と重ねてしまいます。

また,若い人の無邪気な射などは,天真爛漫な「桃」の花かなあなんて
思ったりもします。

ちなみに自分の現状は…「竹の花」
(滅多に花が咲かない。。。)

3:アチャチャさん
sainomiさんへ

私は考えた事もありませんでしたが、清透で風雅なイメージですね。

私の射は、諸国を放浪する野武士のようなもので、今のところ花には喩えられそうもありません。

いつの日にか、白梅もいいですね。

4:sudachiさん
 記憶間違いかもしれませんが、「蓮」ではないでしょうか。
 確か、「ポン」と弾ける(?)様に開くと言うことでこの花に喩えていたように記憶しています。
 ある方は「離れ」の時の「カケ(勝手の手の内)の動き方?」の形容に使っていたような記憶もあります。

5:sainomiさん
>アチャチャさん
>sudachiさん

レスありがとうございます。
なんていうか,他人の射を見てるとついつい物語を思い浮かべてしまうものですから。
たわいもない動機でスレ立てしてしまいました。

6:江之江之さん
自負は今まで技術を身体に染み込ませていったり、射に関する用語の意味しか調べた事が無いのでそういった熟語(?)の意味が曖昧なのでできればでいいのでお教え願えませんか?
よろしくお願いします。

7:sainomiさん
>江之江之さん

宇野要三郎範士が,説かれていた言葉のようです。
弓道教本第二巻の55ページに載ってます。ちょっと抜き出してみますね。

「射の自然美」
 射にまた自然が現れ,自然の美がある。残身の美は,射行の結果として自然に現れるもので,射の道程が不純であれば残身は美となっては現れない。花の美は営々たる内面の働きによって,その自然の結果として自動的に表現されたものである。射行またかくの如くあるべきで,私は,
 「射行は流水の如く,残身は開花に似たり」
を理想として精進しているわけである。

他にも,
 「弓道の基本体型(付)吉見順正『射方訓私解』」
というものにも,宇野範士の講話が掲載されています。
こちらは市販されていないので,この先弓道を続けて行く中で,ご縁があれば目にすることができるでしょう。

sudachiさんがレスされていますが,正しい意味は私は判りません。
どなたが創作されたかも知りません。
個人的には,各々が想い描く花(残身)は,形も色もたくさんの種類があったほうが,射場にいろんな花が咲き乱れて面白いだろうなあと思ってます。

8:江之江之さん
sainomiさん→返事遅くなってしまいすみません。
色々な本に多くの熟語、その意味が載っているのですね。
自分はこの先(高校卒業後)も弓道を続けるつもりなので色々な教本を積極的に読み、色々な知識を頭に入れてsainomiさんが自分に色々ご教授してくださったように後輩や仲間にも多くの事を教えれる人になれるよう目指します。
この度は本当にありがとうございました。


ホーム > 弓道座談会 > 2009/06まで 雑談・その他 > 「残身似開花」の花は、何の花? (投稿8件)[1〜8]

(c)デビール田中 : 問い合わせ